第13話 町田にて 1

 午後六時、町田市内にて。大樹は集合住宅が立ち並んでいる地区の中に位置する工場の前で車を停めていた。彼は体を預けるように車体に背をもたれ、ポケットに手を入れながら目の前にそびえ立つ工場を見上げていた。その工場の中で、アタリは自身の任務に取りかかっていた。


 先ほどまでアタリと大樹はとある男女グループを追っていた。彼らは自身の能力を互いに使って新種のドラッグを作り出し、ホームレスに対して人体実験を行った上、ドラッグを流出させて金儲けをしていたという犯行歴があり、薬物の流出をとしない柚組から目をつけられていた。


 アタリからの襲撃に気づくなり、彼らは命からがらに逃げ出して車に乗り込み、それからアタリ、大樹に追跡されるはめとなった。追跡中、アタリは窓から身を乗り出して三人の乗っている車に発砲した。たった一回の発砲で車は制御が利かなくなり、勢い余って工場に衝突した。それから三人は工場内に駆け込み、気配を殺しながらアタリと大樹を迎え撃つ準備をした。


 最初、大樹はアタリとともに工場内に突入することを考えていた。三人の能力はそれほど致命的なものではなく、不意打ちを受けない限りは彼でも戦えたため、彼はアタリに同伴どうはんすることを伝えた。しかし、アタリは大樹の同伴が必要ないと答え、そのまま銃を手にして単独で工場内に乗り込んだ。工場内に電気は灯っておらず、その上その日は曇っていたため、工場内は完全に闇に覆われていた。三人がどこに隠れているのかアタリには見当もつかなかったが、彼は気配を消すことなくわざと自身の居場所を知らせて工場内を歩いていった。


 その後の彼の行動は外にいる大樹にはわからなかった。ただ一つわかっていたことは、今のアタリは好き勝手暴れているということだけだった。


 工場の壁は分厚く作られているものの、中からしきりに人々が行き交う音や悲鳴、そして何かを殴打する音が聞こえてきた。そして銃声が連続的に鳴り、暗い工場の中が一瞬だけ明るく点滅した。


 大樹はただ呆然ぼうぜんと中から聞こえてくる音に耳を傾けていた。肉が潰れる音や男女の叫び声が聞こえてこようとも大樹は表情を変えなかったが、彼は恐怖心を抱いていた。それも中で繰り広げられている地獄絵図に対してではなく、むしろアタリ本人に対してであった。


 大樹には彼の言動が理解できなかった。そもそも彼がこうして積極的に人を殺害しているのは報酬のためだけであった。七星から勧誘を受けたあの日、彼は汚れ仕事であるということを知っていたにもかかわらず、仕事の報酬額を知らされただけで迷わず承諾しょうだくした。報酬だけに目を奪われて殺人を引き受けた人間は柚組内にも一定数存在するが、そのほとんどが引き受けたことを後悔し、それ以降同じ仕事を避けるようになっていた。


 しかし、アタリだけは違った。彼は初回の任務で赤川龍王という男性の頭を叩き割ったにもかかわらず、一切の嫌悪感けんおかんを示す様子もなかった。それどころか仕事に達成感を抱いているようで、これが自分の天職かもしれないと自称までしていた。常人では耐えきれないような精神的負荷を受けているにもかかわらず、自ら進んで人殺しをしていくアタリの姿が、大樹は怖かった。大樹には彼が、まるで生まれてくる世界を間違えた、存在してはいけない生物のように感じられた。


 それと同時に、だからこそこの仕事に向いているのだと納得もしていた。報酬のためならそれが誰であろうと殺せる、という非人道的な思想を持っているからこそ、いざ悪魔のような存在と対峙たいじしたときに迷わず対抗できることだろう。そんな彼の性格が、大樹はどこか頼もしくもあった。


 再び肉が潰れる音がし、目の前にあった窓に血がこびりついたのを見て、大樹は思わず我に返った。それから再度銃声が響き、工場内は静寂に包まれた。


 大樹が工場の入り口に向かうと、中からタバコをくわえたアタリが現れた。右手には鉄パイプが握られており、アタリはそれを投げ捨てると同時に紫煙を吐き出した。


「終わったのか?」大樹が訊いた。


「じゃなかったら何なんだ。俺が仕事放り出してタバコ休憩してるように見えるか?」


 彼のその言葉が気に入らず大樹は眉間にしわを寄せた。しかし、その憎まれ口が先ほどまで抱いていた恐怖を緩和させてくれたため、大樹はある種の安堵あんどのようなものを感じた。


「腹減ったな」アタリは言った。「先輩、今からどっか食いに行かねぇ?」


「ああ、いいぞ。ここからだったら町田駅が近いな。……なぁアタリ。お前今日疲れただろ? お前だけに働いてもらって悪いからさ、今夜くらいは俺のおごりにしてやるよ」


「マジ? 何かいいことでもあったの?」


「いや、ただそういう気分になっただけだ。深い理由なんてねぇよ」


「何だそれ。まぁいいや、だったらさっさと行くか」


「待て。せっかくの新車をタバコで汚されてたまるか。まず先にそれを終わらせろ」


「へいへい」言って、アタリはその場にタバコを落とし灰の中に入れていた最後の煙を吐き出した。「……何か、この先雨が降りそうだな」


「降るらしいぞ。予報では七時ぐらいから五ミリの降水量だってよ」


「いや、そうじゃなくてさ。こんなどんよりした天気だと、この先何かが起こるんじゃないかって気がするんだ」


「縁起でもないこと言うなよ。俺は言霊ことだまだとかそういう精神的なことを信じてるから、余計にそういうやつに反応すんだよ」


「いや、俺が勝手にそう思っただけだからあんま気にしなくていいんだけどさ」


 それからアタリは大樹とともに車のほうへと歩き出した。


「……にしても、本当に嫌な天気だな」アタリは呟いた。


───


 午後六時十二分、アタリと大樹は町田駅付近のとある居酒屋に入店した。アタリはまし顔で店に入ったが、大樹は陰鬱いんうつな表情を浮かべていた。


 先ほどアタリが放った言葉を、大樹は未だに忘れられずにいた。彼自身、アタリと同様不吉な何かを感じ取っていた。具体的にそれが何であるかを説明できなかったのだが、そう遠くない未来に何か波乱が起こるという予感がしてならなかったのだ。そんな彼とは対照的に、アタリは軽い足取りで席に着いた。


「とりあえず、レモンハイ一つ」アタリが店員に言った。


「かしこまりました。運転のほうは大丈夫でしょうか?」


「ああ、大丈夫。俺の先輩が帰りに運転してくれるんで」


「おい」大樹は小声でアタリに言った。「お前まだ十九だろ。何堂々と酒頼んでんだよ」


「大丈夫、大丈夫。海外では十八から飲酒と喫煙が許されてるからさ。だから俺も実質飲めるようなもんだよ」


「まためちゃくちゃなこと言いやがって」大樹は軽く笑ったが、依然として暗い表情を浮かべていた。


「先輩さぁ、いい加減浮かない顔すんのやめろよ」


「誰がこんな気分にさせたと思ってるんだよ」


「だからっていつまでも引きずってんじゃねぇよ。そういう男は女から嫌われるぞ」


「逆にお前はどうしてそんなにけろっとしていられるんだ? 言い出しっぺはお前だっていうのによ」


「そりゃお酒飲めるんだし。飲めるってなればそんなどうでもいいことぐらいすぐ忘れるって。てか、いい加減こんな話はやめてもっと明るい話をしようぜ。なんか話題ねぇの?」


 大樹は目線をテーブルの上に落とした。その間に店員がレモンハイのグラスを運び、アタリは早速それに口をつけた。


「……じゃあ、訊かせてくれ」大樹はアタリを見て口を開いた。「いつからそうなったんだ?」


「何が?」


「未成年飲酒と未成年喫煙だ。聞いた限りだと長い間やってたみたいだが、いつ頃から手を出し始めたんだ?」


「ああ、あれは確か十七の時だったから……高二の頃かな。その時は流石に毎日はやってねぇよ。周りの目もあったし、俺も少しは真面目だったからな。だからたまにたしなむ程度だよ」


「友人の影響か?」


「違ぇよ。俺が勝手に興味持ってやってみたんだ。俺友達いなかったからさ」


「珍しいな。お前みたいな不良ってのは、だいたい友人同士でそういうのに手を出すんだがな」


「先輩はそうだったのか?」


「いや。でも俺の同級生はそうだった。休み時間にそういう話をしていたのを思い出したんでな。俺はちゃんと成人してからだよ」


「偉いな。ヤクザの器に似合わねぇ」


「お前なぁ、ヤクザだからって俺たちの素行が必ずしも悪いわけじゃないんだぞ。煉瓦だってそうだっただろうが──いや、あいつは大人しすぎるがな」


「そういや、何であいつみたいなやつがヤクザになってるわけ? 俺みたいに勧誘されたから?」


「いや、あいつらは自ら柚組に入ったんだ。これは七星さんから聞いた話なんだが、あの二人は地方の出身だったらしくてな、生まれてから他の人間には無い特殊な能力を持っていたもんだから気味悪がられて、両親含めて差別を受けていたらしいんだよ。執拗しつような嫌がらせが毎日続いた挙句あげく母親が気を病んで自殺して、父親も後を追ったらしくてさ。それをきっかけに二人は上京することに決めたらしい。それでしばらく土方として働いて、ある日超能力者を狩っている組織、つまり柚組の存在を知って、自分たちが力になれるかもしれないと思い立って加入したんだそうだ。確かに煉瓦は大人しいが、与えられた仕事はしっかりやってるから柚さんは気にしていないし、それにやるときはやるから俺も認めてんだよ」


「よく闇堕ちしなかったな。アニメや漫画だと、そういうやつはだいたい自分を迫害した非能力者を皆殺しにするだろ」


「前職でいい仲間に恵まれたんだろうな。二人の能力に薄々気づいていたやつもいたらしいが、迫害されるどころか重宝されてきたらしい。二人の能力と仕事内容の相性が良かったからな。だから二人も、非能力者が全員同じというわけではないことを理解したんだろう」


「ふーん」アタリはそっけなく返答し、それから再びグラスを口に近づけた。彼はほんの少量だけを口に含むとすぐさまグラスを下ろし、そして呟いた。「……やっぱり、生まれつきだよな」


「何て?」


「いや、今の話を聞いて少し考えたことがあってさ。七星先輩と煉瓦、そして俺もそうなんだけどさ、能力者って生まれつき力を持ってるわけじゃん。でも俺たちですら自分の能力を百パー理解してるわけじゃねぇんだよ。あの二人は知らねぇけど、少なくとも俺はそうだった。俺なんて四歳の時にこの能力に気づいたわけで、それ以前は自分が時を戻せるなんてことすら知らなかったんだよ」


「何だよそれ。じゃあ逆にどうやって能力に気づけたんだ?」


「あんま覚えてねぇけど……確か根拠のない自信があったんだよ。自分は時を戻したいと願えば本当に時を戻せるってな。そんで試してみたら、その通りになったんだ。天啓てんけいっていうのかな。それでこの力に制限はあるのか、代償はあるのかっていう実験をしたこともあるけど、やっぱり全てを理解したわけじゃねぇんだ。たぶん、あの二人だって同じなはずだ」


「まぁ、だろうな。家電みたいに説明書みたいなものがついてるわけじゃないだろうし」


「だろ? けど俺、最近どうも引っかかることがあんだよ。横浜での女殺しの能力者、覚えてるか? あいつ、死ぬ前に自分の能力を解説してたんだ。自分の能力は呪いで、自分が死んでも能力は継続するってな。実際に死んだこともないはずなのに、どうやって理解したんだろうなって」


「ただのハッタリじゃねぇのか。自分が死ぬのが悔しくて嘘吐いたんだろ」


「先輩はその場にいなかったから知らねぇはずだけど、本当にあいつの言う通りになったんだ。俺はこの目であの男の体が崩壊したのを見た。けどあいつが人質に取っていた女への攻撃は続いていたんだ」


「それもお前が言った根拠のない自信からだったんじゃないのか?」


「だからといって死後のことなんてわかるわけねぇよ。あれはまるで、自分の能力について解説してくれた誰かがいるみたいじゃねぇか」


 大樹は思わず息を呑んだ。


 数日前、煉瓦が意味深な言葉を投げかけてきたのを彼は思い出した。その日は七星班に所属している班員を交えた会議を開いていた。任務上の報告や調査の進捗しんちょく、そして能力者によるものと思われる事件と今後の活動についてのやり取りをした後、突然煉瓦が言った。


 ──最近、やけに能力者の数が増えてきてませんか?


 柚組の歴史は長いものだが、能力者狩りの班自体は戦後しばらくしてから結成された。戦後の不安定な状況の中で強姦、強盗、人身売買、麻薬密売等の犯罪に走る能力者の数が増加し、それによって非能力者が被害に遭うことを危惧きぐした当時の柚組が班を設立し、以降その班はリーダー格を変えながら存続している。しかし当時ですら殺害リストに載せられている能力者の数は少なく、犯罪に手を染めた能力者の数も今日ほど多く確認されていなかった。だからこそ、能力者の数が増加しているという煉瓦の言葉が余計に違和感を抱かせた。


 昔と比べて出生率が上がってるからだろ、大樹はそう言った。医療技術が整っている今、出生率は確かにかつてと比べて上昇してきている。生まれてくる人間の数が増加すれば、相対的に力を持った人間の数も増加することだろう。しかし、それにしては増加の傾向が不自然過ぎた。確認できる能力者の数は統計的に見てここ数年で急増している。偶然能力者の生まれてくる数がこの世代だけ多かったというのであればそうなのかもしれないが、その能力者のほとんどが能力を悪用するとは考えられない。煉瓦もそれを疑問に抱いてそう発言したのだろう。


 増え方がおかしいんですよ、と煉瓦は言った。事例の無い犯罪も少しずつ増えてきてます。これではまるで、誰かが人々に能力を与えて好き勝手やらせてるみたいですよ。


 その煉瓦の言葉を、大樹はアタリとの会話で思い出した。もし仮に煉瓦の言っていたことが正しいとしたら? 大樹は思った。もし仮に人々に能力を与えて好き勝手やらせている存在がいるとしたら? そうなればアタリの発言にも説明がつく。力を人に与えた存在がいるとするならば、人にその能力についての説明をするのはそいつということになるし、何より死後能力がどう作用するかなどというのは与えた本人が良く理解しているだろう。


 まさか、そんなことがあるはずがない、大樹は平静を装って自分にそう言い聞かせたが、内心では本当にそうかもしれないと懐疑的かいぎてきになり落ち着きを取り戻せなかった。


───


 それからしばらくして、アタリと大樹は居酒屋を後にした。結局アタリはほんの少ししか酒を頼まず、二人は食事を軽く取るだけで済ませた。


 どういうわけか、アタリは酒を飲む気になれなかった。奢りとなれば遠慮なく飲み続けるのが彼であったのだが、このときだけはどうも飲む気分になれなかった。二人は隣同士で歩きながら駐車場へと歩いていき、そして不意に大樹が言った。


「そういやお前、今日あんまり飲まなかったな」


「なんか気分じゃなかったんだよ。あれでもう十分だ」


「何だ? 俺に遠慮してくれたとか、そういう感じか?」


「違ぇって。上手く言えねぇけど、なんとなくそういうノリじゃなかったんだよ」


 いや、ひょっとしたら遠慮してるのかもしれねぇな、アタリはそう思った。


 アタリと大樹が共にしている時間はたった数週間程度であるが、それでも彼らは任務のほとんどを二人だけで解決してきた。互いに助け合い、ときには互いに悪態をつき合う中で、二人の絆は確かに強くなっていた。アタリは大樹を先輩と呼んでいるが、二人の関係はどちらかといえば友人のようなものに近かった。そして、一度友情を抱いた相手に対してなりふり構わず振舞ふるまうことは失礼であるということを、彼は無意識のうちに理解していたのだ。


「今日はもう寝るわ」アタリが言った。「さっさと家に送ってくんね?」


「わかった。けどここから駐車場は離れてるから、お前にも歩いてもらうぞ」


「しゃあねぇな」


 その日の町田駅は混んでいた。小田急線と横浜線の二つの路線が通っているがゆえ人の流れも相対的に多くなり、駅をかいして自宅に帰る者や外出する者、そして駅周辺で遊ぶこと自体が目的の者が入り交じり、路上は人であふれ返っていた。


「しかし、なんだってこんなに人が多いんだ」人混みをかき分けながら大樹は不満げに言った。


「そりゃ、ここは飯屋とかが多いからな。でも駅から少し歩けばほぼゴーストタウンよ」


「やけに詳しいな。ここに何回も来たことがあるのか?」


「この近くに俺の母校があるんだよ。だから慣れてんの」


「そうなのか。だがやけに多くないか? 何か殺到しているような感じだし、周りのやつらの足取りもせわしないぞ。何かイベントでもあるんじゃねぇのか?」


「こんなところにイベントなんかねぇよ。たまに路上ライブやってるバンドもいるけど、たかだか無名のバンドの演奏に耳貸すほどみんな暇じゃねぇよ」


 そう言ってアタリは周囲を見回した。言われてみれば、確かに人々がせわしなく行き交っている。不安げな顔を浮かべて早歩きでその場を離れようとする会社員、興味津々な様子で仲間とどこかへ向かっている学生、状況が理解できず人の流れに従う老人など、様々な人間が町田の路上を埋め尽くしていた。


 どうも何かおかしい、アタリは思った。この異質な雰囲気を大樹も肌で感じたらしく、彼は怪訝けげんな顔をして周囲を見渡していた。


「何かあったのかもな」彼はとうとう呟いた。


「面白いものでも見れそうだな。ちょっと行ってみようぜ」


「やだよ。こんな人多いのに何で面倒なことしなきゃいけねぇんだよ」大樹はそう言っていたが、彼は内心まんざらでもない様子だった。


「いいじゃん、減るもんじゃねぇんだしさ。俺先行くからな」


 アタリは雑踏ざっとうの中をずかずかと入り込み、大樹もそれに続いた。途中、人々の間で頻繁ひんぱんに「事件」だの「死んでる」だの物騒な単語が飛び交っているのを耳にし、アタリは好奇心をくすぐられてその足を速めた。しばらく進んだ後、遠くのほうで赤い光が点滅しているのが見えた。よく目を凝らしてみると、その光はパトカーから発せられているものであることがわかった。確定じゃねぇか、アタリは思った。


 それから彼は思わず笑みをこぼし、そのまま群衆の最前列に出た。そして彼はある光景を目撃し、とっさにその笑みを失った。


 そこにはヘルメットを装着している警察官が数名いた。彼らは周りをテープで囲いながら路上で現場検証らしきものを行っており、彼らの足下には柚組の組員二名が血を流して倒れていた。

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