6 白骨の騎士 あとがき

さて、この週は、仕事に復帰して、一週間を難なく終えるはずだったのだが、

木曜の夜に再び目まいがあり、翌日の金曜日は仕事を休み、耳鼻科」で追加の薬をもらう。


この目まいは、再発を繰り返すらしい。

厄介この上無い。


でも、これはまだ序章に過ぎなかったのだと、この時は気づかなかったわけで・・・


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第6週目お題 「骨」

【白骨の騎士】


まんまの題名。

幽霊話だとすぐに分かる。

で、その通りの幽霊話。


アシュリーが国王の血筋である事を、ネイトが知る、という回でもある。


また、ネイトの魔法が破られるという回でもある。


当初は、アシュリーは、国軍のトップである提督の娘で、ゆえに戦死者の幽霊を見過ごす訳には行かなかった・・・という流れにしようと思ったのだけど、

冒頭で、「ニコラス王は〜」の掛け合い?を出してしまって、予定が狂う。


それで調子に乗って、アシュリー王女のくだりとなったのだが、

ニコラス王は亡命して、アシュリー王女に戻ったので、ニコラス王は隣国で崩御したことになっているんだな。


で、アシュリー王女の息子、つまりアシュリーのひいおじいちゃんは、ニコラス王の忘れ形見として、国に帰って、オルセン家を興した訳なんだ。


この辺り、全部説明しようかとも思ったけれど、本筋にはあまり関係無いし、文字数無いしで、フワッとさせて終了した。


もし、ここのところでモヤッとされた読者の方が居られたのなら、

大変申しわけありません。

そして、そこまで読み込んで下さって、ありがとうございます。


この、幽霊騎士が、アシュリー王女の恋人だった? という流れは、全く予定に無かった展開。


でも、そうしておいて良かったと、次の週に思う。


矢芝、漫画を書いていた頃は、

「コンテの神様」と呼んでいた現象。

何かが降りてくる。

そんなこと、ありますよね?

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