高校生原付キャンプ旅~行ける所まで行ってみる~
福浦萩
第1話
※この物語はフィクションです。実在する土地、施設、団体等とは一切関係がありません。
明日から私、
この日が待ち遠しくてしょうがなかった。
最大の理由は幼稚園からの幼馴染二人と同じ学校に通える事。
二人の幼馴染、
別の学校に通っていたけれど縁は切れず、毎週のように私の家で遊び続けた私達は自由に学校を選べる高校は一緒の所に行こうと誓い合い、受験を乗り越え同じ学校に通えることになった。
晶と優子は勉強が出来るけど、二人に比べて私は勉強が不得意だ。二人の学歴を考えながらも、私も超頑張ればなんとか入れそうなラインの学校を探した。
二つ目の理由はバイク通学が可能な事。
私達三人が住んでいる神奈川県の鎌倉という街は山ばかりの地形で、私達三人はそれぞれ違う山の登る途中だったり頂上だったり、という不便な所に住んでいる。
毎日毎日、通学の度に急な斜面を上り下りするのは正直飽き飽きしていたので、バイクという文明の利器の使用が許される高校を選んだ。私達は親や兄弟、親戚から中古のバイクを貰える伝手があったし、誕生日が全員四月だから免許取得の意味でも条件が良かった。
幼稚園で知り合った最初の頃は、晶は外遊び、優子はインドア派、私は一人で遊ぶのが好き、と三人ともタイプが違ったけど、波長が合ったのか気付いたら一緒にいるようになっていた。
三人が三人とも遊び方や趣味が違うけど、逆にそれが面白くて大きくなっていくにつれてお互いの趣味が自分の趣味になっていった。
二人と初めて会ってから12年。幼稚園卒園から9年振りに同じ場所に通うことになる期待に胸を膨らませながら入学式の前日を過ごした。
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