第2話
「京都市は、もはや化け物たちの支配下となりまるで地獄絵図だそうです。総理」
京都事変と呼ばれるようになった化け物たちの出現は、京都府警献身と自衛隊の出動によりなんとか収めることに成功した。
「被害は?」
「現在も確認中ですが確定で50万人近くの死傷者が確認されました。しかし更に増加すると予想されます。」
「そうか」
あまりに多い死者数は少子化が進むこの国にとってはあまりに致命的な報告だった
「自衛隊を出動させるのに多くの手続きを飛ばしてしまった。いずれ責任を取らなければな」
「ええ、しかし今ではありませんこの事態をなんとかしてからです。」
「そうだな…」
「周辺の市民の避難は順調に進んでいます。木律川に沿うように防衛線を設定化け物共の撃退から現在まで活動は認められません。」
「世界中で化け物の溢れ出している。特にユーラシア大陸は地獄だ中国もEUもいくつものの都市が化け物に占領されている。」
「しかし、幸運なことにアメリカはほぼ無傷です何体か化け物が確認されましたが都市が占領されるという事態は避けられたようです。」
「安保条約の範囲外だがなんとか在日米軍を出動させたいところだ自衛隊の被害が多すぎる武器も足りていない」
「そんなことをすれば二度と頭が上げらなくなりますよ」
「まともに国体を保ち軍隊を動かす余裕があるのはアメリカだけだ致し方あるまい」
すでにイギリス・ロンドンは陥落しており北アイルランドに政治機能を移しており大陸で抵抗できているのはフランス・ドイツの大国のみギリシャ・イタリアは陥落多くの難民がアフリカへ避難した。
中国もいくつものの都市が落ちているが軍隊や政治機能はまだ生きており被害の拡大を防いでいる。
「この国での化け物の発生は幸いなことに京都のみさっさと鎮圧して国を安定させければ」
分屯地
「タイチョー次の出動は、いつになりますかね?」
「装備が整い次第すぐだろうなまだ避難しそびれた市民が沢山いる市民を救助しないと本格的な攻略に乗り出せん。」
京都事変の出動により多くの死傷者が隊員の中から出た。基地内の空気は初の実践実践ということもあり緊張が途切れひどく落ち込んでいた。
「しかし、おかしなことになりましたよねぇ今まで漫画やアニメでしか見たことがなかった奴らが突然現れて人を襲い始めるんですから。」
「全くだ、しかし俺たちは兵士だ人間ではなく化け物であろうが戦わなければならない」
「もちろんですよ隊長、もともと人を守る姿に憧れてここに来たんですから」
「いい心がけだ我が小隊の副長、相手は化け物だが銃弾が効くならばゴジラを相手するよりよっぽど楽であろう?」
「はっはっはっそうですね隊長しかし、化け物たちの前にこの書類の山を片付けなければ」
「は〜全く嫌になるしかし、貴重な戦闘データだしっかりと報告しなければ」
「しかし、勝手に名付けていいんですかね?餓鬼だか鬼だか見た目が伝承のとおりでしたからそう呼称していましたが正式名称ではないですよね?」
「ああ、だがそれ以外になんと言えばいい?名前なんぞ学者共が勝手に名付けるさ要は分かりやすければ良いんだ分かりやすければ」
「いいんですかねー」
「いいのさ先遣隊の情報を元に勝手に名付けたのを上が拾って使ってるんだから実質公認だ公認さっさと書類を片付けるぞ」
ガチャと扉が開く
「やあ曹長残念ながら次の任務だ。」
「東雲3等陸尉殿?なぜあなたが直接?」
「相当厄介な任務になる死なない内に顔を合わせておこうと思ってね」
「不吉なことを言うな東雲、とにかく拝命する。時刻は?」
「行動開始は明日の明朝06:00だ。お前は今から作戦会議だほら行くぞ」
「承知した。副長隊員達に準備させろ今日はしっかり休ませ明日に備えろ」
「了解!」
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