星々に込められた人々の想い

愛なんだ

プロローグ

 君達は星に想いを込めたことはある?


 それは祈りでも夢でもなんでもさ。


 流れ星に願いを込めると叶うなど子供の頃はよく聞いて、信じていたものだ。


 いや、違うな。


 信じていたものは真実へと変わったんだっけな。


 星は一度でも込められた想いって言うやつは必ず覚えているらしい。


 それは、叶う、叶わない、関係なく。


 ただ強く信じていれば想いは形に変わるんだ。


 私も最初は冗談半分にしか思ってなかったよ。


 でも事実だったんだ。


 星々は私たちを空から眺めている。


 そして、吟味しているんだ。


 あいつはいいな。こいつはダメだって。


 ここまでで君は信じてくれるかな?


 きっと無理だよな。


 すまない、ババアの変な独り言だとでも思ってくれたらいい。


 でも、想いを強く持つことは悪いことじゃない。


 ただそれだけは信じて前に進んで欲しいんだ。


 これが私の最後のお願いだよ。


 ありがとう。


 いってらっしゃい。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る