深夜の婆さん

第19話

病室のドアに鍵、かけてみた。

今夜は九度代から熱が下がらなくて、体中がいたい。

お婆さんはハッキリ言って、来てもいいけど今はウザイ。なので、施錠した。



冷たい氷枕が気持ち良くて、少し落ち着いた頃、ガチャっとドアが開いた。いつものお婆さんが覗いてた。


…汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗



そっか…そっか…

鍵かけてもダメなのねぇ~

なるほどねぇ~汗汗汗汗



まっ、いっか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る