風鈴

素手輕揮弄玉鈴,

清音一縷動風情。

眸含夏影如星燦,

心寄涼宵似水明。

靜處微吟辭暑氣,

幽時暗夢逐蟬聲。

誰憐此意無人會,

但聽清風自送迎。


素手 輕く揮ひて 玉鈴を弄び,

清音の一縷 風情を動かす。

眸 夏影を含みて 星の燦たるが如く,

心 涼宵に寄せて 水の明かなるに似たり。

靜處 微かに吟じて 暑氣を辭し,

幽時 暗夢して 蟬聲を逐ふ。

誰か憐まん 此の意の人に會ふ無きを,

但だ清風を聽きて 自ら送迎す。

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