眠り姫の従者37番
私は従者の役割をご主人様より賜る物。
36番、眠り姫様のお世話を言いつけられております。
私は眠り姫様の担当ですが他にも従者の役割を賜る物は数体ほどいます。
眠り姫様はご主人様にとって比較的大切な存在のようでして。
こうして1桁でもないのに銘と従者が与えられています。
まぁ1桁の方でも一部の方は従者を与えられていないのですが。
与えられているのは………そうですね。
〝薬師〟〝黒猫〟〝人形師〟
この3体は確実に従者を与えられています。
後は〝遊戯〟もでしょうか。
それと〝商人〟と〝冀望〟も。
あの方々は支援などを担当していますから。〝黒猫〟様を除いて。
あの方は直接手を下すし偵察もするしと様々な事を行われるので従者が与えられています。
〝守護〟〝保護〟〝処刑人〟の方々は従者を持てない方々です。
〝守護〟様は現在空席。
〝保護〟様も少し前に壊れてしまったため空席。
〝処刑人〟様は現在も現役でやっておられます。
〝処刑人〟様は文字通り処刑が仕事。
ご主人様の意に沿わぬ方々の処分を行いますゆえ、情報漏洩は命取り。
尚且つ従者など持つと荷物と言う方が非常に歴代で多く。
従者を与えられない役職です。
戦闘を行う職は従者が与えられないことが非常に多いです。
あぁ話が恐ろしい程逸れていますね。
正直に申し上げますと従者は監視及び手助けを目的としています。
監視者が必要な私の主は一体どのような能力をお持ちなのでしょう?
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