耐久戦

「スセ君本当に待っていてくれたんだ。君を選んで正解だったよ」

 2時間経つとジョーカーが戻ってきてくれた。

 ジョーカーの手には大量の食品が入った袋を持っていた。

「さぁ、次のゲームを始めようか!」

 ジョーカーは急にうちポケットからコインを取り出すして投げた。

 空中でキャッチして結果見ると表だった。

 それにどれほどの意味があるのかは分からない。

「では、開始!」

 まずジョーカーが振る。

「二、二、二、ゾロ目!」

 「さ、君は楽しませてくれるのかいィ!??」

「三、二、五、約無し!勝者ジョーカー!」

 だけどこれで±0。ここからどこまで挽回できるんだジョーカー。

 第5ラウンド。四五六で勝利し、5連勝。現在80万円。

 

 凄い。凄いぞジョーカー。この調子なら全勝しちゃうんじゃないか!?


「どしたんジョーカーはん、全然振る気配があらへんのやけど」

「だって女将さん、イカサマしてるでしょ。」

「何の証拠があって言うてんや」

「その大きな着物の袖にあるんでしょ?重心のズレたピンゾロしか出ないサイコロが。振る時にこっそり変えてるんでしょ。最初は真面目にやり、後半戦で搾り取るっていう作戦。だけど、お互い様だよね。だって、既にサイコロはだから。」

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