第256話 逃げる!?
「悪魔と契約した人間を天使たちは赦さないでしょう…」
どうしよう、どうしよう…。
「ノアちゃん、悪い事は言わないわ…。今からここから逃げなさい」
え?逃げる!?翼さんと別れなければいけないの!?
「そう、もう私とも一緒にはいられない…。店長と天使側の人間達がノアちゃんを狙ってくるでしょう」
「あそこに来ていたお嬢様、ノアちゃんをいつも指名していた二人組覚えているわよね?」
覚えている…。私をよく指名していたお嬢様方だ…。
「あの二人は天使側の人間、しかも悪魔側の人間を狩ることが任務の人間…」
悪魔側の人間を狩る任務をする天使側の人間…。
そんな存在がいるのか。
私は冷や汗が出てきた…。
「特にあの二人は残忍だと聞いているわ。悪魔側の人間を殺した後の欠片を食べると言われている」
欠片って肉片ってことですか???
恐ろしすぎる…。
「だから、荷物をまとめて早くここから逃げなさい。なんならノアちゃんの実家に帰りなさい」
翼さんは私のリュックを持ってきてくれた。そして着替えも手伝ってくれた。
「私が早くあなたの魔力を浄化できればこんな別れにならなかったのに…」
私はいきなり翼さんと別れることになり、また涙が止まらなくなった…。
「ノアちゃんの実家なら、あの二人の担当地区とは離れすぎているから当分は安心よ」
翼さんは電車賃としてお金を渡してくれた。
私は、翼さんと別れたくなくていやいやと首を横に振る…。
私は涙が止まらず、嗚咽しか出なかった…。
「ダメよ、わがまま言わないで…。私はノアちゃんの敵になりたくないの…」
翼さんは私を着替えさせて、リュックも背負わせてくれた。
私をまた翼さんが抱きしめた。
もうこれで、お別れなのであろうか??悲しすぎる…。
いやだ、翼さんと別れたくない…。
「悪魔と契約した人間を天使たちは赦さないでしょう…」
女悪魔グモレリーと契約したことが速攻、翼さんにバレてしまった私…。
どうしよう、どうしよう…。どうしたらいいかわからない…。
「ノアちゃん、悪い事は言わないわ…。今からここから逃げなさい」
え?逃げる!?翼さんと別れなければいけないの!?
「そう、もう私とも一緒にはいられない。店長と天使側の人間達がノアちゃんを狙ってくるでしょう」
「あそこに来ていたお嬢様、ノアちゃんをいつも指名していた二人組覚えているわよね?」
覚えている…。私が咀嚼したものをいつも食べたいと言っていたお嬢様方だ…。
「店長は大天使で、もうノアちゃんが悪魔と契約したことを感づいてるかもしれない」
店長は大天使で、第七感セブンセンスとか千里眼というスキルがあるらしい。
第七感と表記しているが、あらゆるものを超越した感性らしかった…。
お店に来ていたお嬢様二人は店長が契約した天使側の人間…。
その中でも精鋭で、教会に属しているエクソシスターズらしかった。
らしかったと書いたけれども、私にはちんぷんかんぷんな話である…。
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