前のエピソード――カクコン10【短編】最新情報

時間があったら～……などと書きましたが、まあここまで来たら長編も調べましょう。

2025/1/22　私の独自調査によりますと、最新の情報は以下になっております。

2024年のカクヨムコンテスト10【長編】

応募数 11,861作品

・ライト文芸　1,232作品（10.39%）

・異世界冒険　2,719作品（22.92%）

・異世界ライフ　1,011作品（8.52%）

・魔法のiらんど（現代恋愛）　528作品（ 4.45%）

・ファンタジー恋愛　726作品（6.12%）

・ホラー　391作品（3.30%）

・エンタメ総合　1,699作品（14.32%）

・現代ファンタジー　1,655作品（13.95%）

・ラブコメ（ライトノベル）　1,276作品（10.76%）

・カクヨムプロ作家　584作品（4.92%）

※またしても数が合いませんが、手動なのでなにとぞ…。

このような形になりました。

異世界冒険（22.92%）これは、納得の数字ですね。

ここで意外なのが、恋愛系がカクヨムコンテスト10【短編】と比べて、低いです。

ホラーも……3.3％は最低ですね。

じゃあ、これらが「狙い目だ～！」と思うのは、いささか早計でしょう。

ここで、再度応募要項を見てみましょう。

作品形式等

本コンテストでは自ら創作したオリジナル作品（一次創作）のみ応募可能です。

応募受付期間終了時点までに本文が10万文字（文庫本1冊分の目安文字数）以上であること。なお、長編、連作短編等小説の形式は不問といたします。完結した作品には「完結済」にチェックをつけてください。

既にカクヨム上で公開されている作品についても、2024年11月29日（金） 12:00以降に、小説作成画面から本コンテストに参加することが可能です。

お一人で、2作品以上の応募も受け付けます。但し、同じ作品を複数回（複数の部門への重複応募を含みます）応募することはできません。

応募作品の内容は、日本語で記述されたものに限らせていただきます。

応募作品が受賞した場合、当該作品の元データ（保存形式は問いません）をご提供いただくことがありますので、データを削除・紛失等しないよう、ご注意ください。

【応募受付期間終了時点までに本文が10万文字】

おそらくですが、これがネックなのだと思います。

そもそも論ですが、応募数 11,861作品この中には、私の作品も含まれています。

しかし、この本文が10万文字、これをまだ達成できていません。

私のような人は、おそらく沢山いるでしょうし、実際の応募数は現在より減るでしょう。

話を戻しますね。

要は、ホラー＆恋愛系で１０万文字超えるのが、結構きついんじゃないかな……と。

私は恋愛書きませんが、ホラーならなんとなくわかります。

間延びすると……なんかホラーって面白くなくなるんですよね（個人的に）。

もちろん、面白いのも沢山あります。

それこそ、【長編、連作短編等小説の形式は不問】とわざわざ書いてくれているのですから、ショートショート集で１０万文字超えればいいわけで…。

まあ、おそらくそんな理由で少ないのでは～……と思った次第です。

しかし、ライバルは圧倒的に少ないのは事実！！

さて、では昨年はどうだったのか見ていきましょう。

第9回カクヨムWeb小説コンテスト

応募総数：12,309作品

最終選考：1,997作品

大賞：7作品

特別賞：59作品

ComicWalker漫画賞：19作品

カクヨムプロ作家部門関連賞：3作品

カクヨムコン読者まつり関連賞：9作品、8ユーザー

特別審査員賞：2024年3月12日に発表済

映画・映像化賞佳作：2作品

だったようです。

最終選考に残った人は16.22%。

短編の9.1％に比べると、倍近いです。

まあ、１０万文字という大きすぎるハードルはありますが……あくまで確率的に言えば、長編の方が可能性がありますね。

……と、言いたいところですが、短編はたくさんできます。私ですら、３作も出しているのですから、やっぱり最終選考は厳しいといってよいでしょう。

選考方法

応募された作品の中から読者選考によるランキング上位作品と特別審査員による選出作品が最終選考にノミネートされます。

読者選考期間中の読者による評価がランキングに反映されます。また、カクヨム公式レビュワー（特集ページでレビューを執筆いただいているライター）、運営が指名する作品の発掘力の高いカクヨムユーザーがつとめる特別審査員が、推したい作品を選出します（それぞれ担当する部門から5作品程度）。特別審査員による選出作品は無条件に最終選考にノミネートされます。

ここは、短編と大きく違いますね。

つまり、よりランキングを重視される……そんな感じです。

やはり長編は多くの人に指示されるものを求めているのでしょう。

さて、昨年２０２３年のジャンル別内訳はこのようになります。

・異世界ファンタジー　319 作品（15.97%）

・現代ファンタジー　255作品（12.77%）

・恋愛（ラブロマンス）　148作品（7.41%）

・ラブコメ（ライトノベル）216作品（10.82%）

・ライト文芸　165作品（8.26%）

・ホラー　83作品（4.16%）

・エンタメ総合　263作品（13.17%）

・カクヨムプロ作家　426作品（21.33%）

※多少ズレてます

まず、やはり突出しているのがカクヨムプロ作家勢。

最終選考1,997作品中の約20％を占めています。

昨年度の応募総数がわからないので何とも言えませんが、仮に今年の応募者数と比べてみると、70%超の突破率！！

カクヨムプロ作家勢は、予選突破は当然と言わんばかりですね。

……などと、その気になって考察していたお前の姿はお笑いだったぜ。

※カクヨムプロ作家部門は、読者選考の評価にかかわらず最終選考にノミネートされます。

だそうです。なので、100％ですね(笑)

ということは、前提が変わりますね。

カクヨムコンテスト10　応募数 11,861作品のうち、カクヨムプロ作家　584作品はすでに内定しています。

昨年度16.22%これは、プロ作家を含んだ数字です。

つまり、実際の最終選考に残る確率は――…約13.22%！！！

・ライト文芸：162作品

・異世界冒険：359作品

・異世界ライフ：133作品

・魔法のiらんど（現代恋愛）：69作品

・ファンタジー恋愛：95作品

・ホラー：51作品

・エンタメ総合：224作品

・現代ファンタジー：218作品

・ラブコメ（ライトノベル）：168作品

つまり、単純に上位これくらいのランキングの人が残ると。

約1,500人（ここにプロ作家+500で2,000前後）。

昨年度と比べても、まあ……そこまでズレてない気がします。

…………(´；ω；`)ｳｩｩ

ま、今年新設の部門は総じてやや甘い……くらいかな。

異世界ライフは上位２００名ほどで、異世界冒険がその分減ると見ました。

昨年との違い

カクヨムコンテスト10【長編】では、下記の文言が付け加えられておりました。

『第10回では、「カクヨムWeb小説コンテスト」から「カクヨムコンテスト」と名称を新たに、Web小説の世界に囚われない、未来を切り拓くような作品をお待ちしております。』

やはりメディアミックス出来る作品を、あとは新しいジャンルをという意向を感じます。いわゆる内容が流行りの後追いが多くて『マンネリ化』してるよね？って事かもしれません。

選考委員

選考委員は、短編と比べ沢山いるので割愛。

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_contest_10/detail

追加された編集部・審査員（2024年）

・ゲーム・企画書籍編集部

・LScomic編集部

削除された編集部（2023年にあったが2024年にない）

・角川ルビー文庫編集部

・ドラゴンノベルス編集部

・ヒュー編集部

一番大きな変更点は、特別審査員。

大きく、人数が減っています。何でだろう…？

2023（敬称略）

神泉せい（異世界ファンタジー）、海月くらげ（現代ファンタジー）、綾束乙（恋愛）、夢見る（恋愛）、ライオン（恋愛）、春一（ラブコメ）、タニグチ（ラブコメ）、リウイチ（ラブコメ）、蒼山皆水（ライト文芸）、キタハラ（ライト文芸）、木古おうみ（ホラー）、鉈手璃彩子（ホラー）、黄鱗きいろ（エンタメ総合）、吉岡梅（エンタメ総合）

2024（敬称略）

愛咲優詩（異世界ファンタジー、現代ファンタジー、ラブコメ）

高橋剛（恋愛、ライト文芸）

柿崎憲（異世界ファンタジー、現代ファンタジー、ホラー、エンタメ総合）

朱音ゆうひ（2023年には不在、2024年に新規追加）

まあ、大方そんなところです。

何か閃いた方いらっしゃいましたでしょうか？

私は自分で書いていて、気が重くなりました…。

頑張りましょう…。

おじさま！霊を食べるために太らないでください！

https://kakuyomu.jp/works/16818093092214494333

宜しければ、一度ご一読ください。