第22話

「若、どうしました」


そんなことを考えていると藍が声をかけてきた


『集金はすべて完了したか』


「えぇ、完了しました」


そんな話を藍としているときだった


「私の帰る場所なんてない、離してっ」



そんな声が小さく聞こえてきた


くっそ気になってしかたねぇ



「若!」



藍が俺を呼ぶのと、俺が走り出したのはほぼ同時だった



自然と身体が動いた


気になって仕方ねぇんだよ


なんで追いかけられているかは知らないが俺はあいつを助けてぇ



『助けねぇといけないやつがいる、お前は車で待機して炉』




そう言って藍をにらんだ

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