BLが蔓延る異世界に転生したので大人しく僕もボーイズラブを楽しみます~愛されチートボーイは冒険者に溺愛される~
はるはう
00.プロローグ
あ、死んだ。と思った。
死ぬ間際、人は目の前の光景がゆっくりに見えるらしいが、それを僕は今身をもって実感している。
大学からの帰り道、僕はバイト先へ向かうため信号を待っていた。
俯き加減にボーッと信号が変わるのを待つ。
危ない、と叫ぶ声が聞こえたから、僕は顔をあげた。
すると、目の前には巨大なトラックが今まさに僕にぶつかろうとしているところだった・・・。
(あれ、僕死んじゃう?うわ~、どうせ死ぬなら昨日のアニメ見とけばよかった…)
人はギリギリの状況に置かれるとクソほどにどうでもいい事を考えるようだ。
(あと童貞くらい卒業しておきたかったなぁ。大学生で童貞って・・・)
(ま、もう死ぬから関係ないか)
キャァァ!と女の人の悲鳴が聞こえた。
そこで僕の記憶は途切れた。
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