第12話「彼らの結末」
聖女マリアが来る。
マーガレットがそう言ってから一カ月ほど経った。
本当に彼女が訪れることになったらしい。
ギルドでは聖女マリアを迎えるための準備を進めていた。
「今回何で、マリア様までこんな街に?」
「カーティスさんが呼んだらしいよ。何でもダンジョンの様子が変だってことで」
「へー、いつでしたっけ?大規模討伐の時に下層で怪我人が大量発生したことありましたよね?」
「あの時はホントに大変だったんだから⁉ねぇ、エレナ!」
マーガレットに声をかけられて意識が戻る。
カーティスがサミュエルの決闘後に家に来て以来どこか上の空な状態が続いていた。
あの日のカーティスはどこか様子がおかしかった。
まるでこちらを狙うようにジッと見つめられることが度々あり、何かまずいことでもしてしまっただろうかと緊張したのは一度や二度ではない。
何より、カーティスの言葉に振り回せていた。
<お前、本当に……誰か好きな男がいるのか>
先日まで男がいるんじゃないかと問い詰めて来たと思えば、本当に想いの人がいると知ると、まるで嘘だと懇願するような眼で本当なのかと問うてくる。それでも、彼女がどこかに行けば何事もなかったかのように彼はまたどこかへフラフラと旅立つのだろう。
悔しかった。サミュエルの告白といいもうこの数週間ずっとおかしくなりそうだ。
そんなエレナの思いを知らず、マーガレットは今日も元気そうだった。
「ちょっと、エレナ聞いてる?」
「うん。そうね、あの時は私達も救護に駆り出されて大変だった」
「そんなことあるんですか⁈一応非常時には~みたいな説明は新人研修の時にありましたけど、実際にやるってなるとキツそうです」
「あれは、経験しない方がいいわよー。まあ、そんなことをする前にマリア様の受け入れ準備しないとね」
そうだった。今回聖女マリアだけでなく、魔導士団も一緒に来るらしく宿の手配に始まりポーションの大量搬入など色々と立て込んでいる。
というのも、マーガレットが言うようにロスハーゲンの街のダンジョンの様子がおかしいとカーティスがギルド本部に伝えたことで大規模調査が行われることになったらしい。何かあった時に備え癒しの力を持つ聖女マリアとダンジョンの研究者である魔導士が団体で来るとあってギルド内部は慌ただしい。
エレナも自身の私情を気にしている場合ではないと気を引き締め仕事へと戻った。
§
首都からロスハーゲンへ調査団が訪れる日が来た。
街の様子も普段よりもソワソワとしていて落ち着かない。
普段の出勤ルートを使うと人でごった返していた。その多くは、絶世の美女に一目お目にかかろうと周辺の町や村から来た人々でお祭りのような騒ぎだ。
ギルドにつくと普段とは異なる服装をしたカーティスがいた。
黒っぽい装備なのは普段と変わらないが、マントを付けた騎士のような見た目の服装に着替えている。
普段は武骨な印象が強いが、騎士然とした姿に胸が高鳴る。
ただ、聖女マリアのために装いを変えたのかもしれないと思うと先ほどまでの胸の高鳴りはなりを潜め一気に心に暗雲が立ち込めた。
こちらの視線に気が付いたのか彼と目が合う。
エレナが視線を逸らせずにいると彼の方がふいと街が見える窓の方を向いてしまった。
やはり聖女を待っているのだろうか。
エレナはここで彼を待つと決めたのだ。
彼の気持ちなど求めてはいけない。
分かり切っていたことだ。
昼前になり、温かい日の光が降り注ぐ中、調査団はやってきた。
「……聖女様が来られたぞ!」
街のみんなが歓声を上げる。
聖女と言うので馬車に乗ってくるのではと思ったが白い衣装を翻し、馬で彼女はやってきたようだ。魔導士団と共にギルドの前に付ける。
初めて見た聖女は光に透けそうなほどの金髪に整った眉は繊細な筆で描かれたように美しく、その下に覗く瞳は深い青でどこか夢のような幻想的な輝きを宿していた。
馬にカーティスが近づいていく。彼は当たり前のように聖女を介助して下した。
フワリと風に髪がさらわれる。紅を引かずとも艶めく唇がゆるりと微笑むと、周囲の空気までも甘く溶けてしまいそうだった。
「……まるで絵画の中の女神ね」
マーガレットが隣で呟く。
彼女の言うとおりだと思った。本当に実在しているのだろうかとこちらが不安になってしまう。周りの女性もこれでは妬みすら追いつかないだろうことが想像できた。
美しい聖女を夢心地になりながらもギルドに迎えた。
これまで詳しい調査内容はギルドメンバーには伏せられていたが、ダンジョンの様子がおかしいというのは具体的には、ダンジョン上層に亀裂が生じており、それが広がっているためにカーティスとマリアを含む調査団が組まれるそうだ。
聖女マリアが全員の前で衝撃的な発言をした。
「場合によってはダンジョンの崩壊が起こるやもしれません。ダンジョンが崩壊すると街にモンスターが放たれます。皆さんくれぐれも心してかかってください」
ダンジョンの外にモンスターが出るなど大昔の話だ。
その昔、ダンジョンが出現するまで人々はモンスターの脅威に常に晒されていたという。それをダンジョンと言う特殊な空間を作ることでモンスターたちが生まれる空間を街の外に切り離したとの神話は子供であってもこの国の人間であればみんな知っていた。
そのダンジョンが崩壊するのだ。街にモンスターが溢れ、人が襲われる可能性に皆が動揺する。
もうすでにこのギルドの精鋭を含む作戦は決まっており、明日にでもダンジョンへと潜ることが知らされた。箝口令が敷かれ、明日の作戦時は念のため低級のメンバーは街の見回りに付くことになった。加えて、エレナたち非戦闘員も救護等の準備をしておく。
バタバタと過ごしていると聖女マリアとカーティスが外で話している様子が見えた。
黄金の夕日が窓辺を染める中、マリアの澄んだ笑い声が柔らかく響いた。
「ふふ……カーティス、それは少し意外ですね」
彼女の白い指がそっと口元を覆う。その仕草すらも、気品と優雅さに満ちていた。
カーティスが口元をふっと緩めたのが見える。彼が帰り際に見せる柔らかい微笑みだ。
ああ、やはり彼と聖女マリアは親しいようだ。
「たまにはな」
「たまではなく、初めてでは?でも……とても素敵なことです」
マリアが柔らかく微笑むと、カーティスの表情もわずかに和らぎ目じりに皺が寄る。
二人のいる空間だけが穏やかな時間に包まれているようだった。
それを見ていたエレナの指が、気づかぬうちにワンピースの裾をきつく握りしめる。
二人の会話は聞こえなかったが、やはり親密なようだ。
決闘の日もう一度うちに来たのはただの気の迷いだったのかもしれない。
涙が零れてしまわないよう、足早にその場を立ち去ることしかできなかった。
その日は皆寝れない夜を過ごすことになった。
作戦決行日、カーティスたち調査団がギルドを出てダンジョンへと向かう。
ギルドに関わる全ての人が不安を抱えていたと思う。
エレナは可能ならばカーティスに行って欲しくなかった。
一晩中色々な思考に苛まれた。聖女とカーティスの関係にドロドロとした感情に飲まれたかと思えば、彼がうちに来た時の笑顔を思い出してはシアワセに浸る。
そうして至った結論はカーティスにはどうしても死んで欲しくない。ただそれだけだった。
でも、エレナにそんなことを言う資格は無い。
今日もエレナはこの街で彼を待つことしかできなかった。
彼女は街の入り口とダンジョンの間に急遽設置された救護用のテントの下にいた。
ここはダンジョンからモンスターが溢れた場合に備えて第二の砦として設置された場所だ。
その頃ダンジョンの中では調査が進んでいた。
「やはり亀裂が入っていますね」
「そうですか…………あまり時間はなさそうですね。最深部に最も深い亀裂があるはずです。そこから修復の術をかけていくので皆さんはモンスターの排除をお願いします」
入り口付近にも関わらず既に亀裂は入っていた。
聖女マリアの言葉に従い深い亀裂を探してどんどん奥へと入っていく。
地下深くに広がるダンジョンが、不気味な音を立てて崩れ始めるまでにそう時間はかからなかった。
「……まずいな」
誰かが呟く。皆異変に気づいた時には遅かった。
最初に飛び出してきたのは巨大なオークだ。
普段よりも狂暴化しており、その筋肉は膨れ上がり、目は血走っていた。
カーティスが前に出て応戦する。カーティスは地面を蹴り、真っ先にオークへと突撃した。オークが棍棒を振り下ろしたその瞬間、ズバッと音が辺りに響き、オークの腕が宙を舞った。
続けて蹴りを叩き込み、その巨体を吹き飛ばす。
手はず通り、冒険者たちが聖女マリアと魔導士団を守ることに専念してくれているはずだ。
これで心起きなく戦える。
デイヴィッドはその経験を買われて今回の調査にも参加していた。
カーティスのことはS級になった頃から知っていたが、彼はこれほど強かっただろうか。
S級冒険者は一人で一騎当千の力があるということを忘れていたわけではない。ただ、いつの頃からか周りと一緒に戦う姿しか見ていなかったので彼も人だと思っていた。
しかし、その実四十になってもその称号を失わないというのは伊達ではない。いや、もしかしたら、今が全盛期なのかもしれないと思えるほどの剣裁きをカーティスは見せていた。
誰も邪魔できない。いや、自分たちが参加しても寧ろ足手纏いになってしまうことは容易に想像がついた。
せめて彼が好きなように暴れることが出来るように何とか作戦通りに聖女を守るしかあるまい。
「聖女様こっちだ!」
そう呼びかけカーティスの後を追う。
最深部に近づくほどにやはりと言うべきかモンスターたちは強くなっていく。
これまでよりも深い亀裂が見えた。
「皆さん………あそこです!」
聖女マリアが亀裂へと近づこうとするが、モンスターたちの数が多い。
カーティスでも少しずつ取りこぼす魔物が増えていた。
それらを魔導士団と協力して数人がかりでギルドメンバーたちが倒す。
あと亀裂までもう一歩という所だった。
大地が揺れ、まるで生き物のように蠢く亀裂が大きく広がる。
深淵から何かが姿を現そうとしていた。
冒険者たちも魔導士団も目前の異変に備え身構えた。
「ガアアアアアアアッッ!!」
凍てつくような咆哮が響き渡り、亀裂の中から巨大な影が飛び出した。
その影はカーティスにとっては見慣れたものだった。
「マーナガルム…」
彼が保護された際、一緒にいたモンスターだった。
マーナガルムは唸り声を上げると、周辺にあった亀裂を広げるようにその巨体をダンジョンの壁にぶつける。他のモンスターでは見たことのない現象だった。
カーティスは本能的に理解した。こいつは自分を閉じ込める牢を壊そうとしている。
まずは、こいつをヤらなければ。想像以上の大物だった。
聖女が亀裂の修復を行おうとするのとカーティスがマーナガルムの前に飛び出そうとしたのは同時だった。
やばい。そう思ったときには、先ほどまであったはずの壁が崩壊し、マーナガルムが外へ向かって跳躍した。
風圧で壁が完全に崩壊する。
「…ここは任せたっ!」
そう言うと風を切り裂き全力で駆け出した。
通常外からダンジョンの様子は全く見えないが今日はいつもとは様子が違った。
ダンジョンの方から地鳴りのような音が鳴っており周辺が何回か揺れる。
カーティスは強い。だからと言って怪我をしないわけでもなければ命がいくつあるわけでもないのだ。病院での姿を思い出し不安が募る。
揺れが大きくなるに従って不安も大きくなっていく。
その時は突然やってきた。ドォォォオオンと大きな音がしたかと思うと見たこともない狼のような巨体なモンスターが現れたのだ。
周りの人々が逃げ惑う。人の匂いにでも反応するかのように真っ直ぐに救護用のポイントに向かってくる。
エレナは動くことが出来なかった。
「きゃあっ!」
エレナの悲鳴が響いた。
マーナガルムの冷たい青白い瞳が、彼女を捉えていた。
「ウォォォォォオーーーーン」という長鳴きが獣の口から発せられた。
「っ……!」
エレナは息を呑むことしか出来ない。
マーナガルムが低く唸る。今にも飛びかかろうとするその刹那――
ズバァンッ!!
黒い影が駆け抜けた。獣が後ろへと飛び除く。
「エレナ!伏せろ!」
エレナが顔を上げた時、そこにいたのはカーティスだった。剣を振り抜いた彼の足元には、鋭い爪の破片が散らばっている。
「……カーティス…さん」
彼は一瞬だけ彼女を見て、すぐに視線をマーナガルムへ向ける。
獣の瞳が、今度はカーティスを捉えた。次の瞬間には敵意に満ちた咆哮が響く。
「ガアアアアアアア!!」
獣の体が戦慄く。カーティスが体勢を低くする。冷静に獣の動きを見極める。マーナガルムのすべての筋肉が引き締まり、次の瞬間に飛びかかってくるのが分かっていた。彼は素早く後ろに踏み込むと同時に、鋭い一閃を繰り出した。
剣がマーナガルムの足をかすめ、毛を切り裂く。
マーナガルムは怒りの目で彼を睨み、再び唸り声を上げて跳びかかる。
だが、カーティスはその動きを予測していた。
獣が空中で一度体をひねる瞬間、彼は足を踏みしめ剣を前に突き出した。
カーティスの剣が一気に放たれ、空気を切り裂くように獣の胸を貫いた。
マーナガルムは悲鳴を上げ、空中で一瞬静止した後、地面に叩きつけられるように落ちた。その体は動かず、青白い瞳は一瞬だけカーティスを見つめた後、完全に光を失った。
カーティスは剣を引き抜き、血のついた刃を見つめながら、静かに息をついた。
彼の肩が上下し、戦いの余韻が残る中で、彼はゆっくりとエレナに向き直る。
―戦いが終わった。
無事聖女マリアたちも亀裂の修復を終えて戻ってきた。
崩壊したダンジョンも魔導士団により修復され街にもうモンスターが出てくることはないだろうとの事だった。
ロスハーゲンの街に日常が戻った。
エレナは後悔していた。
何故彼女は勝手に縋って、次があるのではないかと安易に思い続ける事が出来たのだろうか。国中を旅するカーティスがどこかで命を落とすことを考えなかったのだろうか。
自分の命を二度も救って貰って、ギルドで働いて冒険者と言う仕事と深く関わりながら何もわかっていなかった。
愛しさとともに、本気で死を意識したとき、命を賭けるカーティスの姿を見たとき、もう自分の思いに蓋を出来ないことに気が付いた。
シアワセだと言い聞かせて来たものの脆さを痛感した。
エレナは街を駆け抜けていた。
あまり運動は得意ではない。
疲労困憊の体を何とか動かすが、息が上がり、咳が出る。
カーティスはギルドにはいなかった。宿を尋ねるがそこにも彼の姿は無かった。
もしかしたら、聖女マリアと共にいるのかもしれない。
気付くのが遅すぎたのだ。
彼女といるところを想像するだけで涙が溢れてくる。
走ったせいで息苦しいのか、涙でしゃくりあげているのかもう分からなかった。
胸が苦しい。
今日、モンスターを前に死を覚悟した時よりもずっと痛かった。
こんな苦しみを抱えて今後も生きていくのだろうか。
聖女の話を聞くたびに、彼の話を聞くたびにこんな痛みに悶えることになるのだろうか。
ただ待つと決めていた自分の覚悟がドロドロに溶けて黒い染みで覆いつくされていく。
恋だと思っていたものはなんと生臭いものなのだろうか。
何故か彼女の脳裏には今日カーティスが倒したマーナガルムの瞳が浮かんでいた。
何とか体を引きずるようにして家の前についた。
無機質な自宅の扉を開けると地震で倒れたのか物が散乱していた。家具の位置を直し、割れた花瓶を拾う。椅子を立てながら自嘲する。たった五回しか使われたことのないこの椅子も自分と同じように報われないのだ。
嗚咽が漏れた。
扉が開かれる。
振り返るとそこにカーティスがいた。
ほんの少しだけ優しさが垣間見えるその姿に、エレナの胸が締めつけられる。
「エレナ………」
また彼に名前を呼んでもらえた事実に胸が震えた。
「カーティスさん…」
エレナは一歩、また一歩と彼に近づいた。
「あなたが年に一回この街に来てくれるだけでシアワセだと思っていました。」
その言葉を吐き出す瞬間、心臓が鼓動を速め、言葉が続かなかった。
涙でカーティスの顔も良く見えない。
笑顔で迎えようと決めていたのに、縋り付くその姿はなんと滑稽だろうか。
「でも………そうじゃなかった」
カーティスは少し驚いたような顔をしたが、すぐにその表情を変えて、静かに答える。
「エレナ…」
その呼びかけだけで、彼女の胸に温かいものが広がった気がした。
サミュエルもこんな気持ちだったのだろうか。
自分の気持ちに答えて欲しいなんて思わない。
そんなものは傲慢な願いだと知っている。
けれど、どうか自分のどうしようもないほどの想いを伝えずにはいられないのだ。
「あなたとの幸せを、幸福を望んでいる自分がいます」
ただ、そう簡単に人は変わらない。エレナは怖がりなままだった。
「私が…ずっとここにいるとはそういうことです…」
エレナの拙い言葉がちゃんと伝わったは分からなかった。
それは自分にとってのほんの少しのシアワセを手放す愚かな行為だ。
だが、同時にそれに縋ることはもっと愚かな行為なのだ。
彼の口が開いた。
こんなにも怖いことがあるだろうか。恐怖に心臓が震える。
「エレナ…俺の傍にいろ……お前は、俺のものだ」
カーティスの手がエレナの頬に伸ばされる。その手は僅かに震えていた。
彼の言葉に、その手に、甘く痺れた心臓を押さえ彼女はその場に崩れ落ちた。
ー
多分、亀裂はカーティスの仕業です。
マーナガルムと一緒に生活していた彼ならばいくらでも揺動可能でしょう。
彼は当初、以前のように自分が怪我をするつもりでした。そうしたら優しいエレナは見捨てられないので。でも、エレナが怪我して自分だけを頼ってくれるのも良いなと思ってます。ただ、直前になってエレナに自分以外が怪我させるのも嫌になったんでしょう。
気づけば体が動いていたみたいです。
色々とメタな話をしてしまいましたが、そのうち番外編で触れると思います。
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