第28話 感情の揺らぎ
コンビニのトイレに座り、店員さんに写真撮られたり、イタズラされてる私。
店員さんに、いろんなところを触れ、少し感情がたかぶって来てしまった。
「うぅん…。くぅん…!」
「あらら?感じて来ちゃったの?いけない子ね?」
私の微かな息づかいに、すかさず気づいた店員さん。
「ここがいいの?ここかしら?」
私の未発達なおでこを触ったり、ツノを摩ったり、触ったりする店員さん。
女の子同士だから、触られてもそんなに嫌ではないのだけれど…。
私は、ツノがニョキニョキしてどうにかなってしまいそうなのであった…。
でも、感じやすくて痛い時もあるが、店員さんは優しく愛撫してくれる。
「ツノが大きなったり、ちいさくなったりしてるよ。あなた…」
私のツノは、海のさざなみのように大きなったり小さくなったりしている。
私は、めちゃくちゃ恥ずかしくなってしまい…。
身体の肌が、少しほんのりと赤くなってしまうのを感じたのであった…。
私からは、見えないが。でも、すごい恥ずかしい。
このままだと、またツノがかなり大きなってしまう…。
まずい。非常にまずい。
「私、感極まるとツノがとても大きくなってしまうんです!まずいから止めてください!」
私は堪らず店員さんに言った。
「いいじゃない。ツノおおきくしちゃいなさい!」
「ダメェ!私、本当にツノがとっても大きくなってしまいます…!」
恥ずかしいけど、私はそう告白するしかなかった。
「大きなるツノ!いいじゃない!動画で撮影してあげるから!」
動画で撮られちゃうの!?恥ずかしすぎる!
店員さんは、私の身体を隈なく愛撫して、快楽を引き出そうとする。
「ダメェ!そんなにされたら私ツノ大きくなる!堕天しちゃう!」
「堕天?そういえばあなたお店に入った時も変なこと言ってたわね?」
思わず堕天と言ってしまった私。
中二病だとバレてしまった。それはそれで恥ずかしすぎる。
「中二病ってやつ?恥ずかしすぎるわね?」
店員さんに指摘され、顔が真っ赤になってしまう。
快楽とは違う恥ずかしさに戸惑ってしまう私。
その恥ずかしさで、冷静になってしまった。
あれ?もしかしてツノ大きならないかな…?
大きくなろそうだったけど、無理そうだ。
店員さんはものすごい期待した顔で待っている。
ど、どうしよう?
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