🍎シラユキ王子と10羽の小鳥🍎<お題で執筆!! 短編創作フェス⑦「10」「羽」「命令」>
タカナシ トーヤ
✨第1話✨麗しの姫、朝の微睡みの中で…
―リンゴ国―
バルコニーのカーテンの隙間から射す光が、少女の金色のロングヘアーをより一層と輝かせる。
「8…時…」
少女は寝ぼけ
「8時!!!!!!!!!!!!!」
少女は慌てて飛び起きると、ネグリジェを脱ぎ捨ててパンツ一丁姿で走り回る。
「うぉおおおいコラ、コトリィいいい!!!!」
姫「てめぇ…8時に起こせっていっただろうがぁあああ!!!!」
コトリ「はっ…はいぃい…たしかに起こしたのですが…」
姫「起きてねぇし!!!!!!!!!!!!!!!!!一回起きてもまた寝ちゃったら起きたっていわねぇえしぃ!!!!」
コトリ「すっ…すみませんっ…」
姫とコトリの大騒ぎに他の鳥たちが集まってきた。
ニトリ「お、このベット、お値段以上」
姫は慌てて着替えを済ませ、ドレスのファスナーを乱暴に上げ、パタパタと化粧を済ませる。
「あぁああー!!!もうっ!!!!時間ないっ!!おまえら!!急ぐぞ!!!」
ドタバタと荒々しく走り回る姫。
コトリ「ひ…姫様、どこへ行かれるのです…??」
姫「王子のところだよっ!!!!あったりめーだろっ!!!おまえらも早くこいっ!!!」
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