第39話 解体修練
連中それ見て必死に解体してる。
下手すぎるの見かねて、コーツがプンスコしながら指導してる。
それでもボロボロじゃん。状態よかったのに。
何とか、焼いて焼肉にありつけたようだが、失敗してかなり味落ちていても、そこは絶望猪、やっぱりとても美味かったらしくて、ヒャッハー共はヒャッハーしてた。
食事が終わったら、お片付けちゃんと穴掘らせて食器を水洗いさせて、形跡も水と浄化魔法で消させてた。
そこで反省会が始まった。解体中の注意点、何処がダメとか説教してる。
ヒャッハー共が協力して解体してたけど、ダメダメだったからって。
おおう、もう一体出した。
お手本を見せるらしい、解体自体は一部を除いてコーツ一人でやるらしい。
他のみんなは周囲警戒って形のようだ。
討伐して倒れた体から始めた。警戒で一人立って、その間に周囲に穴掘って、死体の血抜きする場所の下にも一本だけ溝通して、周囲に流れるようにして、その溝全体に匂い消しハーブ撒いてる。
このクラスを現地解体するなら、最初にこれぐらいは必要だとか。
内臓取り出しと皮剥ぎの下準備から、首下に切れ目入れて、血抜きなんだけど、え、ええ…時短!?サミュすっご。
ヒャッハー側の魔法使いに、詠唱とやり方教えてる。大体血が素材になるの以外なら、使えるから練習って、水魔法の扱いなのか。
凄い速さで血抜きが終わってた。驚いてる連中落ち着かせて、続きを始めた。
物や解体のナイフ形状によって、最初の角度と差し込み距離が違うと。
さっきの連中が使っていた解体装備を借りてやろうとして…キレてる。
手入れしろって言ってる。その辺に落ちている石(ここにはないので、適当に拾っておいたらしい)それをナイフの後ろ部分で二つに割って、刃先から中間位迄だけざっと擦った。
ホントはきちんと武器屋持って行って、研ぎ依頼しつつ、研ぎセット買って、簡易研ぎ教えてもらって、常に状態確認して手入れと研ぎ入れろって叱ってた。
そんなダメダメな刃物でも、するする解体していく。
「お前の手入れされてないクソ解体装備のせいで、質が落ちたじゃねーか!」
皆困惑顔である。だが事実である。
「まあ、正しい技術があれば、何とかこの質迄は確保できるってことだ」
解体したブツは、全部回収された。奴らの解体した肉は奴ら全部食ってたので無かった。
モツとスジはちゃっかり回収されてた。
解体終わった後の場所は、しっかりハーブと血を混ぜ込まれた後、溝の下の土と混ぜ込まれて、その後で上から土被せて埋められた。
ここまですれば大体匂いも大丈夫で、よけいなものが寄ってこないらしい。あとで暫くしてから来ると、たまに一緒に埋まったハーブも生えてくるらしい。
飯と説明が終わったら、食休み後、模擬戦や訓練という名の蹂躙してた。
その後から、説明会始めてる。そりゃそうだよな模擬剣で、その辺で子供が遊んで使ってるものに、撃ち負けてるんだもんな、意味わからんよな。
武器に魔力通す練習法、まあこれも身体補強の延長だな。
この時、魔力を千切らずに武器も繋げられると、魔力効率が非常に良くなる。
あ、さっきのごみ解体ナイフ借りてる。
連中の主力武器ださせて、全力で挑んで来いって。
あーあ、全員武器破壊されて泣きそうになってる。
ここでネタばらしか、外に連れて行ったら、全部元通りだもんな。
「こんな施設、借りるの凄い高いんじゃ」
「いいっていいって、気にするな。まずはお前らついてこい」
こいつら専属には、訓練用で週に一回無料でいつでも利用できる権利を与えている。
あ、うちの料理屋連れて行った。
裏で、さっきの失敗モツとスジと、教えたときのやつ全部渡して調理頼んだ。
ちゃっかり、ただ券出してる。
なお、耳はサミュが今夜の吞みのつまみで食べるからと、時間停止バックの中にしまわれている。
「まあ、頑張ったでしょうってことで、お昼はおごるわ」
「うん、しっかり味わって食べるといい、ここはおいしい」
「料理は注文済みので悪いが勘弁しろ」
皆さん!一生ついていきます!とか言われてるぞ。
すっげー喜んでるけどそれ、さっきの解体練習の残りだぞ。
パンとライスで連中パン頼んでたけど、ミストラルは全員ライス大盛、器大きめ頼んでる。
案の定だ、どんぶりにしやがった、他の連中はうっめーとか言いながらパン浸けて食ってるな。
気に成ったのか、一人が一口頂いてもって、コーツに頼んで、わけてもらって食べて、絶望した顔してる。
後日こいつは、店の常連になる。
そいつのパーティもここの所属になる、マジックポーチを手に入れ、毎日のように絶望猪辺りを狩ってきては、この店持ち込みするようになるのは、それよりさらに先の話ではある。
食事が終わったら、この街の武器屋にみんな連れて行った。
俺ですか?さっきの外に出てくるあたりからは、ずっとシーリンと二人で、気配消しと隠蔽使って、見物してますよ。
お昼は返送魔道具使って、彼らの近くで普通の客として食ってたよ。
あ、店主にぶん殴られて、外に飛んで来た。
何処から来たのか聞いて、店主が呆れた顔して全員連れて店に戻った。
ふむ、ちょっと後で聞いてみ…なるほど、鍛冶屋がそこしかなくて、しかも、欲張り親父の店と。だけど他領だからほっといてあげてと。わかりました放置します。
店内は…あれ、居ない。
「(領主様、何やってんすか)」
「(あれ、バレた。)」
「(そりゃ、訓練終わってから、ずっとっついてきてたじゃないっすか)」
流石斥候、バレてータ。
あれら、ここに残ってくれそう?おお、五パーティ来てるけど三パーティは確実そう?確定したら、ダンジョン都市行けるから楽しみと。
「早く行けるといいね、なんかまだ十三しか来て無くて、ボっさんが四十八まで作ったのに、バランス確認できないって困ってるらしい」
「入口組とかはいかなかったので」
「かみさんが怖くてだめらしい」
「ああ…」
なるべく早く行けるように、うまい事残る決心させるの早めるとのことだ。
まあ、頑張ってくれたまえ。
「それはそうとこっちの十層以降まだっすかね」
「いや、ポイント交換品とかの追加調整がね、層だけ増えてポイント増えて交換据え置きだと、困るでしょ」
「ああ、大変っすねー、なら季節限定素材とか、高めでおいたらどうです」
「ふむ?」
「たまに停止バックで保持されてるじゃないっすか、季節限定の希少薬草とか」
「そっか、季節外でも手に入るなら、高くても狙う人もいるか。目玉にもなるし」
ありがとうとお礼を言って、彼らとは別れて、シーリンと帰って相談した。
ちなみに、奥で説明してたから、こっちのコーツと俺の会話とかは、全く気付かれてなかったみたい。
「季節限定でしか入らない品の入手か」
「それなら、手に入れられるリスト、作って王宮でどれ出していいか、相談して来たら」
「ああそっか、氷鹿角粉とかもあった方がいいのかな」
「できるの?そのまま食べるか、薬の材料のあれ」
「出来るよ、保管ケースごと出すとかになるから、ぼったくらなくても、かなり高いけど」
「そこはぼったままでいいと思うわ」
というわけで、生成できる季節限定素材のリスト化して、どれをダンジョン交換に追加していいのか質問紙しに行った。
リスト作成だけで三日かかるとは思わなかった。
リスト出してから、一か月後呼び出しが来て、許可されたものリストを確認して持ち帰った。
なお全部一遍には実装しない、階層追加ごとに一~三品追加予定。これ以外に実装モンスターの素材も入れるので、最終的には一階層に付き四か五品追加の予定。
ひとまず七十層分ぐらいこれで、ショップ追加予定素材は、決まったので、階層追加作業を開始、結局三十層迄追加した。
うん、一層ごと週一実装したんだけど、毎回初日で、ミストラルと入口組、一部お姉さま方がクリアして、ランキングに乗るんだけど…そっか、こいつらも美肌効果系の素材で使えるやつなんだ。
うん、シーリンに全部出してって頼まれた、もちろん出したよ。
十三層追加時に、ハリン、サンダ夫妻に第一子誕生。
そっか、ランクにサンダ居ないと思ったらそういう事だったか。
三十層実装の本日、カチュアとシーリンが同時に、っていうか、同時刻で第一子誕生。
心配されていた魔力だが…スタート時点で十四かーちゃんである。
もうな、普通に母乳(カチュアの)とマルスペ併用ですよ。
そういうわけで、カチュアは乳母に成ったのだ。
二人の鑑定結果だけど…うん。
転生者(ダンジョンのある日本)、更には、うちの子が双子兄、カチュアの子が双子妹ってついてたの。
聖樹さーん!ノウミンさーん!
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