第11話:青春の歩幅を知るや夏蜜柑
【ひとこと紹介】
★★★青春の歩幅を知るや夏蜜柑
季語:夏蜜柑
【レビューコメント】
何が青春で、何が恋愛。それは人によって変わる。特殊能力のある登場人物達であっても、普通の人と恋愛は同じ。
全く同じ紅茶や蜜柑だって、私にとっての「甘い」は、彼にとっての「甘酸っぱい」と、全く一緒にはならない。それを知って、脳内で変換させてゆく過程が青春なのかもしれない。
ただ特殊能力は、青春のスパイスにはなるのは、この作品を読めば分かるだろう!
【メモ書き】
青春・恋愛の作品なのだが、頭の中は追熟でいっぱい。
俳句で「コーヒー」となれば、「苦い」・「大人の味」・「今は美味しい」などが類想。作中に登場するのは「紅茶」と「蜜柑」。
紅茶はコーヒーと似た要素があるだろう。ただコーヒーと違う要素が、紅茶に合わせた「蜜柑」。
昔の蜜柑と比べたら、今の蜜柑は甘い。それでも追熟させたりと、好みに差はでる。冬の蜜柑とは違った、夏の蜜柑に少し考えさせられた。
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