第1章 幸せ

第2話

「えっ

心春。

なんで居るの…!?」



「えっ!!

永井さんに会いたくて来たよ…!!」



「えっ~!!」



ソファーに座った。



「神山。

出番だぞ…!!」



「了解です…!!

天宮、優乃さんの婚約、永井の幸せ、引っ越しを祝して乾杯…!!」



「乾杯…!!」



「あっ!!

天宮さん。

プロポーズしてないよ…!!」



「えっ!!

分かったよ…!!」



「優乃。

幸せにするよ…!!

願いは叶えるよ…!!

結婚してください…!!」



「えっ!!

健さん。

ありがとう…!!」



ポケットから指を出した。



優乃は左手を出した。



指輪を薬指にはめた。



「えっ~!!

おめでとう…!!」



「えっ!!

待ってよ…!!

ドラマのセリフだよ…!!」



「えっ~!!」



「天宮。

それは認めないぞ…!!」



「分かったよ…!!」



ソファーから立った。



「えっ!!

本気だよ…!!」



「優乃。

ずっと一緒に居よう…!!

優乃の幸せは俺が叶えるよ…!!

結婚してください…!!」



「うん。

ずっと一緒に居ようね…!!」



「えっ~!!

良いよ…!!」



ソファーに座った。



ジュースを飲んだ。



「えっ!!

忘れてたよ…!!

明日から撮影だよ…!!」



「そうだよ…!!

今日は良い日だから飲んでよ…!!」



「そうだね…!!

心春ちゃん。

永井さんとはどうなの…!?

一緒に芸能界から引退をする…!?」



「えっ!!」



「えっ~!!

永井。

天宮は許せてもお前は許さないぞ…!!」



「総司。

許してあげないよ…!!

彩芽ちゃんを忘れる機会だよ…!!」



「えっ!!

確かにそうだな…!!

永井。

今回は許すよ…!!」



「えっ!!」



「やっぱりダメだ…!!」



「えっ!!

ソウ。

許してやれよ…!!

結婚したら看板娘が増えるぞ…!!」



「えっ!!

確かに嬉しいな…!!」



「えっ!!

総司。

心春ちゃんはあたしの会社で秘書だよ…!!」



「えっ~!!

彩月。

バイクショップの看板娘だよ…!!」



「分かったよ…!!」



「心春。

永井のことはどうなんだよ…!?」



「えっ!!

好きだよ…!!」



「えっ~!!」

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