藍花の章
決められた道を歩んでいた。
そこにはなんの疑問もなかった。
異質で異例で異種な人生。
他人には想像もできぬほど、現実離れした日々。
厳しい道だけど、苦ではなかった。
自由な人生を歩みたいと思ったことはなかった。
これが自分自身の人生だと、そう信じきっていた。
決められた道だけを歩み続ける。
ただそれだけで、幸せとだと思っていた。
だから――
俺は、この願いを願えたことを、心の底から賞賛した。
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