第10話
一方、近くにある市民病院は約700床規模であるが、たまたま、年末の懇親会で市民病院のMSWの方と同じテーブルになったので尋ねてみると、MSW7人+退院調整看護師7人で業務をこなしているとのこと。
大学病院の3分の1の約50床/人の担当で済んでいるらしい。
さらに12月は院外の地域の連絡会や懇親会が集中する。
18時から連絡会に行く予定になっている日に、
「今日は特に飛び込みの業務が多くて無理です、連絡会に行けそうにありません…」
と上司達に訴えても、
「他に(正規MSWが)いないんだから何とか終わらせなさい!」
と仕事が終わらなくても、無理矢理終わらせるようせかされ、時間・精神的に追い詰められることが少なくなかった。
年明けにはもう1人の正規MSWが入職して予定であるし、半田さんも1月下旬には復職されるので、人員が増え、少しはマシになるのだろうか?
こうして私の激動の平成27年は終わった。
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