カブ旅日記1日目の道中編

23時ごろ、自分の南関東地方で神奈川県の自宅を出た。キーをオンにして、セルボタンをかけてエンジンをかける。数日前に替えたカブのバッテリーのおかげか、一発始動でエンジン良好!

ここから大阪。どうやって行こう!!甲州街道通って行こうかなぁ、それとも東海道である箱根の山超えていこうかなぁ、そんなことを考えながら走った。経由地である、国道246号線に出たと同時にガソリンスタンドに寄り経路地どうしようかなぁって考えてた。

国道一号線を通っていてもいいけど原付だと走れない部分があったり、また海沿いな上に風があまり吹かないことから熱中症になったらどうしようと考えたりしてしてた。せっかくなら距離稼ぎたいのと、暑いのを避けたいという理由で、山側の甲州街道を経路として走ることにした。

自分の行きたいように走る。一人なんだから誰にも迷惑もかけてない、一人なんだからどこ走ろうがどこ経由しようが自由。どうせ走るなら距離稼ぎたい。そんな気持ちがいっぱいだった。

23時ごろ家を出て、途中でところどころ休憩をはさみ走行。やはり標高高いこともあって、バイクでも夏でも寒い。一応上着持ってきてたんだけど、それを全部重ねてもめちゃくちゃ寒い。気温16度の世界で指先が冷え冷えになりながら進んでいった。

途中で道の駅やコンビニなどで休憩を挟んでゆっくり走行し、長野県の諏訪に着いたのは朝の5時過ぎ。せっかくだと思い、長野県の諏訪湖を背景に撮影!!そこから東方の聖地である、長野県洩矢神社に行くことに。

諏訪湖からカブを走らせ30分。無事に洩矢神社に到着!!

そこでお賽銭を投げて、この旅で無事故、無トラブルで過ごせますようにとお願いをする...

本当は絵馬とか欲しかったけど、朝早すぎて、社務所が開いてなかったこともあるうえ、今回あまりそういうところに予算をかけられないことから今回は断念。

そこからカブを走らせて、2~3時間。朝の8時ごろ、ちょうど中間地点である道の駅に到着した。休憩をしようかと思い、カブを止めて、センタースタンドをたててると、さっき到着したばかりなのかなぁ?ヘルメットをミラーにかけているところで、その人はどうやら西の方からやってきたマグナ乗りの人だった。

「かっこいいね!!。どこから来たんだい!」

「神奈川というところからです!。これから大阪に行くところです!」

「え!?原付で大阪に!?すごいなぁ。」

そう話しているとタイミングよく、また後ろからカブ90が来た。うちのリトルカブのナンバーを見るなり、

「関東!?しかも原付で!?すごいなぁ...学生さん?」

「そうなんですよ...短大生で今夏休み期間中なんですよ」

「学生かぁ..なら時間あるよ。おじさんは社会人だからねぇ...時間が縛られちゃって...でもおじさんもカブが好きで90買ったんだよ。今日からおやすみなんやけど、せっかくのお盆やしこれから広島の方に行こうかなぁって」

「いいじゃないですか。頑張ってください。」

「いやいや...君の方が頑張ってほしい。原付一種で大阪行くんだろ!。大阪以外はどこに行くの?」

「大阪以外は特に決めてないのですが、うちは山陰方向に向かおうかなぁって思ってて、それで関門海峡を見て四国の方に」

「すげぇなぁ...やっぱり時間あるっていいなぁ、気を付けて」

そういい、カブ乗りの人は自販機に向かっていった。

ある程度、Twitterを弄り、投稿を済ませたら再びエンジンをかけて旅の続きをすることにした。

再び第一目的地である、大阪を目指して……

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