第30話
考えを放棄して怜央ちゃんに後は任せて私はカウンター席へと座って突っ伏した。
こうなったら不貞寝しかない。
今日の事は全て忘れよう、と全てを拒絶して瞼を閉じた。
目覚めたときには自分の家のベッドだったから、怜央ちゃんが連れて来てくれたんだろう。
起こされなくてよかったと安堵しつつも一週間後何も起きませんようにと切に願った。
――これが彼等『龍牙』との出会い。
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