『2人の人物による会話が残された録音データ』

A:「……それで、君にはこの組織のリーダーとして舵を取ってもらいたい」


B:「わかりました。最も、私に断る権利はないのでしょうが」


A:「物分かりが良くて助かるよ。ああそうだ、次はきちんと手綱を握っておくんだよ。うっかり暴れ出すことがないように。なかなかに癖の強いメンバーだからね」


B:「……ところで、この組織を設立した理由について伺いたいのですが」


A:「どうぞ」


B:「アストレアの監視というのは表向きの話でしょうか」


A:「どうだろうね」


B:「否定しないということは、肯定と受け取りますが」


A:「好きに受け取ってくれて構わない」


B:「……なぜ、この面子なのでしょうか」


A:「君がどんな反応するかと思ってね、私からのサプライズだよ。気に入ってもらえたかな、なんてね」


B:「相変わらず悪趣味ですね。そうやって油断していると、いつか飼い犬に噛まれますよ」


A:「それは楽しみだ。やるなら飼い主に勘付かれないよう上手くやれと言っておきなさい」




記録者:不明

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