くまたにっき─旅行編─

くまたに

関東りょこー!

関東りょこー!Day.1

『次は大宮〜、大宮〜』


 時速約320kmで走る北陸新幹線が、徐々に減速する。

 窓から除く景色が少しずつ遅くなる。新幹線を降りると、ホームには乗り換えなどの人で溢れていた。


 えっと……、次はどっちだ……?


 田舎民にとっては、ターミナル駅というものは一年に二、三回しか使用しない。

 よって乗り換えは難易度の高いミッションそのものだった。


 スマートフォンという人類の叡智えいちを睨みながら、やっとの思いで『JR京浜東北・根岸線』に乗り込むことが出来た。


 新幹線から普通列車に乗り継ぐのって、いろいろとややこしいんだな……。


 何度も新幹線→普通列車を利用している人に対して、くまたには心底尊敬していた。


『JR京浜東北・根岸線』は南浦和駅で『JR武蔵野線』に乗り換え、越谷レイクタウン駅まで向かった。


 越谷レイクタウン駅から出ると、すぐにイオンレイクタウンがあった。

 旅行に行く前に、祖母からイオンレイクタウンは日本一広いんだよ、と教えられていたので、どれだけ広いのかすごく楽しみにしていた。


 しかし実際に見てみると想像よりもすごく小さい建物があった。なんだー、想像と違った、と思いながら館内に入ってみると、そこには『kaze』との表記があった。


 想像よりも小さいからと言って、楽しまないのは違う、と思い、僕達(僕・父・妹)は一先ひとまず昼食を取る事にした。


『kaze』の三階に向かうと、そこにはたくさんの飲食店があり、そこの『とんかつ新宿さぼてん』という店を選んだ。

 中に入るととんかつ特有の香りと、キャベツのフレッシュな香りが鼻孔びこうをくすぐる。


 すると少ししか空いていなかったお腹が、急に鳴き出す。

 メニューを開き、これだ!と思うものを注文し、運ばれてくるのを待った。


 二分後、運ばれてきたのはとんかつ──ではなくキャベツだった。


 え、キャベツ?(笑)


 どうやらとんかつが運ばれてくるまではこれを食って命を繋げということらしい。


 キャベツを小さい器に一すくい。そしてその上から柚子ゆずのドレッシングをいい塩梅あんばいでかけ、口に運んだ。


「──ん!」


 思わず声が漏れてしまう。

 美味しい! きゃ、キャベツがこれほどまで美味しいなんて……!


 柚子のドレッシングがキャベツと上手く絡み合い、咀嚼そしゃくするとシャキシャキと新鮮な野菜特有の音が聞こえる。


 そして箸が止まらなくなってしまった。

 十分ほどしたらとんかつが運ばれてきたが、キャベツを食べすぎたせいか、すぐにお腹が張ってしまった。


 ★★★


 昼食を食べ終え、荷物をコインロッカーに預けてからフロアをうろちょろしていると、長い長い通路が目に入った。

 どうやら『kaze』は一つのフロアに過ぎなかったらしい。

『kaze』だけでも福井県にこれ以上の広さの所はないくらいだったのに、さらに広いフロアが二つもあった……。


 本屋を見ると、近所の本屋では売られていないラノベがたくさんあって最高だった!

 結局近所で買えるラノベを四冊と、イラストの描き方の本と、語彙力の本を買った!

 七千円超え……。(ひぇー!)


 ★★★


 イオンレイクタウンに、お父さんの従兄弟が迎えに来てくれて、そのまま祖母の姉妹の家に行きました!


 親子コントが面白かった!


 喋り方をわざと乙女にしたりヤンキーにしたりしてて最高だった!


 そのまま夕食を『PISORA《ピソラ》』で食べた!人生初!

 イタリアンの店なんだけど、メニューが神!


 値段は普通のレストランより高いけれど、その代わり時間無制限&頼み放題!

 ピザとかパスタ(?)とかいろいろ食べた!


 紅茶とかチャイがあって、値段が絶対高そうな果物のジュースがあった!


 美味しかったぁ〜!食べすぎてお腹の膨らみ方が尋常じゃなかった。(笑)


 その後はお父さんの従兄弟がホテルまで送ってくれた!(片道約一時間)

 申し訳なかったけれど、話していてめっちゃ好きな人だったからめっちゃ楽しかった!


 その人笑いのツボが浅くて、ずっと笑ってた。よく笑う人好きだなぁ〜。


 車の中でその人と、仕事やギター、そして税金について話してた!(笑)


 しかし、事件が起きてしまった。

 車が信号で停車すると、バックランプで後ろの車の人が、めっちゃ見えた!(笑)


 この頃の車はバックミラーが車の後ろに付いてるカメラの映像を見れるようになってて、後ろの人が、普通のバックミラー以上に見えた。(笑)


 で、お父さんの従兄弟と話してたら、後ろの車の人が暴走しちゃった。(笑)


 ふつーにきっすとかしてて気まづさの極み。

 その後はなんか、『口になんかついてるよ』みたいなことを男性が言って、女性が『え、ほんと?』みたいなことを言ってて、本当に面白かった。(笑)


 田舎は車の通りが少ないからなかなか見れないなー。

 でも、バックミラーの本当の使い方を知れてよかった!


 埼玉最高!!

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