第40話 昆呂美鈴がパーティー組む

「コンロ君は運営でしょ!」

「キャイ~ン? な、何の事かな?」

「普通は知る事が出来ない、師匠や美和さんの名字を知ってた、ファースト世界では有り得ない武器を持ってる……私の正体も知ってるよね!」


「美鈴ちゃんには隠せ無いか、今は運営の一員だよ! でも美鈴ちゃんと友達に成れるなら運営を退職する覚悟は有る!」

「うん! コンロが真性ロリコンだから信用する! 同類だから友達OKだよ! 僕も御手洗の時は真性ロリコンだった! 女は怖い! 中高生は最早女で恐怖の対象! 真性ロリコンは幼稚園から小学校中学年までが愛でる対象!!」


「み? 美鈴ちゃん?」

「運営なら、美鈴に僕御手洗が入り込んでるのは知ってるのだろ? コンロと僕は同志だ仲良くしよう!」


「う、うぅ~~、俺もう死んでも良いっす! 生きてて良かったぁ!!」

「僕も、中学生にしては未成熟な美少女の身体! 今の状態、生きてて良かったって思ってる……死んでるけどね」


「美鈴ちゃん!!」

「コンロ君!!」

 二人は誰はばかる事無く抱き合った。


「しまった! yesロリータnoタッチだった!!」

 コンロは直ぐに離れたが、物凄く幸せそうなとろける笑顔だった。

「アバターだから良いんじゃ無い?」



「おい! 少年少女! 見せ付けるじゃねぇか!」

 ファースト世界では珍しい、チンピラ風のオジサン3人が絡んで来た。


「コンロ! パーティー初仕事! チンピラ退治」

「パーティー?」

「友達なら当然パーティー組むだろ?」


「……うんうん!! 僕達友達だ!! ミタコンパーティーだ!!」

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