第7話 もしかしなくても、しばらく無能?



 というわけで、神様によると私は魔法が使えないことがわかった。

 知りたくなかった…!


 よって、非常に重大な問題に直面している。


「無能と判断され、“国外追放”される」可能性だ。タイムリミットは5歳まで! それまでに、圧倒的な力をつけなければならない。前までは余裕ぶっこいてたのにぃ!



 まあ、まだ5年ある。そう、きっと大丈夫だ。4年間無駄になるけど。

 うーん。習得可能になってから本番まで1年しかない。結構やばいかも?


 だが、代わりに神様からは代替案をもらった。

 いわく、


「一応、無属性魔法でも頑張ればおんなじことができるよ。因子持ちの10000倍ぐらい大変だけどね。」


 とのこと。一万倍かぁ。


 でも、くよくよ言っていてはいけない。もし私は追放されたら、生きていくことができないのだ。

 文字通り、命懸けで頑張らないといけない!


 もう、痛いとか言ってられない。ひたすら魔力を使い切る。



『クリーン!』『クリーン!』『クリーン!』『クリーン!』『クリーン!』『クリーン!』『クリーン!』『クリーン!』『クリーン!』


 痛い痛い痛い! 体が痺れて、感覚がなくなっていく。激痛で意識が飛びそうだ。






 …もし、野垂れ死ぬのが私だけなら。きっとこんなに頑張らない。


 でも、私のせいで。お母さんが死んでしまうなら。私はなんだってしないといけない。そんな気がする。




 まだだ。まだ、もう少し。もう魔力は残ってないけど。でも、できるはず。


『クリーーーーン!』


 まだ、少しだけ。



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