エターナル(書けない)問題について
いつもお世話になっております。
葉月エルナです。
今回からはネットで調べた、初心者作家様の悩みやすい問題について取り上げていこうと思います。
創作論という趣旨からはやや脱線してしまうかもしれませんが、もうネタがないので何卒ご容赦下さい。
まず最初の問題は書き手ならば誰もが一度は陥ったことがある(と思いたい)エターナルについてです。
少なくとも、私は他サイトで『未完の女王』などという不名誉なあだ名をつけられたことがあるほどよくエタります。
ではなぜエタるのか?
答えは単純明快で書けなくなるからです。
書けない理由としては、私生活が忙しい、書く気力がない、続きが思い付かないなど様々あることでしょう。
ここでは二つ目の書く気力がないと、三つ目の続きが思い付かない問題の個人的な解決策を述べていこうと思います。
私は小説と向き合う気力がない時、自分に小さなご褒美を用意します。例えば、百文字書いたらチョコレートを一つ食べたり、その日はもう終わりにしたり、です。
文章を考えるという作業は思っているよりも頭を使うため、必然的に疲れます。
この疲れを紛らわせるために甘いものを摂取するのは私には効果的で、調子がいいと勢いのまま一話書き終えられることもあるほどです。
何よりも大切なのは、一日一行でもいいから書き続けることだと思います。少しずつでも続けていればいずれは完結することを、私は前作で学びました。
次に続きが思い付かない問題ですが、こちらも経験したことのある方は多いのではないでしょうか。
特に、プロットを用意せず見切り発進すると陥りやすいです。
皆様は小説を書く時、プロットをしっかりと練り上げてから作品に取りかかっていますか?
ちなみに私のプロットはひどく杜撰です。
頭の中である程度の起承転結、あるいは数話の流れが思い付いたら書き始めてしまいます。
こんなだから『未完の女王』なんて言われてしまうのでしょうが、私は飽き性のためプロットを練っていると違う話が書きたくなってしまうのです。
その場のノリで作品を投稿した結果、二週間後には続きが思い付かず頭を抱える羽目になった経験は数知れず。
ではどうやってこの事態を回避するのか?
もちろんプロットを用意することは大切ですが、それができないから困っているという方もいらっしゃると思います。
これはあくまでも私個人の解決法ですが、続きが書けるようになるまで何度も自作を読み返しています。
そしてキャラクターの動きや考えを想像していると、自然と流れが思い付くこともあるのです。
投稿を始めているのにエタってしまうと書けない焦りでさらに目の前が真っ暗になってしまいますが、一度作品から離れてみるのも一つの選択肢です。
数日置いてから向かい合った方が冷静に続きを考えられるもの。
長く書き続けるために、完結させるために数日や数週間のインターバルは必要だと思います。
今書けなくて悩んでいらっしゃる方は、これだけ覚えておいてほしいです。
あなたが小説を書きたいと思っている限り、いつか必ず書けるようになります。
何作品も未完結のまま放置しているこの私でさえ、完結済みの作品があるのですから。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
何か気になったことやご質問があればお気軽にコメントしてみて下さい。
それでは今回はこの辺りで失礼いたします。
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