第11話

それでも暖華のお腹に宿った

小さな生命は…



今 こうして…

赤ちゃんとして

俺の目の前にいる



「光… ありがとう」


なんでか俺にありがとうって

言った暖華



「暖華…愛してる…

本当に ありがとう」


あぁ…俺は


何があっても

この子を 護らないと



いや…


この子を 護りたい

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