第7話
守君に会えると思っていても、言われれば傷つく。
結局下を向いて、目立たないように昇降口に向かった。
教室に行くと、今日は机があった。落書きもないようだ。
誰にもばれないように、静かにため息をついて席に着いた。
ガラガラガラ。
しばらくして、担任の先生が入ってきた。
「おーい、お前らぁ。席着けよーチャイムなってるぞー。」
この気だるい言い方をしている担任は、蒼介のいじめにも気づいているが、見ないふりをしている。
めんどくさい、自分の管理不足とばれたくないのだろう。
最初は、先生に報告していたが、いつの間にか言わなくなっていた。
「今日は転校生を紹介する。入っていいぞー。」
ガラガラガラ。
入ってきたのは…。
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