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  • 海の終わりへの応援コメント

    ぽんぽん丸先生の作品、久しぶりに読ませていただきました、ご無沙汰していて申し訳ありません。

    何かの終りがすぐそこに迫っているのは雰囲気でわかる、けどそれが何なのか。
    卒業か、転校か引っ越しか……冒頭では、これから死に向かうのではないかという不安も湧いたほどです。

    女学生の、いつの時代も変わらない明るさと無邪気さが、その正体のわからない微かな不安を引き立てているのが……良いですね文章的に。読者としては不安になりますけど。
    最後に涙で、不安が寂しさと哀しさに変換される感じも素敵でした。

    別作品まで含めて思索するのは邪道かもしれませんが、作者がぽんぽん丸先生であることが物語の没頭に安心感を与えてくれていました。
    似たようなふんいきのさくひんは、企画でいくつか読んだのですが、背景が無いと単にオチもピークもない作品で終わってしまいがちですけど、こちらはしっかりと掴む何かがありますね。
    相変わらず、彼女たちの心のうちの不安は謎のままですけど、それが良かったのかも。
    素敵な物語でした✨

    作者からの返信

    お久しぶりです!お読み頂きありがとうございます!

    まさにそういう風に読んでいただきたかったので嬉しいです。登場する3人も寂しさの根っこはなにかわからない、言葉にできないのだという感覚で書きました。漠然と迫る怖さ寂しさ、それは別れでも、対立でも、死でもあって、揺蕩っています。

    私の感覚で言語化してみます。SNSで素敵な人は称賛されるけど、そこそこの人や変な人ってでしゃばんな!って誹謗中傷さえされてしまうじゃないですか。素敵なものしか存在が許されないんですよね。若い子って嫌でもそういう価値基準にずっと浸かっていて、自分や友達との生活にもその価値観は向くと思うんです。普段の暮らしの中で幸せを感じて満たされるのだけど、決して自分が知ってるキラキラした世界の一部にはなれないことも理解できる。みんなが求める素晴らしいものではない、だから私たちの幸せの価値に自信が持てない。そんな感覚なんじゃないかなと思ったんです。多くを知って、どうしても自分が小さく感じる。逃れられない寂しさがあるのかなと。

    でもこれもおじさんの想像なので、この物語に登場する3人が抱える寂しさはもっと大きな宇宙みたいな不思議なものかもしれないとも思っています。若者の心は決して歳をとった人間には理解できない。だからこそ素晴らしくて寄り添うべきなのだと思うので。