姉弟
雪花彩歌
プロローグ
姉が自殺した。姉はもう15年くらい前に結婚して家を出ていっている。それなりに連絡したりしていたから仲はそんなに悪くはないと思う。
ぶっちゃけ“自殺”にそんなに驚きはしなかった。なぜなら姉は精神を病んでいたからだ。あ、死んだんだと思ったくらいだった。
葬儀は行かなかった。着ていく服もないし、お金も払いたくなかったから。だってさ、死んだ人にお金を払っても無意味じゃん?なら、自作小説の執筆をしたほうが有意義ってもんだ。一応自費出版で稼いでるから、仕事優先ってわけで。
小説を執筆して、寝る。
カタカタと執筆用のタブレットが文字を綴っていることは俺はまだ気がついていなかった。
“タダイマ。オネエチャンガカエッテキタヨ”
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