藍花の章

決められた道を歩んでいた。


そこにはなんの疑問もなかった。


異質で異例で異種な人生。


他人には想像もできぬほど、現実離れした日々。


厳しい道だけど、苦ではなかった。


自由な人生を歩みたいと思ったことはなかった。


これが自分自身の人生だと、そう信じきっていた。


決められた道だけを歩み続ける。


ただそれだけで、幸せとだと思っていた。


だから――


俺は、この願いを願えたことを、心の底から賞賛した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る