ただ、思っただけ 2025年ver.

@pianono

第1話 『秒速5センチメートル』のアニメようやくみた

※アニメのネタバレありかも

 去年のことになりますが、新海誠監督のアニメ映画『秒速5センチメートル』の実写化が決まり、主人公、遠野貴樹役にSixTONES松村北斗という情報が解禁されました。

 私、『君の名は。」以降の新海作品は全て見ているのですが、それ以前の作品はお恥ずかしながら未視聴でして……。この暇な時間を期に少なくとも『秒速5センチメートル』だけでも見なければと先日視聴しました。

 見終えてまず思ったのは、最近の作品とは大まかなストーリーが違うなということ。『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』は大切な人に会いに行くというストーリーですっきりとしたハッピーエンド。それに対し、『秒速5センチメートル』は大切な人に会いに行くというのは同じですが、その後二人は互いへの思いを断ち切り前へと進んでいくちょっぴり切ない終わりとなっています。会えず、離れていてもずっと強く相手のことを想っていられるのは若いからであって、大人になって世界が広がると徐々にその思いも薄れていく。けれど美しいままでいたくて、それに抗って必死で思いをつなごうとした末に手放す決意をする。このほろ苦さは最近の作品にはあまりない要素なのかと、『秒速5センチメートル』は現実世界に非常に近い立ち位置なのかと思いました。

 こういった違いはありながらも、やっぱり新海作品は絵が本当に美しい……!!私新海作品の何が好きって、めちゃくちゃ精巧な絵なんですよ。そこに一目ぼれして「私、新海監督の作品好き」と言ってしまっています。そのためどこが好きなのか尋ねられて絵が好きと答えるとちょっと微妙な顔をされます……。

 今回のはやっぱり踏切の場面がうっとりするほど綺麗でした。

 今ウィキペディアで確認したところ、小説と映画では違う点があるみたいなのでいち早く小説を手に入れて読破したいです。以上、私のうっすい感想文でした。

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