第3話

本家は構造上どうしても

エレベーターが作れなくて…


エレベーターを作るなら

基礎から作り直しで

リフォームじゃなく

一度全てを取り壊してからの

建築になるらしく

それはさすがに時間的にも

対外的にも無理があるって事になり


結局は龍夜と瑠羽ちゃんの部屋は

1階に作ることになった


警備の都合上

外壁は全て新しくして

門と玄関は新しくする


外から見たら

もはや家というよりは要塞


その話を上の子供達にしたら

平日は学校もあるから

離れで過ごすけど


休みの日は他の所…マンションで

過ごしたいと言われた


休みだけなら

龍夜と瑠羽ちゃんの部屋?

なんて一瞬 思ったけど


瑠羽ちゃんが大事にしてる

マンションのあの部屋を

いくら子供達とはいえ

勝手に使う事を許さなかったのは

勿論龍夜で…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る