編集済
2025年11月20日放送 題・リピート買いへの応援コメント
今日も一句のみです。
村重杏奈さんの句ですが、
原句 秋刀魚よりバズの豆腐をまた注文
言いたいことは、
1. TikTokに流れてきた豆腐屋の息子の男の子の豆腐
2. もちろん旬な食べ物たくさんあるんですけど
3. それを全部置いといて、やっぱりまたこの豆腐を食べたいと思って注文してしまう
とのこと。
ダウ90000の蓮見翔さんの言うように、「秋刀魚じゃなくてももうなんでもいいし。季語なんでもいいじゃない。「より」だから。引っ張り出されて、お前より好きなものがあると言われているだけ。可哀想な使い方をされちゃってる」という句。
この句で必要なのは「豆腐」を「また注文」するという「リピート買い」と「その対象」の情報です。季語が「秋刀魚」である必要がないですね。
「豆腐」をなぜ「また注文」するのか。「バズっているTikTok動画に出てくる豆腐屋の息子の豆腐」だから。
この場合「バズった豆腐」「バズる豆腐」と書かずとも「動画の豆腐」でも通じるような気がします。
ここまでを集約すると、
原句の土台A 〇〇〇〇〇 どうがのとうふ またちゅうもん
「バズ」が村重杏奈さんらしさを出していると解釈すると、
原句の土台B 〇〇〇〇〇 バズのとうふを またちゅうもん
となり、上五の季語以外は意外とまともかもしれません。
であれば、「秋刀魚より」がなんでもいいやんになっているのがもったいない。
季語でなんとかできないかを考えに考えてひねり出した季語がこれでした。
原句1A 秋渇き動画の豆腐また注文
原句1B 秋渇きバズの豆腐をまた注文
「夏の暑さで減退していた食欲が秋になって回復して食欲が旺盛になる」「食欲の秋で、食べても食べてもまだ食べたい」という季語を「豆腐」に効かせてみました。
かなり悩みましたが、「秋渇き」がいちばん見合った季語ではないかと。
今回も滝口アルファ様の添削が道しるべになりました。
本日も勉強させていただきました (^_^)
作者からの返信
原句1A 秋渇き動画の豆腐また注文
原句1B 秋渇きバズの豆腐をまた注文
どちらも同じくらい良いですね。才能アリでしょう。
季語で私も悩みました。
「秋渇き」という季語があるんですね。
初めて知りました。
村重さんの句に合っていると思います。
大変勉強になりました。
コメントありがとうございます。
俳句チャンピオン決定戦 はとバス杯への応援コメント
こんにちは。
方針が変わった最近のプレバトは俳句の劣化が進み面白さ半減。略語や流行言葉は説明を嫌う俳句には向かないです。先生は普通に使って添削していますが、映像で勝負すべきところを略語でお手軽に詠む、間違ったメッセージが蔓延しそうで恐いです。
俳優・かたせ梨乃りのさんの句、綺麗にまとめていますね。
ですが、陽の距離の違いを「陽の近き」としたのは、分かり易いけど説明になっています。
夏井先生の添削では、距離から陽射しの強さに置き換えたのは流石でした。
僕が気になったのは季語の選択です。この句の場合、秋空の高さは関係ないかなと。陽射しの違いがメインテーマなのだから、「秋晴れ」と天候のみで絞った方が良い気がします。
「近き」「強き」から離れて、添削Cの「ぎらり」から発想を飛ばして、勝手に添削。
秋晴れや富士五合目の陽の刃
比喩の体言止め、切れ味勝負です。
永世名人の千原ジュニアさんの句は格好良いですね。季語と場所、特殊な仕事の見えないところの努力、静かな魅力が溢れています。
気になったのは「湯気」です。最初は温かい飲み物のことかなと思いました。
ですが、活動する息の白さ、仕事の汗のことだと言う。ちょっと違うかな。
勝手に添削。
寒暁や浅草車夫見習ひの背
「湯気」は削除して、「背」に変える。男は背中で語るを映像化。又、季語と地名を繫げると、季語の強さが少し減退します。なので、切れ字で詠嘆し、地名は仕事に繫げる。その方が朝の寒さが引き立つと感じました。
毎回勉強になります。
長文、失礼しました。
作者からの返信
かたせ梨乃のさんの句は、
秋晴れや富士五合目の陽の刃
これがキレキレで、いいですね。
千原ジュニアさんの句は、
寒暁や浅草車夫見習ひの背
こうするピッタリ17音ですね。
大和田さんらしい句またがりが魅力的です。
コメントありがとうございます。
俳句チャンピオン決定戦 はとバス杯への応援コメント
今日も一句だけ。
俳優、かたせ梨乃さんの俳句ですが、
原句 陽の近き富士五合目や秋高し
かなりまとまった句ですね。
問題があるとすれば「富士五合目」は「高し」と書かなくても「高いよね」と思われてしまうところかなと。
あと「秋の富士山」を題材にして単に「日差しが強いな」というだけだと感性に乏しいかなと。
そこを補強して、かつ「はとバス」チックに仕立ててみました。
原句1A 秋光や富士五合目へバスの旅
原句1B いざ秋光富士五合目へバスの旅
1Bは「はとバス」の広告としても使えそうかなと思います。
原句1C 富士五合いざ秋光のバスの旅
五合目の「目」を落としてもわかるようであれば、こうするとさらに良くなる、かもしれない (^_^;)
「目」を入れても上六になるだけなので、「富士五合目」としてもおそらく夏井いつき先生なら許容してくれそうですね。
次の話は明日以降に致します。
今回はハイレベルな句が多かったので、それをさらにいじるという滝口アルファ様の技量に勉強させていただきました (^_^)
作者からの返信
原句1C 富士五合いざ秋光のバスの旅
これが、いちばん「はとバス」感が出ているかな。
そして風が吹き抜けるような気持ちの良い句です。
素晴らしい。
富士五合目の「目」は、なくても問題ないでしょう。
コメントありがとうございます。
2025年10月30日 題・ついやっちゃうことへの応援コメント
今回も一句だけ。次の回は明日以降に取り組みたいと存じます。
ゆうちゃみさんの俳句ですが、
原句 秋風にカチカチ唱える爪の音
擬人化して、さも「俳句を詠んだ!」感に浸ってしまったところが減点かなと。
1. 秋になると肌寒くなってくる
2. (皆は手をこするけど、ゆうちゃみさんは)ネイルが長かったりかわいかったりするのでカチカチと鳴らしている
今回は「秋」「寒い」「爪」「音を立てる」要素は盛り込みたいと思います。
「秋」で「寒い」なら、「秋寒し」が最も適した季語ですよね。
ここに「ギャル」を要素として取り込むかどうかで句が変わってきますね。
「ギャル」無しだと、
原句1 秋寒しカチカチ爪の震う夜
とすれば、「夜」から「秋寒し」へ戻るので得をしそうかなと。
でもこれは凡人かな?
「ギャル」ありだと、
原句2A 秋寒しカチカチ震うギャルの爪
パワーワードである「自爪」を使うとすると、
原句2B 秋寒しカチカチ震うギャル自爪
原句2C 秋寒しカチカチ自爪震うギャル
2Aと2Bは「あ─ か─ ぎゃ─」
と母音aで頭韻が踏めるのがポイントかなと。
これなら凡人でも55点くらいは取れそうです。
「カチカチ」とオノマトペを使っているので「鳴る」と書かなくても音はわかるかなと感じました。
そこで「震う」として「寒さに震えている」動作に振り向けてみました。
今回も滝口アルファ様の添削で、いろいろと変化が見られてたいへん勉強になりました。
作者からの返信
原句2A 秋寒しカチカチ震うギャルの爪
原句2B 秋寒しカチカチ震うギャル自爪
この二つがいいかな。
これだったら、余裕で「才能アリ」でしょう。
コメントありがとうございます。
感謝しています。
2025年10月16日放送 題・ジェネレーションギャップへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
「ジェネレーションギャップ」がお題ですが、サラリーマン川柳はたいてい「ジェネレーションギャップ」を詠んでいるんですよね。そこに季語を入れていくと名句が作れるかもしれませんね。
川柳 「君の名は。」昔ドラマで今アニメ
川柳を元にした句 「君の名は」記憶と違う月見かな
これは本当によくある句だと思うので「才能ナシ」間違いなし (笑)
本題です。
元・乃木坂46のタレント・山崎怜奈さんの句
原句 古き名を知らず笑えず月見かな
説明を詳しく聞いてみると
(1) 目上の方と喋っているときに
(2) すごく楽しそうに昔のトレンディードラマのタイトルとか役者さんの名ゼリフとか言われるんですけど、
(3) 何もわからなくて
とのこと。
まず、語順を入れ替えます。そのほうが言いたいことが素直に書けますので。
原句1A1 月見の座古き名前がわからない
原句1A2 月見の座挙がる古き名わからない
原句1A3 月見の座古き名で沸き困惑す
こうすれば、詠み手が抱いた感情はストレートに表現できますね。
原句1B1 月見の座話題入れぬ「牧瀬里穂」
原句1B2 月見の座話題入れぬ「101回」
具体的な「古き名」を書くと共感が増すような気がしました。
牧瀬里穂さんは昔は有名な女優さんでしたし、「101回」は「101回目のプロポーズ」の略でトレンディードラマとしては六音ですが入れやすい字数です。
トレンディードラマだと五音で他に「織田裕二」さん「矢田亜希子」さん「内田有紀」さんあたりかな?
原句1B3 月見の座演技浮かばぬ「織田裕二」
人名次第で本当にわからない句になってしまい、途端に共感力が薄れるのが痛いですね。おそらく今の人に牧瀬里穂さんはわからないと思います。今も俳優として活躍しているのは織田裕二さんと内田有紀さんくらいなので「1B3」はまだ共感されやすいかな。
織田裕二さんは「世界陸上」ではしゃいでるイメージの強い俳優さんなので、演技の場面が浮かばない若い人は多そうですね。
原句の語順なら「(人名)の」の形にしないと、その人本人が話題に入れないのか、と思われる句になりますね。
原句1C キムタクの話題入れぬ月見の座
「キムタク」なら今でもまだ通じると思います。たぶんこの句は今の子にも「わかる」可能性が最も高いトレンディー俳優ではないかと。
原句2 「SAY YES」場面浮かばぬ月見の座
こちらは古い歌からトレンディードラマの場面が浮かんでこない宴会の席にしてみました。
横文字を使える曲名ならではの句ですね。
原句3 月見の座話題入れぬ名台詞
おそらくこれが私の考えるベストな解答だと思います。説明にも「名ゼリフとか」と口にしているので、言いたいことがきちんと入っています。
今回は季語「月見」を夏井いつき先生の挙げた「月見の座」としてそのまま使ってみました。詠み人の山崎怜奈さんの状況をきちんと踏まえた五音だと思いましたので。
あとはわからないをどう展開させるか、ですね。
固有名詞を使う場合、チョイスひとつで共感度が変わってくるのがかえって難しくする印象でした。絶妙なチョイスができれば「才能アリ」も狙えそうですが、固有名詞の中でジェネレーションギャップが最も表れそうなのが「101回」かなと。
滝口アルファ様の添削のようにスパッと思い浮かばないところがまだまだ及ばないところですね。
本作品がひたすら勉強になっております!
作者からの返信
たくさん添削例を考えてくださり、
どれを選ぶか迷うほどです。
仮にベスト3を個人的好みで選ぶなら、
3位 原句3 月見の座話題入れぬ名台詞
作者の意に沿った優れた添削に惚れ惚れしました。
2位 原句2 「SAY YES」場面浮かばぬ月見の座
なんといっても「SAY YES」というドラマの固有名詞が、
効いていてポップです。
1位 原句1B1 月見の座話題入れぬ「牧瀬里穂」
やはり「牧瀬里穂」でしょう。
理屈抜きで「牧瀬里穂」はインパクトがあります。
そして「牧瀬里穂」の良質な俳句で、
これ以上のものはないと思いました。
素晴らしいですね。
いつも丁重なコメントをくださり、
ありがとうございます。
ホント、勉強になります。
2025年10月9日放送 題・激辛料理への応援コメント
これ難しいね、唐辛子 季語にならないから。
ヒガンバナはイメージ湧くけど ぱちぱちしてそうで赤い毒性の
私は、真鍋さんの句で作れそうな気もする。
面白いね
作者からの返信
題が「激辛料理」なので、
やっぱり難しかったですね。
「唐辛子」は秋の季語みたいですけど、
それでも今回は特に呻吟しました。
うっ…。
編集済
2025年10月9日放送 題・激辛料理への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
眞鍋かをりさんの句
原句 椀に燃ゆ彼岸花見し気は朧
こちらも全録レコーダーで再度チェックしました。
原句を読んだだけだと「お椀の中で(実際に)燃えていて、それが彼岸花のようで気も遠くなる」ような印象を受けますね。なかなかにショッキングな映像です。
森迫永依さんが言ったように「激辛料理の句かわからない」んですよね。
ご本人の説明だと、
(1) 激辛料理が苦手
(2) 食べていると唐辛子の赤が彼岸花に見えるくらい生死の境をさまよっている
(3) 秋の季語「彼岸花」に、錯誤感を出すために春の季語「朧」をあえて使ってみた
とのこと。
(1)は句全体でにじみ出ればよいので、季語に託してみるのも一手かなと。そのために(3)として「朧」をあえて使ってみたのでしょうか。
原句1 激辛麺喰らいて見えり彼岸花
真っ先に浮かんだのがこの一句。
激辛麺を食べていると、彼岸花に見えてくる、という具合ですね。
季語「彼岸花」を比喩で使うと、季語の力が落ちるのでそこをどう回避するか。そこが課題です。
夏井いつき先生の「俳句は見たものを書くので「見し」と書く必要はない」とのことですが「比喩だ」と理解させるためにはこではあえて「見えり」と使ってみようかなと。
「見えり」を外しても「比喩」として成立させてみると、
原句2 激辛麺喰らいて過る彼岸花
原句2A 激辛麺啜りて過る彼岸花
こうすると激辛麺を食べて、頭や視界が朦朧として彼岸花がよぎってくる、という作者の意図がきっちり入り込むし、「よぎる」としているので「彼岸花」が比喩として機能しているようですね。
梅沢富美男特別永世名人の句から「食む」を借りてくれば、
原句2B 激辛麺食みし過りし彼岸花
とやるのも良さそうですね。
さらに特別永世名人への添削を参考にするなら、
原句2C 激辛麺食むや過るや彼岸花
とすればリズムがよいのかな。
原句2D 激辛麺啜り過るや彼岸花
個人的には「2D」のように「麺を食べる」のなら動詞は「すする」だろうと推敲するので、「食む」より一字多いですが納得度は高いです。
ですが、リズムを考えると「2B」「2C」も捨てがたいんですよね。
自作小説に集中するため、本日も1句のみに致しました。
滝口アルファ様のように3句を添削する労力には頭が上がりません!
今回も多彩な添削で、勉強になるばかりです!
作者からの返信
眞鍋かをりさんの句は、
夏井先生も匙を投げたような添削でしたね。
そのぶん、添削し甲斐はあるのですが、
難しいですね。
原句2A 激辛麺啜りて過る彼岸花
唐辛子を使わないで、
ここまで完成度の高い句にされたのは、
凄いと思いました。
小説執筆でお忙しい中、
本作に伴走してくださって、
心より感謝です。
2025年10月2日放送 題・ツイてない私への応援コメント
こんにちは
コスプレイヤーのえなこさんの句は、下句のチョイスで台無しにしてしまった感がありますが、エピソードトークがとんでもなかった。海外での撮影で噴火による欠航に巻き込まれる稀有な体験をしているのに、推しに会えないことの方が「ツイてない私」なのだという。ならば、「推し」「欠航」は残した方が良いかな。噴火のエピソードは面白いけど、情報過多の上、インパクトが強すぎてバランスが崩れます。夏井先生の添削も、噴火と季語のバランスがバラバラに感じました。
勝手に添削。
推しに会えまじ欠航の報に落葉降る
助詞「まじ」は強い打消推量です。もう会えないだろうなと希望のない推測になります。先に打ち出しておいて、単に欠航とすれば、季語の落葉のソフトな絶望とバランスがとれるかなと。
Kis-My-Ft2二階堂さんの句です。
警備員に顔を覚えてもらえず足止めをされたことを、ツイていないで済まして良いのか、とは思いますが、俳句の方も何度も挑戦しているのに語数を整えることもなくそのまま出すとか、いろいろ心配になります。
季語の「色なき風」は六音でちょっと使いづらい。「会場」も詠み手が出演者と示す言葉がないと、違和感しか生まれないかな。
どうしよう……元句から使える言葉がない。
勝手に添削。
身にしむや門前払いの面通し
季語は「身にしむ」です。夏井先生の「顔パス」を「面通し」に変えてみました。略語を使うと抒情も余韻も軽くなるので、基本は使いたくないですね。
最後にミュージシャンの清春さんの句ですが、これは夏井先生の添削以上のものは詠めません。
構成されている必要な言葉を除くと、助詞のニ音しか残らず、添削は無理でしょう。
せめて、特別永世名人の梅沢富美男さんの句ならやり様があったのですが……。
元句:洗濯機三回午後を秋時雨
勝手に添削。
秋時雨舞台衣装に泣かされぬ
トークに「舞台衣装」があったのだから、そっちを使えば良いのにと思いました。
こちらも毎回勉強になります。
長文、失礼しました。
作者からの返信
コスプレイヤーのえなこさんの句は、
推しに会えまじ欠航の報に落葉降る
785の大胆な韻律が魅力的です。
Kis-My-Ft2二階堂さんの句は、
身にしむや門前払いの面通し
「身にしむ」が秋の季語なんですね。
「面通し」は思いつきませんでした。
さすがです。
梅沢富美男さんの句は、凡作すぎて直さなかったのですが、
秋時雨舞台衣装に泣かされぬ
大和田さんのこの添削で、ぐんと良くなりましたね。
今回も、丁寧なコメントありがとうございます。
勉強になります。
編集済
2025年10月2日放送 題・ツイてない私への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
コスプレイヤーのえなこさんの句
原句 落ち葉舞う推しに逢えない山の便り
全録レコーダーからVを再生してみました。
言いたかったことは、
(1) 初めて写真集で海外ロケに行った
(2) 火山が噴火して飛行機が飛ばなかった
(3) そのため予定していたアニメイベントに行けず推しに逢えなかった
のようですね。
(1)が前提なのでカットできますね。
となれば(2)(3)を書けばよいのですが、17音を2つに分けることになりますね。
あとは季語をどうするか、ですが。
原句1 噴火で欠航推し逢えず落ち葉舞う
くらいにすればギリギリ言いたいことが伝わるかなと思いますが、ここまでやっても凡人クラスかな (^_^;)
七五五(八五五かな)の形なのも不格好でもありますね。
五七五に切り替えるとして、
「推しに逢えない」は「推し逢えず」「推し逢えぬ」で五音
「山の便り」は「噴火で欠航」「噴火で飛ばず」で七〜八音
季語周りをそのまま「落ち葉舞う」もしくは「舞う落ち葉」で五音
それを組み立てただけですが、五七五に収まるんですよね、これが (^_^;)
原句1A 推し逢えず噴火で飛ばず舞う落ち葉
季語に五音使えるので、あれこれ試せますね。
ちょっと考えたのですが、季語に五音使えるので「ロケ」まで詰め込めるかもしれませんね。
原句1B 秋ロケ後噴火で飛ばず推し逢えず
これで(1)(2)(3)すべて詰め込めるのですが、言いたいことが入りすぎているような気がします。
コスプレイヤーのえなこさんだからこそ詠める一句に仕上がってはいるようですが。
ちなみにリズムを出すために「飛ばず」「逢えず」で脚韻にしてみました。
原句1Aを元にして季語を調整するくらいが、この句の言いたいことが詩になりそうですね。
才能ナシの低得点なので、ここまでやっても凡人クラス、かな?
今回はこの一句を直し続けて時間切れになりましたので、これだけということで (^_^;)
滝口アルファ様の添削で勉強しているので、いろいろな着眼点を提供してもらえるのが本作品のよいところですね。
今後も勉強してまいります!
作者からの返信
コスプレイヤーのえなこさんの句は、
原句1B 秋ロケ後噴火で飛ばず推し逢えず
「秋ロケ後」が完結で、良いですね。
ここまでブラッシュアップすれば、
個人的には、才能アリでしょう!
カイ艦長@魔導師さんの、
丁寧で繊細な添削、勉強になります。
2025年9月25日放送 題・my節約術への応援コメント
こんにちは
この回も初心者に出すお題ではないなと感じていました。案の定、才能アリは無く、番組として面白くはありませんでした。初心者には写真付き、特待生以上はお題のみにしてくれれば良いのに。
アイドルCANDYTUNEの福山梨乃さんの句です。使えるワードは「立て替え」「ポイ活」、そして季語の「月」でしょうか、ここから余韻を持たせる添削は難しい。夏井先生も苦しい添削でした。
勝手に添削。
立て替えは月白ポイ活のカヌチュロ
二物衝突の句としました。季語を「月白」として、夕方よりは夜よりの月が出ようとしている半端な時間帯。答えは勝手に付け足した後半のカヌチュロ(カヌレチュロス)です。仲間内のおやつならではの時間帯とちょっとした節約でまとめました。そもそも「ポイ活」も略語で俳句に使うにはどうかなと思っていたのですが、略語でまとめてしまえば一体感があるのではないかと。それに音の響きが面白い。
永世名人の千原ジュニアさんの句です。
正直、この句が掲載決定になった理由が分からなかった。情報過多、下句が字余りとマイナスの点の方が目に付きます。夏井先生はどこを評価したかの目線から読むと、下句の体言の畳み掛けだろうか。
こんなことが出来るようになった子供に、記録を残すタグのような言い切りの「八月」が活きていると判断したのかなと、自信はありません。
図書館の除菌機熟す吾子の夏
下句を「吾子の夏」とすれば字数は整います。ですが、子供への愛情パワーが確実に落ちます。千原ジュニアさんもこの字数合わせの下句に気づいた上での推敲だと感じました。
余談ですが、お題の制約がないものとしての添削をするならば。
図書館の除菌機熟す原爆忌
上句のフレーズを読んだ時、最初に思い付きました。図書館に置く原爆の資料が少しずつ実際にあった事から離れていくことを皮肉った句になります。
最後に特別永世名人の梅沢富美男さんの俳句です。
もやしと野分の取り合わせが面白いとは感じますが、ひげ根を取らないもやしだけでは情景が浮かびません。食べる添削は、滝口アルファ氏が既にしていますので、変化球的な添削をしてみました。
ひげ根ごともやし炒めぞ野分の夜
男飯の乱暴な料理の断定、窓の外はもっと乱暴な野分(台風)が吹き荒れている夜となります。
中七の終わりを「ぞ」としたのは、男飯であると強調する意味と、下句の「夜」と母音の韻を踏む為です。ちょっとだけリズムが良くなります。
今回も長文失礼しました。
作者からの返信
CANDYTUNEの福山梨乃さんの句は、
立て替えは月白ポイ活のカヌチュロ
カ音の押韻が効いていますね。
千原ジュニアさんの句は、
図書館の除菌機熟す原爆忌
私も「原爆忌」は考えたのですが、
上手く纏まりませんでした。
さすがです。
梅沢富美男さんの句は、
ひげ根ごともやし炒めぞ野分の夜
「もやし炒めぞ」が素晴らしい。
「ぞ」は難しくて、
なかなか使いこなせませんが、
こうすれば良かったんですね。
丁寧なコメントありがとうございます。
大変勉強になります。
2025年9月25日放送 題・my節約術への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
今日は忙しいので一句だけ挑戦してみました。
CANDYTUNEの福山梨乃さんの句
原句 月の宴笑顔で立て替えポイ活中
添削では「立て替え」「ポイントを貯める(ポイ活)」は外せないと思うので、季語ともう一語を工夫することになりますね。
原句1 月の宴せっせと立て替えポイ活中
原句2 月の宴今宵も立て替えポイ活中
原句3 立て替えて励むポイ活月の宴
原句1は「せっせと」が口語的なのがやや気になりますね。他にも「コツコツ立て替え」というのも浮かんできました。
原句2は「今宵も」と季語「月の宴」を強化する単語を使いました。
語順を変えて「励む」で「ポイ活」が楽しめるような印象なので原句3がいいかな。
季語を原句に合わせていますが、ここはかなり動かせると思うので、ぴたりと合った季語ならさらに光りそうな原句ですね。
原句3A 立て替えて励むポイ活星月夜
と「月の宴」の一夜限り夜の季語から解き放たれるので光そうですね。
今回はこの一句だけで失礼しました。
三句とも、滝口アルファ様の添削はたいへん勉強になります!
今後も応援してまいります!
作者からの返信
CANDYTUNEの福山梨乃さんの句は、
立て替えて励むポイ活星月夜
「星月夜」が効いていて、
これで、ほぼ完璧ですね。
毎回、丁寧なコメントありがとうございます。
勉強になります。
俳句チャンピオン決定戦 海ほたる杯への応援コメント
こんにちは
俳句チャンピオン決定戦の海ほたる杯も観ました。前回の羽田空港杯同様、海ほたると季語を印象付けるかが、ポイントになりそうです。
フリーアナウンサー皆藤愛子さんの句です。
海ほたると放課後の取り合わせは面白いと思いますが、破調にした理由が分かりませんでした。
カイ艦長@魔導師さんも指摘していますが、僕も「着」はいらないと思います。
勝手に添削。
海ほたる秋気は放課後の海へ
読み手を信頼して、一切の説明は省き、後半は回想の世界にぽんと投げ入れてみました。
「香」は抽象的なので、対象を明確にした方が活きると判断しました。
俳優、中田喜子さんの句です。
番組を観ていた俳句を勉強している人は皆、語順がおかしいと感じたと思います。それだけに中田喜子とあろう者がとは思いますが、きっと思い込んでしまったのだろうな……僕もよくやります。
勝手に添削。
旋回の秋燕海ほたる来よ
夏井先生の添削で十分かと思いますが、「旋回」の動作を入れて、ちょっとアレンジを変えてみました。原句の「下りて」が説明っぽいので、無くしました。
Kis-My-Ft2横尾渉さんの句です。
正直、何故この句が優勝したか分かりませんでした。俳句単体は良いのですが、海ほたるでなくても成り立ちます。やっぱり海ほたると分かる構成でないのは、マイナスと感じます。以前から思っていましたが、夏井先生は横尾さんに甘い。
勝手に添削。
アクアラインの風や金秋のアジフライ
776と思いっ切り字余りですが、「海ほたる」を使わない句を考えてみました。語感は悪くないかと思います。
「金秋のアジフライ」は素敵なフレーズなのでそのまま活かし、「潮風」を走行中の風に置き換えました。ふとアジフライが食べたくなって、海ほたるへ行こうの構成です。
長文、失礼しました。
作者からの返信
「海ほたる杯」まで、読んで下さり、
ありがとうございます。
皆藤愛子さんの句は、
海ほたる秋気は放課後の海へ
つい「香」に拘ってしまいましたが、
「香」を捨象すると、スッキリしますね。
また、「放課後の海へ」の余韻が素晴らしいです。
中田喜子さんの句は、
私も夏井先生の添削で良いと思いますが、
旋回の秋燕海ほたる来よ
大和田さんの添削「旋回の」が入ると、
秋燕の躍動感が伝わってきますね。
Kis-My-Ft2横尾渉さんの句は、
海沿いの定食屋さんという設定でも成り立つので、
やはり添削(推敲)が必要でしょうね。
アクアラインの風や金秋のアジフライ
アクアラインが入ると、
俄然、句が立ち上がりますね。
お見事です。
丁寧なコメントありがとうございます。
勉強になります。
俳句チャンピオン決定戦 羽田空港杯への応援コメント
こんにちは
俳句チャンピオン決定戦の羽田空港杯、漸く観ました。新しいチャレンジ企画に実力者を揃えて大変面白かったです。
タイトルに羽田空港が冠しているだけあって、普通の俳句ではなく、その地に行ってみたいと思わせる季語と地名を引き立てる必要があるなと思っていました。
エッセイストの犬山紙子さんの句は、ちょっと散らかっている感じを受けました。
モネの名前の方が前面に出て、瀬戸の島々が活きていない。夏井先生の添削は、モネが描きたいに違いないを上手くまとめていますが、季語が違うと感じました。
勝手に添削。
モネの描く夢のひと日や瀬戸の秋
季語は時候の季語「秋」です。モネだったらきっと素晴らしい絵を描いたに違いないと思わせるような美しい瀬戸の秋、と添削してみました。
俳優の森迫永依さんの句の第一印象は、おどろおどろしいでした。
やっぱり、初句に「血の池地獄」はその後のフレーズを霞ませるだけの強さがあると思います。
これは結句に持ってくるべきでしょう。
勝手に添削。
秋日傘振り返る血の池地獄
なんか旅行会社のキャッチコピーみたいですが、振り返りたくなる血の池地獄って……からの大分の別府に行き着く遊び心みたいなものです。
最後に特別永世名人の梅沢富美男さんの俳句です。
滝口アルファさんが既視感があるには同意ですが、これ以上、手を入れると全く別物か、改悪になりそうです。季語の「ひぐらし」と土地の「加賀」を「風」のリフレインで響かせるのはさすがと感じました。加賀には行ったことが無いのですが、風が強い土地なのかな?なんて興味が湧いたくらいです。
写真を止めてからプレバトはレベルが低くなり、興味が薄れていたのですが、この企画は面白かったです。
なんちゃら杯企画をもっとやって欲しい。
長文、失礼しました。
作者からの返信
犬山紙子さんの句は、
モネの描く夢のひと日や瀬戸の秋
なるほど。
下5は瀬戸の秋とすればよかったのか。
勉強になります。
森迫永依さんの句は、
秋日傘振り返る血の池地獄
大和田さんのこの添削がいいですね。
やはりオチは血の池地獄がベストかな。
さて、
確かに、写真をやめて、
実体験を詠むようになってから、
才能アリが、ぐんと減りましたね。
なお、「海ほたる杯」も書きましたので、
よかったら、ご覧ください。
俳句チャンピオン決定戦 海ほたる杯への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
フリーアナウンサー・皆藤愛子さんの句、
原句 海ほたる着秋気は放課後の香
まず「着」は書かなくても「海ほたる」と書けばそこに行ったことは想像できるのでカットします。
そして語順を弄ります。
原句1 放課後の秋気が香る海ほたる
さらに「香」を削っても「海ほたる」で潮の香りだろうと想像がつきそうです。
原句2 放課後の秋気漂う海ほたる
原句3 秋気帯び放課後香る海ほたる
と入れ替えることもできそうです。
どの例もなのですが、下五を「海ほたる」に固定すると上五中七に情報を詰められるので有利な気がします。
俳優・中田喜子さんの句、
原句 海ほたるまで下りて来よ秋燕
これ、単純に、
原句1 秋燕下りてこいよと海ほたる
でよいような気がします。助詞「まで」がちょっと蛇足感をもたらしていますので。
変形で、
原句2 秋燕下りるとき待つ海ほたる
これをもとに
原句2A 秋燕下りるを待つか海ほたる
さらに語順をいじって
原句2B 海ほたる下りるを待つか秋燕
としてもよさそうですね。
ただ、原句の評価がそもそも高いので、あまり手直ししないほうが原題は生きそうですよね。
今回は二句の添削に挑戦してみました。
滝口アルファ様の添削が別の切り口が読めるのも、本評論の魅力のひとつですね。
いつも勉強になります!
作者からの返信
皆藤愛子さんの句は、
原句3 秋気帯び放課後香る海ほたる
この添削が、一番引き締まっていて、
美しく感じました。
中田喜子さんの句は、
原句1 秋燕下りてこいよと海ほたる
この添削が原作に寄り添っていて、
ベストかなと思いました。
カイ艦長@魔導師様の添削には、
毎回ハッとさせられて、
添削の世界の奥深さを感じます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
俳句チャンピオン決定戦 羽田空港杯への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
犬山紙子さんの句は、
原句 秋光や瀬戸にモネ来し夢ひと日
これは「夢ひと日」のイメージが湧いてこないかなあと。重きを置くには漠然としすぎるので、いっそ省きたいところ。
そこで、過去のことですが動きを付けてみました。
原句1 秋光や瀬戸を描きにモネ来る
これは瀬戸を描くためにモネがやってきたパターン。
原句2 秋光やモネ訪れた瀬戸を描く
こちらはモネが瀬戸にやってきて、その光景に惚れ込んで描いたパターンですね。
創作意欲がいつ湧いたかで表現が変わるかなと。
スイマーが襲ってきたので、今回はひとつだけということで。
今回も滝口アルファ様の添削を参考に、原句を活かした添削をしてみました。
いつも勉強になります!
明日の二話目もお待ちしております!
作者からの返信
睡魔の中、
コメントありがとうございます。
犬山紙子さんの句は、
原句1 秋光や瀬戸を描きにモネ来る
この句が、まるでモネが過去から、
タイムリープしてきたような臨場感があって、
面白いと思いました。
こちらこそ、
カイ艦長@魔導師様の添削に、
毎回、なるほどと唸らされています。
勉強になります。
2025年冬麗戦決勝戦 題・大ピンチへの応援コメント
俳句の添削、難しい世界です。でも面白いと感じました。ジュニアさんの俳句、私はこんな感じに。
冬入院ヒヤリ驚く尿瓶かよ( ;∀;)
作者からの返信
尿瓶かよ、が良いですね。
☆を降らせていただき、
ありがとうございます。
プレバトチームVS天才キッズチーム 題・白米への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
ダウ90000の蓮見翔さんの句は、
滝口アルファ様の添削Cがしっくの来るかなと。
私なりに変えるとすると、
原句1 台風近づく炊飯器の蒸気
と二項立てにしてみるのも一興かと。
「赤子泣いても蓋取るな」の頃合いを「台風の接近」になぞらえた形になりますね。それなら、
原句2 台風接近炊飯器の蒸気
としてもよいのでしょうけど、漢字が続くため切れ目がわかりづらいのが難点ですね。
高校一年生のかりんさんの句は
原句1 秋澄むや森を味わう竈飯
とすると「匂う」「香る」を使わずに同じことが表現できるかなと。
特別永世名人・梅沢富美男さんの句は、
原句 新米の湯気こんもりと仏飯器
とまた知識自慢になっているのが評価を下げやすいかなと。
「仏飯器」を知っている人はまずキッズにはいないでしょう。
このワードを選択した時点で、高齢審査員に好印象だったと思います。
で、実際添削しようとすると、「仏飯器」を使うか省くか言い換えるかで迷います。
使うなら、
原句1 新米の炊きたて供える仏飯器
原句2 新米の湯気漂いし仏飯器
と考えましたが、「湯気こんもりと」より映像面で弱いのが痛いですね。「湯気こんもりと」で「炊きたての米」であることが表現できているので、あえて「炊きたて」に戻す必要はないかもしれません・
原句はオノマトペを効果的に使ったと思います。
省くのと言い換えるのなら、「仏飯器」を「ご飯を供える」ことで言い換えられるので、
原句3 炊きたての新米供える仏壇や
となりますが、これでも「湯気こんもりと」には勝てないかなと。
特別永世名人クラスになると、最適な表現が中心にあって、「俺はこんな単語も知っているんだぞ」をひけらかしても成立するから手の入れようがないですね。
今回はとても難しい添削になりますね。
実力者が集まっているので、それを超えるのは難しい。
滝口アルファ様の添削でバリエーションが付いたのが良かったかなと思います。
次の投稿も楽しみにしております!
作者からの返信
ダウ90000の蓮見翔さんの句は、
原句2 台風接近炊飯器の蒸気
この感じの畳み掛けが素晴らしいですね。
高校一年生のかりんさんの句は、
原句1 秋澄むや森を味わう竈飯
森を味わう、秀逸ですね。巧い。
梅沢富美男さんの句は、
原句3 炊きたての新米供える仏壇や
なるほど。仏壇が出てきませんでした。
カイ艦長さんのこの句をさらに添削してみますね。
仏壇や炊きたての新米供う
こんな感じで、いかが?
いつもコメントありがとうございます。
プレバトチームVS天才キッズチーム 題・白米への応援コメント
私は、湯気ファソラシドが一番好きでした🍚
作者からの返信
炊飯器湯気ファソラシド薄暑光、ですね。
第三試合で、
梅沢さんに負けた、
天才キッズチームの、
中学2年生のなみきさんのこの句のほうが、
私も優れていると思いましたよ。
審査員のセンスが悪かったのかな。
2025年7月31日放送 題・イラッとした実体験への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
女性アイドルグループのME:IのRINONさんの句は、
原句 麦茶恋しつめ先ばかり映る午後
これをこのまま読むと、「麦茶が飲みたい(恋しい)」「爪先ばかり映る写真か動画」時間が「午後」ということで、詠み人の、「麦茶を飲もうと」以外の「自販機に行ったとき」「落とした小銭が長いネイルのせいで拾えず」「イライラした」いずれも含まれていないという残念な状態ですね。「ネイル」は「爪先」で表されていますが、「落とした小銭が取れない」のと「映る」のとでは言いたいことがまったく伝わらない。
まず「午後」「自販機」は「冷たい麦茶が飲みたい」という状況を「麦茶恋し」に詰め込んでいるはずですから省けますね。
次に「イライラした」体験を詰め込むわけですが、「落とした小銭が長いネイルのせいで拾えず」では長すぎるので、中七下五で回収したいところですね。幸い季語は「麦茶」なので、季語以外だけで構成できる点が有利です。
たとえば「ネイルで拾えぬ落とし銭」とすると「銭」から小銭が浮かんでくれればギリギリ成立しそうではありますね。「金」では紙幣も含まれるし、金属の「金」ともとられかねないので。
原句1 麦茶乞うネイルで拾えぬ落とし銭
「恋しい」「飲みたい」と渇望する気持ちを「乞う(請う)」に託してみました。
第二案を考えようと思ったのですが、「落とした小銭が長いネイルのせいで拾えず」をどういう形で収めるか、だけなので、これ以上こねくり回してもよい案にはならないかなと思い断念しました。
特別永世名人の梅沢富美男さんの句は、
原句 自販機の吐き出す札や油照
季語を立てるのなら油照は下五なのでしょうけど、状況をきっちり収めたければ順序をいじるのがよいかなと。
原句1 油照お札吐き出す自販機よ
詠嘆を定番の「や」から「よ」に変えて無常観を狙ってみました。
ここから元の語順に戻すと、ちょっと変わります。
原句2 自販機よお札吐き出し油照
私としては原句1のほうが良さそうに見えますが、特別永世名人クラスの添削はとくに難しいですね。
今日も滝口アルファ様の添削でさまざまな気づきを得られました。
明日の次回も楽しみにしております!
作者からの返信
RINONさんの句は、
麦茶乞うネイルで拾えぬ落とし銭
この添削が、映像が浮かびますね。
梅沢富美男さんの句は、
油照を最初に持ってくるか、
最後に持ってくるか。
悩ましいですね。
コメントありがとうございます。
2025年7月24日放送 題・高い買い物への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
水谷隼さんの句は、「後輩へヴィトンのTシャツを贈ったけど喜んでくれるか不安だ」という趣旨で、これをまとめると「後輩へ」「ヴィトンのTシャツ」「贈ったけど不安」を軸になりますね。「サプライズ」は「後輩へ贈った」ものが高価な「ヴィトンのTシャツ」であるとわかれば削れる単語だと思います。
原句 汗止まぬ前途不安なサプライズ
これだと「後輩へ贈った」も「ヴィトンのTシャツ」もわかりませんね。
たとえば、
原句1 抱く不安ヴィトンのTシャツ後輩へ
とすれば、とりあえず水谷隼さんが抱いた感情と場面は想起できそうですね。
これは滝口アルファ様の添削Aに近いですね。上五が違いますが。「サプライズ」と書かずにどう表現するとその意に近づけるかを考えたいところかなと。
「前途不安」はこれからどうなるかわからない意なので、水谷隼さんの感情からは若干ずれているような気もします。ではどんな「不安」なのか。「サプライズ」が成功するかの不安なのか、大切に使ってくれるかの不安なのか。そこをはっきりとさせて三音で表現できれば「〇〇〇不安」「不安〇〇〇」の形で上五に置けるかなと。夏井いつき先生は上五の字余りには寛容なので、六音でもだいじょうぶだと思いますし、「不安」の「ん」を明確な1音とするかは判断が分かれそうなので。
また、たとえば、
原句2 冷や汗しヴィトンのTシャツ後輩へ
とする手もありそうです。
サプライズの不安を「冷や汗」と表現することで情景が浮かんでくるかもしれません。「冷や汗で」と迷いましたが、「冷や汗し」と動詞にすることで臨場感を狙ってみました。「冷や汗」は季語にはならないと思いますが、なったとしても動詞にすれば季語から外れそうな気もします。
さや香の新山さんの句ですが、
原句 風薫るロレックスで遊ぶ息子
だと確かに放蕩息子が豪遊しているようなイメージですよね。
原句1 風薫る吾子弄ぶロレックス
と「あそぶ」ではなく「もてあそぶ」を選べばそれほどひどい誤読にはならないと思います。
今回も滝口アルファ様の添削で勉強させていただきました。
次回も楽しみにしております!
作者からの返信
水谷隼さんの句は、
原句2 冷や汗しヴィトンのTシャツ後輩へ
この句が臨場感があって、いいですね。
さや香の新山さんの句は、
原句1 風薫る吾子弄ぶロレックス
この句がベストな感じですね。
いつも丁寧な鑑賞をありがとうございます。
編集済
2025年6月19日放送 題・スイーツへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
紅しょうが・熊本プロレスさんの句。
原句 苺食みフルートに口づけ月末
一人でカファに行って苺を食べながら青山学院生を見ていたことを詠んだ句であれば、まず「月末」が意味不明になっています。「月末」を「学院生」「青学生」あたりに改めると情報が揃うかなと。「フルート」はこの句の場合は削らないほうがよさそうです。
原句だと「苺を口に入れて、フルートに口づけした」と読めてしまうのが難点ですね。
原句1 フルートか苺タルトと青学生
原句2 苺タルト吹くるフルート青学生
原句2だとフルートを吹いているのが青学生である、と断定してしまいますが、青学生の立ち位置がピンとこなかったのでこんな形にまとめてみました。
ダウ90000・蓮見翔さんの句ですが、
原句 薄暑光の喫茶店バニラを垂らす
これだとパニラがどこかに垂れてしまったように受け取れますよね。ここは「バニラ」よりも「クリームソーダ」を前面にたてたいところです。
原句3 バニラ溶くクリームソーダ薄暑光
なんてすると、クリームソーダもバニラも出てきますし、バニラが溶けてゆく時間の流れも生まれそうですね。ただ、季語は動きます。
今回は原句を活かすのがなかなか難しいですね。
今回も滝口アルファ様の添削を読んで勉強いたしております。
作者からの返信
紅しょうが・熊本プロレスさんの句。
苺タルト吹くるフルート青学生
フルートに焦点を当てた句ですね。
これもいいなあ。
ダウ90000・蓮見翔さんの句。
バニラ溶くクリームソーダ薄暑光
これがベストかな。
溶く→溶くる、と連体形にすれば完璧でしょうね。
毎回、参考になるコメントありがとうございます。
2025年5月29日放送 題・一人飯への応援コメント
こんにちは。
フリーアナウンサーの森香澄もりかすみさんの
句が問題だらけなのは皆が知る通りなので、
「蕎麦」以外では「揉めてる」と「味がかすむ」情報を加味し、夏の季語を追加して添削してみました。
『蕎麦屋の修羅場風死して啜るだけ』
755の変則の型です。
季語は「風死す」になります。意味は風がぴたりと止むと誠に耐え難い暑さとなり、息苦しさが感じられる状態となります。
大胆に添削しました。
ぱーてぃーちゃんの信子のぶこさんの句は、滝口アルファ氏のAの添削が、お笑いならではのプロの孤高さと一人鍋の取り合わせがとても良いです。
A 初夏の髪青く染めたり一人鍋
一点指摘すると、「染めたり」のたりは助動詞の終止形になります。このままだと、三段切れになってしまうので、
『初夏の髪は青く染めて一人鍋』
「髪」と「染める」を接続の助詞「は」で繋いだ方が良いかと。
矢吹奈子やぶきなこさんの句、夏井先生の添削の句で使われた「挑戦」が空回りしている気がします。
言葉の主張が強すぎて、滝口アルファ氏が指摘する様に、ラーメンの大食いチャレンジをイメージしてしまいます。
『念願の拉麺屋初めての夏』
「初めて」くらいの柔らかさで良いような気がします。
永世名人の千原ジュニアさんの句は、まるで剣豪の様な緊張感のある句でとても好きです。
滝口アルファ氏は「塞ぎの虫」という慣用句は安易では?と疑問に思われていた様ですが、直接的な表現よりも、適切な距離だと感じました。
古風な病気の「虫」は句の雰囲気によく合っているので、このままで良いかと思います。
長文失礼しました。
作者からの返信
フリーアナウンサーの森香澄さんの句。
蕎麦屋の修羅場風死して啜るだけ
かっこいいですね。蕎麦屋と修羅場の脚韻も素晴らしい。
ぱーてぃーちゃんの信子さんの句
初夏の髪は青く染めて一人鍋
6・6・5。上手いなあ。
矢吹奈子さんの句
念願の拉麺屋初めての夏
シンプルイズベスト。
ひとつひとつ丁寧にコメントしてくださって、
いつもありがとうございます。
勉強になります。
編集済
2025年6月12日放送 題・My美容法への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
元櫻坂46の菅井友香さんの句です。
原句 風薫るよもぎに蒸され我シウマイ
俳句の初心者がやりがちな、場面に合う動詞の季語を使ってしまう典型ですね。
「蒸されたよもぎが薫ってくる」ということを書きたくて「風薫る」を選んだと思います。「よもぎが薫ってくる」のなら「風」を省いて季重なりにならないようにしたほうがいいですね。
ちょっと変形になりますが、以下もありかなと。
原句1 よもぎ蒸し汗まで薫る我シウマイ
「よもぎ」は季語ですけど、「よもぎ蒸し」だと季語から外れそうですね。その場合は「よもぎ蒸す」とすれば解決するので、あまり悩まないほうがしっくり来る形かなと。
ニューヨーク嶋佐さんの俳句です。
原句 濡れた髪乾かす隣風薫る
「濡れた髪を乾かす」だけなら自然乾燥もありうるのですが、「隣風薫る」とするならやはり「ドライヤーで乾かす」と読めますよね。
あと「新緑の風が薫ってくる」のが「風薫る」だったと思うので、隣からいい香りが流れてきたから「風薫る」は趣旨とは違う使い方に見えます。
原句1 ドライヤー芳香漂い梅雨が明く
「風薫る」で本来表現したかったのは「芳しい香りが漂ってくる」ということかと思いますので、そちらに寄せてみました。下五は季語でいろいろ動いてしまうので、そこが弱点ですね。
YOUさんの俳句です。
原句 あと2分長めのパックで冬支度
「あと2分」で「長め」は重複しているかなと。「あと2分」か「2分長めの」でよいはずです。
一案ですが、以下もありかなと。
原句1 冬さなか2分長めの顔パック
うーん、これはこれでいいんですけど、いいたいことがなにもないんですよね。情景だけを書いただけ (^ ^;)
あと、これも上五の季語が動くんですよね。
今回はぴたっとハマる添削にならなかったかなと。
お題が難しいので、共感を得られるかですね。
今回も滝口アルファ様の添削から勉強しております。
それにしても浜田雅功さんが二か月で復帰してくれてよかったです。MCはやはり安定感があります。千原ジュニアさんのまわしも面白かったんですけど。梅沢富美男さんにガッカリ判定の句を自らシュレッダーさせるとか。
浜田雅功さんが復帰してくれたから、千原ジュニアさんの査定もやりやすくなるので、句集に近づきやすくなりそうです。
作者からの返信
元櫻坂46の菅井友香さんの句
よもぎ蒸し汗まで薫る我シウマイ
汗まで薫るというフレーズは思いつきませんでした。
ニューヨーク嶋佐さんの句
ドライヤー芳香漂い梅雨が明く
梅雨が明く、くらいが丁度いいかなと思います。
YOUさんの句
冬さなか2分長めの顔パック
より写実的になっていますね。上手い。
丁寧なコメントありがとうございます。
2025年6月12日放送 題・My美容法への応援コメント
よもぎ蒸しだと季語じゃないと思うけど、よもぎに蒸されで分けてるから季語なのかな。シウマイも蒸すからよもぎ蒸しとあってますね。
シウマイのようで夏日のよもぎ蒸し
シウマイなんとかして入れてみました。食べたい。
作者からの返信
そうですね。
でも、苺タルトとかは、苺が夏の季語なんですよ。
私にも蓬蒸しが季語かどうかは分かりません。
無季の句としてもいいのかな。
シウマイは使いたいですよね。
良い句だと思います。
編集済
2025年5月29日放送 題・一人飯への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
森香澄さんの句。問題が多いですね。
原句 瓜二つそばでかき消し味かすみ
「かすみ」は「味かすみ」としているので「味が薄れる」意で使っているような。
だとすると季語ではないですよね。そもそも「蕎麦がかすむ」もわからないです。
また詠み人が「香澄」さんなので、それにも引っ掛けているような気がします。
「そばでかき消し」はなにをかき消しているのかが不明。
「瓜二つ」であれば双子?
でも「双子をかき消し」だと意味が取れない。
これは難問です。
「男女が蕎麦屋で言い争っている」意なのであれば、「瓜二つ」はおかしいので、これを五音の別語に言い換えるとします。
原句1 喧騒や黙って蕎麦を啜る梅雨
としてみても、いまいち状況が入らないですね。
もともとの句が意味不明になっているので、何がいいたいのかを汲み取るのが難しいタイプの才能ナシですね (^ ^;)
ぱーてぃーちゃんの信子さんの句
原句 1人鍋メニューに隠れる初夏の青
まず一人鍋イコール一人しゃぶしゃぶと特定できるならそう書いたほうが映像がはっきりしますね。この判断は夏井いつき先生と同じかな。
ここで「メニュー」を持ってくる妥当性がないんですよね。一人しゃぶしゃぶなら食べに来たのはしゃぶしゃぶであって、メニュー表を開かなくても店内に書いてありそうなもの。
「青」が髪の色とことなので、それをまとめると、
原句1 初夏や一人しゃぶしゃぶ青き髪
とするのが言いたいことを盛り込めていると思います。
上五と下五を入れ替えても成立しますね。
原句2 青き髪一人しゃぶしゃぶ初夏よ
こちらは言いたいことは書けるんですけど、「だからどうした」感が強いのも事実なんですよね。それで低評価になったのかな。
矢吹奈子さんの句は、
原句 初挑戦悔しさ残る夏の夕
夏井いつき先生の言うようになにに初挑戦したのかわからない。
「一人ラーメン」に初挑戦とのことですが、「悔しさ残る」だと大食いに挑戦して失敗したような印象になります。
夏井いつき先生の添削も練りきれていないような気がします。
添削 挑戦の夏や一人のラーメン屋
「ラーメン屋」とあれば食べたのはラーメンだろうと想定できる。一人で入れば「一人ラーメン」と書かなくてもわかります。
原句を混ぜると次のようになります。
原句1 ラーメン屋一人で挑む夏の夕
こう書いても大食いに挑戦したように読めますね。
原句1 ラーメン屋一人で臨む夏の夕
これなら大食いイメージが薄れそうですね。
千原ジュニアさんの句はなかなか手を入れづらい印象がありますね。
永世名人としての実績があるので、評価もギリギリなら許容しているのかもしれませんね。
滝口アルファ様の添削では「A」がわかりやすいかなと思います。
やはり原句を活かした添削は難しいですね。
ある程度オリジナルで添削できる方には敵いません (^ ^;)
今日も勉強になりました。
作者からの返信
森香澄さんの句。
喧騒や黙って蕎麦を啜る梅雨
なるほど。喧騒とすれば良かったのか。
ぱーてぃーちゃんの信子さんの句。
初夏や一人しゃぶしゃぶ青き髪
名詞の畳み掛けが心地いいですね。
矢吹奈子さんの句。
ラーメン屋一人で臨む夏の夕
こうすると、すっきりしますね。
添削の道は茨の道に似ていますね。
隅々まで行き渡ったコメントありがとうございます。
こちらこそ、勉強になります。
編集済
2025年5月29日放送 題・一人飯への応援コメント
黄昏って季語じゃなかったっけ?
バカップル面白い🤣
AIが間違えてるのかもしれませんね。外国のだから、季語には弱いのかも。いつも見てる歳時記のサイトにも載ってなかったです。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
私の歳時記では黄昏は季語ではないようなのですが、
グーグル検索すると、AIが秋の季語と言っていますね。
ただ、
与謝蕪村の名句「山は暮れて野は黄昏の芒かな」の
説明では、季語は芒と書いているんですよ。
黄昏は秋の季語なのかなあ。
もし季語なら、夕暮に替えて読んで下さいませ。
編集済
2025年5月8日放送 題・江ノ電への応援コメント
こんにちは。
永世名人のKis-My-Ft2横尾さんの句ですが、八九の二物衝突の格好良い句です。
「夕焼」は「ゆやけ」と読み、三音になります。
敢えて難点を上げるならば、季語が少々、江ノ電よりも薄く感じるくらいでしょうか。
単純に語順を変えて、
『江ノ電は疾走夕焼の渋滞』
とすれば整いますが、これは好みの問題かと思います。
私がこの句を添削するならば、夕焼け、渋滞、江ノ電は残し、動詞を切ります。
『江ノ電や渋滞の道の夕焼け』
最初に江ノ電に焦点を当て、状況と季語に寄り添う物悲しさを最後に持ってきます。
特別永世名人の梅沢富美男さんの句には相変わらず厳しい評価です。「に」と「を」たった一字の違いで、叙情の読みが変わってしまう。
俳句は怖いですね。
それとは別に梅沢名人の句は気になった所があります。
何故「和硝子の窓」にしたのか。和硝子といえば、大正昭和時代のレトロなデザイン性の磨りガラス、古い家である以上の意味は無いのでは、季語との取り合わせが活きているようには感じません。
和硝子、江ノ電、薄暑を残し、添削するならば、
『薄暑たる和硝子に江ノ電の影』
五五七の型になりますが、どうでしょうか。
薄暑の窓に江ノ電が通った時だけ影が差しますと、中五は「に」として、写真の様に切り取った時間の方が活きる判断しました。
今回も長文失礼しました。
作者からの返信
Kis-My-Ft2横尾さんの句は、
『江ノ電は疾走夕焼の渋滞』がいいかな。
江ノ電が最初に出てくるので存在感があります。
梅沢富美男さんの句は、
『薄暑たる和硝子に江ノ電の影』が
作者の意図に沿ったものでしょう。
いつもコメントありがとうございます。
勉強になります。
2025年5月8日放送 題・江ノ電への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
Kis-My-Ft2・横尾さんの句。
原句1 夕焼空風切り走る江ノ電よ
なんて考えてみました。最初は「夕焼道颯爽と走る江ノ電よ」としてみたのですが、「夕焼道」でも季語になるのか? という疑問があったので傍題から「夕焼空」を拝借致しました。中七が「颯爽と走る」だと字余りになるので、「風切り走る」としてみました。「颯爽」も季語っぽい印象があったのでそれも回避することに。
ただ、こう書くと情緒が薄れるかなと。江ノ電が活き活きとしてしまうのが難点です。まあ原句も「渋滞の中で江ノ電が走っている」だけの句ではあるのですが。
最近俳句の添削を考えていなかったので、思考が錆びついているかも。
原句2 夕焼空車置き去る江ノ電よ
原句3 夕焼空車抜き去る江ノ電よ
こうすると横尾さんのイメージに近いかなと思います。「渋滞」と「疾走」の中で原句1は「疾走」寄り、原句2と3は「渋滞」寄りですね。「去る」なので江ノ電には乗っていないことも示せます。
梅沢富美男さんの句は、
「薄暑光」を除いた上五中七の12音で映像を作るわけですが、その結果としての映像と季語「薄暑光」が釣り合わないような気もします。
江ノ電に「薄暑光」が反射していたのだとすると原句でもまあいいか、となるわけですが。
オンエアを観ると、夏井いつき先生が「薄暑光」がいいとおっしゃっておられるので、そうなると助詞「を」だけの問題になりそうです。
滝口アルファ様の添削から「添削A」がすっきりしていいかなと。
やはり添削は難しいですね。
滝口アルファ様の投稿からいつも勉強いたしております。
作者からの返信
Kis-My-Ft2・横尾さんの句は、
原句3 夕焼空車抜き去る江ノ電よ
これが颯爽感があっていいかな。
梅沢富美男さんの句は、
薄暑光が江ノ電の窓ガラスに反射している、
そんな添削もしてみたかったのですが、
アレンジがすぎるかなと思って、やめました。
いつもコメントありがとうございます。
こちらこそ、貴重なご意見、勉強になります。
2025年5月8日放送 題・江ノ電への応援コメント
B 和硝子を江ノ電刹那薄暑光が好きです。
作者からの返信
ありがとうございます。
B 和硝子を江ノ電刹那薄暑光
漢字が多いのですが、逆にそれがいいのかも。
それにしても、
江ノ電というお題は難しかったです。
2025年4月24日放送 題・たんぽぽへの応援コメント
こんにちは。
フルポン村上さんの句は完成されていて、添削する気にはなれませんでした。
カイ艦長@魔導師氏は季語の転用が効き、コンビニ俳句ではないかと指摘していましたが、僕はフレーズとバランスが良い季語だと思います。
掛け声と朝礼台から多くは小学生を想像すると思うのですが、中には中学・高校生を想像するやもしれません。
それを補完するのが、季語の「たんぽぽ」です。
黄色の花、日常性、綿毛等から、たんぽぽは一年を通しての日常的な小学校生活を示唆するのに最も適切だと感じました。
後、みりちゃむさんの句の類似性と評価の差は、まんま技術力の差だと思います。
村上さんのフレーズは十人いれば十人同じ情景を思い浮かべますが、みりちゃむさんのフレーズは十人十色です。
結句の「恋模様」に具体性がないからです。
小説、歌詞の散文で使い古されている「恋模様」は、補完する言葉が必要。文字制限のある短詩では難しいテクニックがいります。
夏井先生は安易に使ったことを低く評価したと思います。
『寒空のせーので見せた通信簿』
結句が具体性のある言葉ならば、「せーの」が活きたのではないでしょうか。
特別永世名人の梅沢富美男さんの句は、珍しくまとまっていませんでしたね。半端なまま時間切れになった感じです。
単純に材料が多すぎると思います。色情報しかない「琥珀の」は削れそうです。
「柔し」も外すならば、
『胎動やたんぽぽ茶の香る寝巻』
たんぽぽ茶の習慣性を香りで強調しています。
夫婦関係を垣間見れたら成功です。
「柔し」にどこまで思い入れがあるかはわかりませんが添削に使うならば、
『たんぽぽ茶柔し胎動を聴く朝』
「胎動」を上句に持ってくると身動きが取れなくなるので、語順を変え、時間情報を加えてみます。僕は「柔し」を共有する時間に掛かると考えました。
今回も長文、失礼しました。
作者からの返信
『『寒空のせーので見せた通信簿』』
これで十分でしょう。お題の「おみくじ」を入れると、
「寒空やせーので見せる恋みくじ」くらいでしょうか。
『たんぽぽ茶柔し胎動を聴く朝』
これが完璧かな。
丁寧なコメントありがとうございます。
参考になります。
2025年4月17日放送 題・キーホルダーへの応援コメント
こんにちは。
千原ジュニアさんの句ですが、
>いくらなんでも、お題のキーホルダーからは遠すぎる
全くもって同感です。
俳句の完成度が高くても、お題から飛ばしすぎです。
滝口アルファさんの添削も面白いけど、敢えてお題を絡めてみます。
『ふらここ予約ミャクミャクのキーチェーン』
755の型に時事ネタの「ミャクミャク」を使ってみました。
キーホルダーを調べたところ、これは和製英語で本来ならキーチェーンと呼ぶそうです。
字数的にも結句にちょうど良い。
予約の縛りもミャクミャクの形も表現しているので三度おいしい。
Kis-My-Ft2横尾さんの句ですが、カイ艦長@魔導師さまの指摘通り、「鍵がない」の直喩が並感の原因と思います。
鍵がないことを詩的表現するならば、
『春月や鞄の闇が鍵を呑む』
ちょっと表現があざといでしょうか?
梅沢富美男さんの句の添削は、滝口アルファさまの添削Aが断然良いです。
元々、山笑うの季語に違和感を感じていたので、
句意からしても「百千鳥」の方がバランスが取れています。お見事です。
作者からの返信
『ふらここ予約ミャクミャクのキーチェーン』
ふらこことミャクミャク。これは面白い。
添削というよりも、大和田さんのオリジナル俳句として、
ご発表されてはいかが?
『春月や鞄の闇が鍵を呑む』
この擬人法も良いと思います。
梅沢富美男さんの句の添削は苦労しましたが、
添削例Aが良いとのこと。
シンプルイズベストですね。
コメントありがとうございます。
勉強になります。
2025年4月3日放送 題・回転寿司への応援コメント
こんばんは。
回転寿司の添削は難し過ぎます。
「回転寿司」の六音に代わるものは見つけられず、又、言葉に艶が無いので、どうしても取ってつけた感か拭えません。
滝口アルファ様の添削以上のとのは出来ませんでした。降参です。
中田喜子さんの句の先生の添削は「高級なお寿司屋さんみたい」は同感です。
らしさを出すには「回転寿司」と書くしかないと思います。
春らしい花烏賊と白は残し、添削してみました。
『回転寿司の花烏賊や艶白し』
スポンサーの意向かどうかは知りませんが、軒並み低評価の回だったと思います。
作者からの返信
『回転寿司の花烏賊や艶白し』
艶白し、が巧みだなあ。
花烏賊は綺麗な季語なので、
残したのも好判断だと思います。
コメントありがとうございます。
編集済
2025年3月27日放送 題・春の上野への応援コメント
こんにちは。
青山フォール勝ちさんの句の添削はBが好きです。材料として、上野、酎ハイ、高架下は入れ込んだ方が良いかと思います。
一点、詠嘆の「や」は酎ハイに掛けるのに違和感を感じました。
『上野の春や高架下の酎ハイ』
577の型ですが、上野の春なのに高架下で飲んでいると人物像に意外性か出ると思います。
伊原六花さんの句の先生の添削は流石と思いますが、結句の「……もまた」か作為的に感じ、気になりました。情景に徹した方が好みです。
『絵画めく上野の雨は春の庭』
確か上野には庭園美術館があったので、そこからの発想です。
横尾さんの句は当初から疑問に思っていたのですが、「や」はA寝台の後ろで良いのかでした。
上中句の十三文字はフレーズであり、季語を詠嘆した方が活きるのではと思います。
字余りも点睛を欠いています。
『雪の間や通過待ちのA寝台』
語順も変えて、字数も整理してみました。
特別永世名人の梅沢富美男さんの句。
大袈裟ですけど、らしさがあって僕は好きかも。
添削するなら、六合は使ってあげたい。
『六合が桜花上野山のひとり』
大袈裟を更に強調して、ちょっとだけドラマ性を付け足してみました。
「の」か「に」は好みの別れる所。
大勢の中の一人か、大勢いても一人なのか、どうでしょうか。
毎度のことながら、長文失礼しました。
作者からの返信
『上野の春や高架下の酎ハイ』
これくらい破調にしないと良い句にならないのかも。
『絵画めく上野の雨は春の庭』
語順を変えてみるのもありかも。
「絵画めく上野の春の雨の庭」
『雪の間や通過待ちのA寝台』
これはお見事!
『六合が桜花上野山のひとり』
六合を残すなら、これでいいのでしょう。
ただ、大和田さんは句またがりのテクニシャンなので、
なかなか普通はこんなふうには直せません。
参りました。
2025年4月24日放送 題・たんぽぽへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
フルポン村上さんの句は「たんぽぽ」でなくても成立するんですよね。
たとえば「花開きせーので運ぶ朝礼台」としても通用してします。
永世名人なのですから、もう少し「たんぽぽ」を活かして欲しかった。
春なのと朝礼台を運ぶのはわかるけど、だからどうなの?ということで。
私見ですが永世名人の句はみりちゃむさんのとほとんど差はないのでは、と感じます。
たとえば
原句1 蒲公英や朝礼台の位置ずらす
とやれば、運ぶを「ずらす」に変えて「位置ずらす」でたんぽぽを踏まないように加減して置こうとしているのがわかるかなと。「位置ずらす」でもう一度「たんぽぽ」を思い出してもらえる仕掛けにしてみました。
梅沢富美男さんの句は、何が「やわし」かがわからないですね。胎動が柔しというのも意味がわからないし。とはいえ「胎動や」でいったん切っているので、胎動が柔しというわけでもなさそう。夏井いつき先生は「柔しは琥珀にかかっているのか」とも考えたようですが、その場合は「淡し」かなと思います。
妊婦でも飲める体にやさしいお茶として「柔し」なのかな。それなら「やさし」かなと。「柔し」はGoogle検索では「にこし」とも読むようで、さらに日本語変換ツールでは「やさし」とも書けるので、おそらく梅沢富美男さんは「やさし」と読んでほしかったと思います。
原句 胎動や柔し琥珀のたんぽぽ茶
であれば「柔し」を「やさし」「優し」と表記するだけで解決する問題かもしれません。
原句1 胎動や優し琥珀のたんぽぽ茶
原句2 胎動に優し琥珀のたんぽぽ茶
原句2は詠嘆の「や」を助詞「に」に変えてみました。詠嘆は字句を強調する意味合いがあるので、お題の「たんぽぽ」をより強調するなら、詠嘆ではなく係り受けの形にして力を弱めたほうがポイントが高いかもしれません。
やはり永世名人の添削は難しいですね。
作者からの返信
フルポン村上さんの句は、
蒲公英や朝礼台の位置ずらす
位置ずらす、が上手いですね。
梅沢富美男さんの句は、
原句2 胎動に優し琥珀のたんぽぽ茶
これだと意味がよく分かります。
いつもコメントありがとうございます。
編集済
2025年4月17日放送 題・キーホルダーへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
千原ジュニアさんの句はキーホルダーからは程遠いですね。
発想を飛ばし過ぎかなと私も思いました。
しかし、原句からキーホルダーを引っ張り出そうにも情報がひとつもないので難しい。
となれば、文意を変えずに「だれかの」になるよう添削してみると、
原句1 ぶらんこはよやくかとりのぬいぐるみ
原句2 ぶらんこはよやくかしろのぬいぐるみ
「しろのぬいぐるみ」ならキティちゃんミッフィーちゃんあたりを連想できそう。
原句2は添削B・Cの「ね」を「か」に変えただけですね。
「よやくか」としてここを疑問形にすれば、少なくともぬいぐるみは詠み人の所有物ではないことがわかります。つまり「だれかの」と4字を1字の「か」で代替できます。
Kis-My-Ft2横尾さんのものはキーホルダーの句になっていますね。
ですが上五に季語と詠嘆の「や」、中七下五でひとつの光景を描くという置きに行ったパターンですし、書かれている内容も平凡、ということで滝口アルファ様のおっしゃるとおりだと思います。
「春月や」は春の夜ですから時間のある季語ですのでこれを残したとして、「鍵がない」と表現してしまうと凡作になってしまうかなと。
原句1 春月や鞄にもげたキーホルダー
とすれば、鍵束からとれてしまったのかな?という物語がいろいろと想像できそうです。「鍵」とせずお題の「キーホルダー」を前に出したほうがこの句の場合は正解な気がしますので。
梅沢富美男さんの句は、おそらく昔懐かしのあるあるを描きたかったんでしょうね。「昔の温泉宿のルームキーって無駄に大きかったよな」ということで。
季語を「山笑う」にしたのも、昔の変な出来事を人が「思わず笑ってしまう」ことになぞらえたと見ることもできます。「思わずも笑ってしまう」から「でかし」と俗語を持ってきたのかな。
ただ、季語の力が「山のにぎわい」ではなく「思わず笑ってしまう」ほうに半分方持っていかれるのはどうなんだろう?
原句1 山笑う湯宿大きなルームキー
「山笑う」を使うなら、「でかし」と俗っぽくすると下卑た印象を受けますね。
五七五に収まりますし。
ただ、「ルームキー」を上五に、「山笑う」を下五にして、中七を調整する手もありますね。
原句2 ルームキー大きな湯宿山笑う
ただ、これだと「大きな」が「湯宿」にかかってしまいますね。
原句2A 大きなルームキーの湯宿山笑う
と破調にしてもよかったかなと。原句も破調ですし。
今回は永世名人たちの句ですから、添削もかなり厳しいですね。
原句のよい点を活かして、添削するとなるといろいろ配慮しないといけませんし。
添削は奥が深いですね。
作者からの返信
千原ジュニアさんの句は、
原句2 ぶらんこはよやくかしろのぬいぐるみ
これがいいかな。よやくか。なるほどでした。
梅沢富美男さんの句は、
破調にしてみるのも面白そうですね。
勉強になります。
いつもコメントありがとうございます。
2025年4月3日放送 題・回転寿司への応援コメント
今年は天候の関係か、桜が長らく咲いていましたねぇ。
回転寿司は私も大好きなのでよく行きますね。
皿かさね
寿司屋の窓に
花見する
げん😃
作者からの返信
回転寿司を食べながらのお花見。
最高ですね。
コメントありがとうございます。
2025年4月3日放送 題・回転寿司への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
回転寿司は浜ちゃんのCMだからかなあ。別番組の「格付けチェック」でも寿司の問題はくら寿司さん使っているし (^ ^;)
それにしても「回転寿司」を感じさせる句は難しいですね。
「寿司」にした中田喜子さんが頑張ったくらいでしょうか。
知花くららさんの句は、そもそもお題が回転寿司か怪しいかな。
お題から発想を飛ばしたパターンかな。
蛤と卒園が春の季語とのことですが、この句で言いたいのは「卒園」のほうなので、夏井いつき先生が「潮汁」に直したんでしょうか。
そうなると、
原句1 額寄せて潮汁沁む卒園日
でもそれなりに通じてしまうんですよね。回転寿司感はまったくありませんが、句としては成立しています。
順番を入れ替えて、
原句2 卒園に額寄せて沁む潮汁
なんてやってもそれなりに。ただ「額寄せて」は要るのだろうか、と考えてしまいますね。五音をいじれるので、ここは詠み人の知花くららさんに頑張ってほしいところ。
原句3 卒園日くら寿司で沁む潮汁
原句4 くら寿司で潮汁沁む卒園日
ここで回転寿司を投入してみました。「沁む」にややマイナスイメージがあるので、感傷的なシチュエーションを書くなら「額寄せて」ではなく「沁む」だけに託したほうが潔いと思います。
「回転寿司」だと六音で使いづらい。そこで「くら寿司」「スシロー」のように屋号にしてしまえば四音で収まるので汎用性が高まりますね。私は浜ちゃんのCMの「くら寿司」さんを拝借致しました。
別のもので考えると、たとえば
原句5 レーン取る潮汁沁む卒園日
とやってもレーンで潮汁が流れている場所として回転寿司が浮かぶかなあと。
実は回転寿司に行ったことがないんですよね、私 (笑)
回転寿司とわかるものとしては「レーン」の三音が最も短いかなと。
ただ、この「原句5」は要素を盛り込みすぎなので、やはり「原句3」「原句4」くらいまでに絞るべきかなと思います。
滝口アルファ様の添削だと破調ですがCがベストかなと思います。
あ、ここまで考えてきて別のものが浮かびました。
原句6 卒園日パネルに映る潮汁
原句7 卒園日パネルで押した潮汁
潮汁が「パネルに映る」「パネルで押せる」ところといえば回転寿司に違いないと。ニュース番組などで見た回転寿司はタッチパネル式だったので。
タッチパネルとわかるのは「原句7」のほうだから、これが知花くららさんの句を尊重して直した最善手になるのかな?
やはり添削は難しいですね。
作者からの返信
原句7 卒園日パネルで押した潮汁
パネルは明暗ですね。
ただ、
語順を代えることは可能かも。
パネルにて押す潮汁卒園日
潮汁パネルに押して卒園日
うーん、少し説明的でしょうか。
添削の道は茨の道ですね。
カツサンドって、お花見しながら食べると良さそうですねぇ。
カツサンド
桜舞い落ち
口とめる
げん😃
作者からの返信
お花見しながらのカツサンド。
極楽ですね。
2025年3月27日放送 題・春の上野への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
ネルソンズの青山フォール勝ちさんの句は、「高架下」と「春怒涛」の取り合わせが悪いですよね。春の荒波と高架下では場所が合いませんし。
狙いとして「高架下に吹き抜ける爽やかな風」を表したかったのかなと考えれば、滝口アルファ様の添削ではAがぴたりかなと思います。
伊原六花さんの句は「美術」で「国立西洋美術館」「上野の森美術館」のいずれかに掛けているとわかりますが、単に「美術」だと「絵画」なのか「彫刻」なのか「陶器磁器」なのかがわからない。夏井いつき先生が「絵画」と特定したことである程度画が浮かんできますね。通常「絵画」だと油絵かなと思いますがそこまではどうなんだろう。
となると、
★原句1 上野にて春の雨まで絵画かな
としてもそれなりに欠点は修正されてしまっているんですよね。
もともと詩情のある句なので、「上野」を入れ込んで「雨」も「絵画」のようだまで書けば、季語をいくらでもいじられるような気もします。
ただ「にて」の二音がもったいない気がします。
そこで、
★原句2 春の雨上野の森は絵のごとし
なんてしても良さそうな気がします。これは滝口アルファ様の添削Cの土台に添削Aを組み合わせた形になりますね。
Kis-My-Ft2横尾さんの句は私の力量だと手を付けられないかなと思います。
上五字余りですが、夏井いつき先生は上五の字余りには寛容な方なので。
梅沢富美男さんの句は確かに「六合」が気になりますね。あえて上五に使って「俺はこんな言葉も知っているんだ」と誇示するような使い方ですし。
中七・下五は「六合」とあまりリンクしていないような気もします。つまり上五が「六合を」にする決定的なイメージが感じられないかなあと。
ですので、滝口アルファ様の添削Aが映像をうまく作れているように感じられます。
やはり添削は難しいですね。
いつも勉強になります。
作者からの返信
伊原六花さんの句。
カイ艦長さんの
「春の雨上野の森は絵のごとし」が、良い感じですね。
上野の森というフレーズが、
東京に詳しくない私には出てきませんでした。
そのほかのコメントも、とても参考になります。
ありがとうございます。
2025年2月20日放送 題・においへの応援コメント
焼き栄螺って美味しいですよねぇ。
焼き栄螺
オイラは醤油
垂らさぬ派
げん😃
作者からの返信
焼き栄螺
オイラは醤油
垂らさぬ派
「オイラは醤油垂らさぬ派」が面白いですね。
コメントありがとうございます。
2025年1月30日放送 題・フライドポテトへの応援コメント
すごいです。勉強になります。
私には、とても書けないな~
この言葉の感性 盗みたいです。
読んで心を満たします。
作者からの返信
俳句の勉強だけでなく、
言葉の感性を磨くのにも、
お役に立てていたら、光栄です。
コメントありがとうございます。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
以前はプレバトが好きでよく見ておりましたが、最近勤め先が変わったので時間帯的に見られなくなってしまいました。
しかし夏井先生の添削を添削するとはスゴイ!
この先も拝読します。
作者からの返信
いろいろと添削しながら、
俳句を学んでいます。
読んでいただき、
ありがとうございます。
編集済
2025年春光戦・決勝戦 題・ついつい買ってしまう人気フードへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
今回はTOP3の作品なので添削がひじょうに難しいですね。
お題が「ついつい買ってしまう人気フード」で、
犬山紙子さんが「フエラムネ」
FUJIWARA藤本さんが「シーフードヌードル」
梅沢富美男さんが「歌舞伎揚」
としっかりとなにを書くかが明確でした。
犬山紙子さんの
花曇ため息代わりフエラムネ
だと、せっかく楽しみで見に来たのに花曇になっていて残念な気持ちでフエラムネを吹いた。という物語になるのですが、これだと順番がちょっとおかしいかなと。
普通なら花曇りの中でフエラムネを飲み干していて、ため息代わりにフエを吹いた、という流れが自然なように映ります。
この場合、順番をいじるだけでも整いそうですね。
フエラムネため息代わり花曇
滝口アルファ様の添削例ではBが近いですね。
ただ、私の添削では「中七と下五が揺れる」かなと。
「ため息」のマイナスのイメージが「花曇り」のマイナスイメージに被りやすい。
となれば、
フエラムネ憂さを紛らす春曇
なんてしてもいいかなあと。「憂さを紛らす」とやや明るめな描写を付加してみました。
今日は頭痛が治りきっていないので、添削がかなり厳しいですね。
体調を整えないと。
やはり添削は難しいですね。
作者からの返信
「フエラムネ憂さを紛らす春曇」がいいかな。
ただ、語順は逆のほうがしっくりくるかも。
「花曇憂さを紛らすフエラムネ」
これで、ほぼ完璧では?
寒暖差が激しいので、
カイ艦長様、ご自愛くださいませ。
2025年2月27日放送 題・バターへの応援コメント
小山慶一郎さんの言わんとしていることは、ホットケーキを食べている団欒の情景。わざわざ説明に足した甥っ子の関係。
残念ながら、夏井先生の添削では団欒や甥っ子は読み取れません。
そして、お題の「バター」、となれば待つ時間を描かなくても、甥っ子の笑顔の瞬間で良い気がします。
775の字余りだけど、こんな添削はどうでしょうか。
『バター溶ろける香のパンケーキ甥の春』
時候の季語の「春」に全ての感情を押し込めてみました。
トラウデン直美さんの句も、ドイツに住んでいる祖母、お菓子(何かは不明)が届く、待つ喜びと字数が多くなるので、シンプルな季語が効果的と考えます。
一物仕立てのこんな添削はどうでしょうか。
『ドイツの祖母よりお菓子を待ちて春』
祖母からお菓子が届くのは特別なことでなく、毎年恒例と想定してこの季語を選びました。
その方が暖かく感じませんか。
千原ジュニアさんの句はお題の「バター」を強烈に意識させるいい句だと思います。
材料が多いと言っても、先の二句に比べれば、少ないと感じる程にまとまっていると思います。
ただ一点、上五「笊に土筆」の「に」が気になりました。
俳句に置いて、助詞の「に」は視点の誘導と考えます。即ち、笊を見て下さい土筆がありますと読み取れます。この句にこの一動作は要りますか?
普通に「笊の土筆」とまとめた方が視点が手元に固定され、シンプルに季語が映えると思いませんか?
あざとく、ここに季語があるよと強調している様に感じました。
梅沢富美男名人の句は、Aより優れた添削は出来ません。
A.『お黙りとアサリバターに銀の蓋』
最高です。(≧▽≦)
作者からの返信
小山さんの句。夏井先生の添削は論外かな?
大和田さんの添削でも、少し詰め込みすぎかも。
カイ艦長さんが、春の蜜というフレーズを提案して下さって、
私の添削の最終形態は、こうなりました。いかが?
甥っ子やバターは春の蜜となる
トラウデン直美さんの句。シンプルな添削で、いいですね。
ただ、バターの感じが薄いかも。
千原ジュニアさんの句。笊の土筆のほうがいいですね。
コメントありがとうございます。
うーん、添削の添削は難しいですね。
編集済
2025年2月6日放送 題・雪の銀座への応援コメント
お題に「銀座の雪」とある以上、「銀座」か特定出来る店舗名等を入れ込む必要があると考えます。
そういった意味で、小手伸也さんの句はマイナスかと。上中十二音の「帰らなきゃ帰したくない」は「我儘」の四音で表現出来そうです。
こんな添削はどうでしょうか。
我儘は銀座の幻夜雪催い
鈴木梨央さんは俳句慣れをしていないだけで、描こうとしている情景は読み取れます。
二物衝突のこんな添削はどうでしょうか。
冬の音の銀座幻燈のざわめき
立川志らくさんの句は、上中句で「粉雪に恋する銀座」と投げ掛けて、下句で「資生堂」と店名を明かす事で、ショートケーキのことかと、ユーモアとお洒落な言い回しがとても素敵な句だと思いました。
ですが、説明を聞くと何か違う感じが拭えません。太宰治や森鴎外が恋した銀座を組み込んで、こんな添削はどうでしょうか。
文豪の恋した銀座に粉雪
長文、失礼しました。
作者からの返信
小手さんの句。我儘ですか。なるほど。
何の我儘か分かりませんが、
それが想像をかき立てるのでしょう。
鈴木梨央さんの句。幻燈がいいですね。
ただ、銀座なので、うーん、
あえて「ざわめき」を言う必要が有るのか無いのか。
志らくさんの句。文豪ですか。なるほど。
後半のリズムを整えて、前後を逆にしたらいいのかも。
粉雪や文豪の恋した銀座
コメントありがとうございます。
大変勉強になります。
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
FUJIWARA藤本さんの作品ですが。
A マーブルチョコの袋に入れる春の風
マーブルチョコって基本的にはスティック状の筒に入っていますよね。
卒業証書を入れる筒のような形です。
ですので、
A1 マーブルチョコの筒に閉じ込む春の風
かなあと。
ただ、「閉じ込む」が「マ行下二段活用の動詞「閉じ込む」の終止形」とグーグル検索にはありますが、それ以外で「閉じ込む」はないようなので、俳句に使える古語の動詞かがちょっと不明です。
現代語に直すなら、
A2 マーブルチョコの筒に閉じ込め春の風
とする手もあるかなあと。ただ「A1」の「閉じ込む」のほうが収まりがいい。
これは悩みますね。
やはり添削は奥が深いですね。
作者からの返信
マーブルチョコは筒ですか。
これはうっかりでした。
A1 マーブルチョコの筒に閉じ込む春の風
これでほぼ完璧でしょう。
代案としては、
A3 A1 マーブルチョコの筒に春風封印す
こんな感じでも良いのかもしれませんね。
いつもコメントありがとうございます。
勉強になります。
『兄と割るチキンラーメン風光る』が好きです。令和も人気なチキンラーメン🍜
作者からの返信
いろいろ考えたのですが、
これが私も一番好きですね。
春の風の光の中に、
遠い日のお兄さんとの記憶が
輝いているような感じでしょうか。
編集済
2025年2月27日放送 題・バターへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
小山慶一郎さんの句は「ホットケーキ(パンケーキ)」「バター」「三人(姉と甥と自分)」「季語」と言いたいことを成立させるのに4語が絶対に必要になりますね。「パンケーキ」「バター」「三人」は季語ではないので。
これだと「パンケーキ」で5音、「バター」が3音、季語は最短で「春」の2音かな。「三人」であることに使えるのが7音ですので「三人で待つ」で7音になります。
これを再構成すると、
「三人で待つパンケーキ春バター」
ということになるのですが、やはり素材がありがちかなあと。
あと「春バター」と季語の直後に名詞を入れると季語が削られるのも痛いですね。
ただ言いたいことを詰め込むとこうにしかなりようがないので、やはり要素を削るべきでしょう。
「バター溶けパンケーキ待つ春隣」
とすると「名詞⇒動詞、名詞⇒動詞、季語」という流れになって口語調(散文的)になってしまいますね。
「パンケーキ溶けゆくバター春隣」
くらいなら原文を生かした添削になるかなと。
やはり添削は奥が深いですね。
追記2025.3.17 17:00
語順が逆ですね。
「春隣バター溶けゆくパンケーキ」
これなら誰もが同じ情景を思い浮かべられますね。
追記2025.3.17 17:30
季語「春隣」を思い切って「春」だけにして、「春の蜜」にすると面白そうです。
「春の蜜バター溶けゆくパンケーキ」
難点があるとすると、なにが言いたいのか「お題」が「パンケーキ」か「蜂蜜」になってしまうことですね。
「バター」がお題なので、たとえば、
「パンケーキ蜜にバター溶けゆく春」
と破調にする手もありかなと。
追記2025.3.18 18:05
滝口アルファ様の
「甥っ子やバターは春の蜜となる」
とてもいいですね。
甥っ子がバターを使ったなにかを待っている。「蜜となる」で溶けていく様子もわかりますし、バターの香りも感じられます。
小山さんが「甥っ子」を詠みたかったのなら最善の添削になっていそうですね。
作者からの返信
沢山の添削例、ありがとうございます。
さて、小山さんの元の句が「春隣姉と甥とバター待つ」。
とすると、小山さんは人物を、
特に愛おしい甥っ子さんを、
詠みたかったのではないかと思うのです。
ただ、春の蜜は良いアイデアでしょうね。
「甥っ子やバターは春の蜜となる」
こんな感じでしょうか。
いずれにせよ、小山さんの句は、
添削とは何かを問うている、
良い意味で問題作だったのかもしれませんね。
毎回コメントありがとうございます。
勉強になります。
2025年2月27日放送 題・バターへの応援コメント
『A 陽春の午後ドイツより祖母の菓子』と 『A お黙りとアサリバターに銀の蓋』が好きです。
作者からの返信
ありがとうございます。
どちらも、
一番シンプルな添削ですね。
凝った添削は、
独りよがりになりがちかも、ですね。
2025年2月20日放送 題・においへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
勝村政信さんの俳句は、映像を持つ季語「逃げ水」を使いながらも、それに気づかず通り過ぎたわけですから、実際に「逃げ水」を見ていないというなんともな出来栄えでした。見ていないのに「逃げ水」を知ることはできるのでしょうか。
勝村さんの年齢からすると、サッカーのピッチは芝ではなく土でしょうね。Jリーグが始まってから学校のピッチを芝生にする学校が増えたはずなので。雑草を切り開きながら試合しているとも思えませんし。
「逃げ水」を使うなら詠嘆「や」で切って言いたいことを、ここでは「匂い」ですね、それを加えるのが添削かもしれません。
たとえば、
「逃げ水や土にまみれてピッチ駆る」
なんてやると、「ピッチ」はサッカーのグラウンドをピンポイントで表現できますから「サッカー場」「グラウンド」と書かなくても「サッカーのグラウンド」であることが表現できます。しかも「2音3文字」なので文字数を削れます。
「土にまみれて」で土の匂いや味を感じられるかな、と。
この例を考えたとき「ピッチ駆る」として「ピッチ」を軽くして季語にウエイトを置くか、「駆るピッチ」として季語を軽くするかで迷いました。「駆るピッチ」にすると「逃げ水」の映像から「ピッチ」の映像に切り替わるので、季語が損するような気がしますので。
やはり添削は難しいですね。
滝口アルファ様の添削は毎回ためになります。
作者からの返信
カイ艦長さま。
なるほど。ピッチという言葉は思いつきませんでした。
個人的には「駆るピッチ」と名詞止めにするほうが、
好きですね。ピッチと終わって、そこからまた上5の逃げ水やに循環する感じがいいかな。
サッカー用語を使うというのは妙案ですね。
逃げ水やシュートを蹴れば土匂う
逃げ水や土の匂いのキラーパス
こんなふうにもできるでしょうか。
しかし、添削の沼は深いですね。
いつもコメントありがとうございます。
2025年2月13日放送 題・デパ地下への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
森口瑤子さんの句は、おそらく名人九段だからあまり直さないほうがいいかも、と夏井いつき先生も考えたのかなと。
たとえば「百貨店閉店セールの〇〇」の形にすれば、「賑わいのイメージを持つ季語」を入れればそのまま受け取れるようですが。
お借りすることになりますが、フルポン村上さんの添削に使われた「百千鳥」を入れて、
「百貨店閉店セールの百千鳥」
にすると寂しさの中にある賑わいを表現できそうなんですよね。
「百」で頭韻が踏めるのも強いですし。
閑古鳥が鳴いているような閑散とした閉店セールってあまりないですからね。
ただ、お題「デパ地下」でここまで発想を飛ばしていいのかな、と。
これはフルポン村上さんの句にも言えるんですけど。
森口瑤子のは「閉店セール」で一句だし、フルポン村上さんは「サラダ」で一句だし。
ぎりぎりフルポン村上さんの句がデパートを連想させるかもしれませんが、場所としてはフレンチレストランのイメージのほうが強いように感じます。
やはり添削は頭を使いますね。
作者からの返信
森口瑤子さんの句に、
百千鳥を使うパターンは私も考えていました。
でも、すこし百千鳥は明るすぎるかな。
でも、デパートの閉店セールの暗さと、
対比が効いていて、今なら百千鳥は良いかもと思います。
お題「デパ地下」も、確かにカイ艦長さんの言うように、
取り上げた3句全て、発想飛ばしすぎかも、です。
私の添削も含めて、
もう少しデパ地下感を出したほうがよかったかな。
コメントありがとうございます。参考になります。
2025年2月6日放送 題・雪の銀座への応援コメント
「演歌の詩って、何気に人間の心理を付いてますよね?あんなモン、時代が過ぎれば消え去る分野かと思いきや..年齢を重ねた人間達が歌詞に釣られて聴き始める事実。」
演歌の魔法。
作者からの返信
日野美歌さんの「氷雨」は、
母が昔よく聴いていました。
私も好きな曲です。
ジャンルは歌謡曲、いや演歌なのでしょうね。
演歌の魔法。
最近の曲は速くて聴き取りにくいものが多いですね。
そんな時代だからこそ演歌が染みるのかも。
レビューありがとうございます。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
結果発表〜!!!←これ好き!
作者からの返信
最近は、浜田さんは、
結果発表〜!!!とは言っていませんが、
そのイメージは確かに強いですね。
読んで下さり、ありがとうございます。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
初めまして、松本恵呼です。
この度は、私をフォローしていただきありがとうございます。いきなりのフォローで驚いています。私の雑多な作品の何がお気に召したのでしょうか。嬉しい限りです。
私も「プレバト」は毎週見ています。見るだけですけどね。たまには俳句もと思うのですが、いつも見るだけで終わっています…。
そんな私ですけど、これからもよろしくお願いします。
作者からの返信
カクコン10短編で、ミステリーを書きまして、
ミステリー好きな人を探していたところ、
藤井由加さんに作品フォローされていましたので、
松本さんをフォローした次第です。
唐突なフォロー、お許しください。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
2025年2月6日放送 題・雪の銀座への応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
立川志らくさんの句ですが、
「粉雪に恋すや銀座資生堂」
とすれば詠嘆の「や」でカットが切れるので読み違いは起こりづらいかなと。
それにしても詠みづらいお題ではありますね。
小手伸也さんの句は、
「帰さない声かけられず雪催」
なんてすればためらいの映像が見えてくるかなと。ただ恋の詩にはなっていませんね。
やっぱり難題ですよ、夏井いつき先生!
作者からの返信
ほんとに、なぜお題が「雪の銀座」なのか、
未だに謎ですね。新宿でも渋谷でもいいような。
「粉雪に恋すや銀座資生堂」
なるほど。いっそ思い切って、
「粉雪や銀座本店資生堂」と二物衝突にして、
あとは読者に撒かせるのもアリかなあ。
「帰さない声かけられず雪催」
これは私も苦心しました。
「帰さないという声呑む雪催い」
少し抑制してみましたが、今ひとつかな。
編集済
2025年2月6日放送 題・雪の銀座への応援コメント
今回ちょっと難しいですね。資生堂の句、私も? でした。資生堂パーラー知らないと化粧品買ってデート行った? って思うかも。
小手さんのと志らくさんの別案作ってみました。
君乗せて去るタクシーや街の雪
三流トレンディドラマから二流くらいになれたかな。視聴率5%くらいほしいな。
銀座にて粉雪愛でる吾は女
大正時代くらいのモガのイメージで詠んでみましたm(_ _)m
作者からの返信
恥ずかしながら、資生堂パーラーを知らなかったので、
ネットで調べました。
「君乗せて去るタクシーや街の雪」
タクシーが効いていると思います。
「街の雪」よりも「夜の雪」のほうが、いいかな。
「銀座にて粉雪愛でる吾は女」
下5は「女あり」もしくは「女かな」くらいにして、
客観的にしたほうがいいかも。
うーん、しかし添削は難しい。
あとは個人の好みでしょうかね。
2025年1月30日放送 題・フライドポテトへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
山崎玲奈さんの俳句ですが、
「塾帰りかじかむ指に染むポテト」
としてもそれなりに収まりはいいんですよね。「油」と書かなくても「ポテト」と書けば普通はフライドポテトかポテトチップスかですから。ポテトサラダという手もありますが、ポテトサラダが指に染むとも思えませんし。
また「かじかむ」は基本的に「手」「指」「足」についての動詞なので「指」が動かせないかは悩みます。
たとえば「塾帰りポテト染み入るかじかむ手」と最後に手の映像を持ってくると印象が強くなるかなと。ポテトから油も熱も染み入るのだろうと「かじかむ手」が連想してくれますから。ただ人によって松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」に似ていると指摘されそうなのが難点です。おそらく梅沢富美男さんや夏井いつき先生に提出したら酷評されそう。ですが「染み入る」は芭蕉の専売特許でもありませんし、そこまで表現を狭めるのもどうなんだろうとは思います。
そこで「ポテト染み入る」を「ポテトの温み」にすると油ではないですが温冷の振り幅が出せそうです。
「塾帰りポテトの温みかじかむ手」
変形して
「塾帰りポテトが温むかじかむ手」「塾帰りポテトで温むかじかむ手」
とすると「ぬくむ」と「かじかむ」で韻を踏めるので表現は広いかな。
「ポテトが」なら言いたいのは「ポテト」のほう。
「ポテトで」なら言いたいのは「手」のほう。
と助詞ひとつで意味合いも変わります。
今回はお題が「フライドポテト」なので「ポテトが」のほうが趣旨に合うかなと。
添削するのがなかなかに難しい一句でした。
この映像をこねるよりは、別の映像を作ったほうが早い、と夏井いつき先生は考えたのでしょうか。
作者からの返信
まず、温し(ぬくし)が春の季語ですが、歳時記によると、
物の温さを言う場合は季語にはならないようですね。
「塾帰りポテトで温むかじかむ手」
私はこの添削例が一番好きですね。
ポテトの温かさが手のかじかみへ流れていく感じが
良いと思います。
2025年1月23日 題・NGシーンへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
藤岡真威人さんは俳優駆け出しだし若いから、まだ俳句脳にはなっていませんね。
これから鍛えていけばいいのですが、俳句を鍛えるくらいなら演劇とアクションを磨いてほしい逸材ではあります。彼のアクションは見栄えがよいので。
頬を染めることを赤い花になぞらえるのは確かにありきたりかなと。
寒椿で「寒い」と「赤い」は表現できているので、冬場の撮影シーンと見立てるには演技やセリフなどの演者側もしくはカメラやカチンコ、メガホンなどのスタッフ側の情報が欲しいところですね。夏井いつき先生は「台詞」を選んだようですが。
たとえば「殺陣合わずまた寒椿打ち合わせ」とかやると冬のアクションシーンの撮影であることはわかるかなあと。藤岡真威人さんならアクションシーンつまり殺陣が魅力だから、「台詞」にするよりは「殺陣」にしたほうが似合っているんですよね。読み人の情報もきちんと入りますから。
俳句査定を撮りためたBlu-ray Discを押入れから持ってこようかな。
添削するだけでけっこう頭を使いますね。
作者からの返信
「殺陣合わずまた寒椿打ち合わせ」
殺陣を使ったのがいいですね。
躍動感が出ます。
寒椿は下5のほうがいいかも。
「殺陣合わずまた打ち合わせ寒椿」
いずれにせよ、
添削上手ですね。参りました。
2025年冬麗戦決勝戦 題・大ピンチへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
添削って正解がないだけに、さまざまな感性が見えますよね。
私も自分なりの添削をしてみたくなりました (^ ^)
作者からの返信
学ぶとは真似ることだとか。
人の俳句を見て、
自分なりの添削をしてみるのも、
俳句の勉強になるでしょう。
でも、
ホント添削に正解なし、ですね。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
こんにちは。
俳優の森迫永依もりさこえいさんの句は、季語が置いてけぼりで、その季語じゃない気がします。
活かすなら語順が逆なのではと思いました。
吉凶よりも腹の虫の冬晴れ
下五は「冬晴れの」といい差しでも良いかもしれません。そこは好みかと。
おみくじの吉兆よりも、腹の虫が鳴くから飯を食いに行こう。そんな冬晴れの日みたいになりませんか。
普段の夏井先生なら、中途半端な擬人化はしないのに、添削に切れが無かったですね。
作者からの返信
なるほど。最後に季語。
いいアイデアかも。
おみくじより腹の虫なり冬の空
おみくじより腹の虫なり冬夕焼
おみくじより腹の虫なり冬銀河
いろいろな冬の季語を当てはめてみるのもいいですね。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
直し方もいろいろですね。
流石に前より悪くなることはないでしょうけど。
作者からの返信
ありがとうございます。
たまに改悪になることも…。
そうならないように気を付けます。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
今晩は。
冬晴や吉凶よりも腹の虫もなんとなくいいなと思いますが、吉凶笑う腹の虫も好きですね。
添削はそういうことを言っているわけではないのですが、私はつい好みで選んでしまいます。
作者からの返信
まあ詩歌は、
感性の世界なので、
好き嫌いで選んでいいんじゃないかな。
腹の虫の句。
やっぱり、そんなに悪くないですよね。
コメントありがとうございます。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
滝口アルファ様、コメント失礼致します。
プレバト!の俳句コーナーだけ切り出してここの2年分くらいは保存してあるので、そちらを見返そうかなあと。
『カクヨム』でも俳句・短歌のコンテストもありますし、観るだけでなく作るほうもやってみようかな。季語でつまずきそうですが (笑)
夏井いつき先生の添削傾向として、基本的に若者言葉は直されるんですよね。
専門用語や固有名詞は直さないので、いつ読んでも普遍なものを目指しているように感じています。
ということで、滝口アルファ様の添削例も参考にさせていただければと存じます。
作者からの返信
私自身、俳句が不得手なので、
勉強のために書いているノートです。
参考になりましたら、
嬉しいです。
2025年1月9日放送 題・おみくじへの応援コメント
好きピがいいですね。ひとつ考えました。
『初春やせいので好きピと引くみくじ』
森迫さんのもひとつ作ってみました。
『初みくじ吉でも凶でも腹は減る』
シンプルすぎかな。この句、先日書いたワタシの『ごはんを食べる』の詩と共通点かある気がして好きです。
作者からの返信
好きピのほかに、
気にピというのもあって、
気になる人のことだそうです。
一郎丸さんの2句の御作、
なるほど、いいですね。
「ごはんを食べる」も良かったですよ。
2025年11月27日放送 題・消せない写真への応援コメント
俳優の柿澤勇人さんの句
原句 幽天を見て取り戻す晴舞台
字面のままで解釈すると、
「それまで晴れ舞台を失っていたものの、幽天を見て取り戻した」
と読めますね。
まずは簡単に、必要なパーツだけを付け加えて再構成すると以下になります。
原句1A 幽天に発起し復帰す晴舞台
原句1B 幽天に復帰を期する晴舞台
薄暗い空を見て、これじゃ駄目だと一念発起するようなものと、
いつかは晴舞台に復帰したいと心に期すものですね。
1Aは「ほっきしふっきす」と「HっきS」の部分で韻を踏んで軽やかにしてみました。
変形として「幽天に発起す復帰す晴舞台」と活用を揃えても面白くなりそうです。
今考えましたが、句跨りで「幽天に発起す晴舞台に復帰す」としても面白そう。
1Bの変形として「幽天に復帰をめざす晴舞台」も考えたのですが、ただ「めざす」だけだと弱いかなと考えて1Bに落ち着きました。
話を聞くと、
1. 9年前に舞台の上で大ケガしてしまって、
2. そのあとのツアー公演全部中止にしちゃったんですよ。
3. もう心身ともにかなり来ちゃって、これは消せない一枚
4. 役者も辞めようかなとか思ってたけれども、
5. すごい晴れてるし、
6. ま、応援してくれてると思って、
7. 晴舞台にまた戻ろうと、そういう気持ちを
「復帰」の理由「怪我」の要素を入れないと、単に「晴舞台に戻る」だけの句になってしまいますね。
あと「消せない写真」というお題にも掛からない。
夏井いつき先生の添削も、お題の「消せない写真」要素が入っていないんですよね。単に舞台復帰をめざしているだけの句です。「ケガ」の要素もないです。
であれば
原句2A 冬療養写真で奮起晴舞台
原句2B 冬療養写真で奮起舞台待つ
原句2C 冬療養写真で奮起舞台帰す
原句2D 冬療養写真で奮起板の上
とすれば、「ケガ(療養)」「消せない写真(写真)」「舞台復帰をめざす」の三点は満たせますね。
季語は2音しか使えないので、単に「冬」としました。
「寒さの中で療養している」という過酷な状況も浮かびそうです。
2Aは原句のまま「晴舞台」、2Bは「舞台が待っている」、2Cは「舞台に帰ってきた」、2Dは「舞台を別の言い方で」。この4つなら下五に収まるかなと。
柿澤勇人さんの説明なら、2Cがベストかなと。次いで2B。
さらに語順を変えて
原句3 舞台待つ写真で奮起冬療養
どちらにしても言いたいことはすべて言えているかなと。
ただ、この語順だと下五の中途半端なところに季語が来るのが弱いかな?
原句4 冬晴れの写真で療養舞台待つ
私の感性だとこの原句4がベストかな?
今回はお題の要素をどう盛り込むかが難しかったですね。
さまざまな添削をなさる滝口アルファ様に脱帽です。
いつも勉強になっております!
作者からの返信
柿澤勇人さんの句は、
原句2C 冬療養写真で奮起舞台帰す
原句4 冬晴れの写真で療養舞台待つ
この二つがいいですね。
どちらにせよ、才能アリでしょう。
カイ 壬さん、
毎回コメントありがとうございます。
感謝感謝です。
なお、本作は、
カクコン11が終わるまで、冬眠します。
ですので、
来年2月に再開して、完結になると思います。