記憶⑮ ソレ止めさせないと絶対(;・∀・)💦
ルームを見渡した。
やっぱりミネアⅡだけ不在・・
でも・・正常運行してるリアル。
悲鳴が聞こえてくる問題は無い様子(;・∀・)?💦
みずいろ光る各セクションモニターに最低限のチェッカーが専属・・
ドローンもふわふわ浮いてチェッカー補佐してた・・
ドローンの奴、ルームに来たワタシの顔見た瞬間すっ飛んで来る・・
そしてイツモの・・・(-_-;)💦
キュイーン!!キュイーン!!と顔の周りをハエみたいに飛ぶ。
( タダ顔認証してるだけなんだけど・・・
ドコでアブラを売ってたと言われてるような(-_-;)💦
平穏すぎだ・・・拍子抜けしたワタシ・・・(゜_゜)💦
ワタシのチェッカー部署はセクションローの食料配合プラントとその近辺・・・
なので・・・ルームに入っていちばん手前のデスクがワタシの現場になる(^_^;)💦
セクションρと言うと最下層なのでお気楽な監理エリアに聞こえるが?
食料プラントで何故かミネアナポリス全体の30%分のエネルギーを
消費してる場所・・・(;・∀・)💦
しかも地獄の地熱に干渉される場所なので気は抜けない。
しかも・・・(;・∀・)?
昨日配合プラントにて異常なエネルギー消費が確認されたのでワタシも
少し情緒不安定気味なのだ・・・つまりワタシはとても機嫌が悪い(-_-メ)💦
コンソールパネル前・・
モニター眺めてるチェッカーに声かけた・・・・
「 ごめん休憩してた・・問題なさそう?(^_^;)?
ワタシのタメ口に、眠そうな顔して話すリンジー・・・
「 へ・・何が? 特に問題無しだよ (・_・)💦」
身長低めのリンジーは眠そうにモニター見てる・・・
金髪で天然パーマ気味の髪を雑に縛った子・・
( そんなザツだと髪の毛傷んじゃうよ~ぅ(・_・)💦
その横でドローンが多数フワフワ飛んで仕事の補佐してた・・
コヤツらもデンパだけで制御処理ができる賢い子たち・・・
「 何の問題もなし・・・?ミネアがいなくても・・(;・∀・)💦? 」
「 うん・・・モニター見ればわかるでしょ・・なんのズレも出てないし 」
ブルー画面にブラウンの【〇】が多数・・歪に形を変え右流れ・・・・
自動配分中の表示・・・普通状態のCG・・何の異常も出てない・・・
「 ならいいけどさ( ̄▽ ̄)💦このまま変化無しならナントカ 」
『 ねぇ? ところでミネアⅡたち何処消えたのよ・・( ̄▽ ̄)💦?
いきなり変なアラーム音して。目の色白くしてどっか歩いてったんだけどさ・・? 』
やはりその話か・・・( ̄▽ ̄)💦
ルーム内では勝手に消えてしまったミネアⅡの話しがあちこちで・・・
頭にくる・・トカ、やる気あるの?・・トカ聞こえてくる・・・(^_^;)💦
困った(-_-;)・・コレはワタシらの感情が正常に戻るの暫く無理そう・・
『 マルヤマ主任なんか、顔色変えてオペルーム出てっちゃうし・・・(^_^;) 』
は・・・(;・∀・)?💦
主任まで・・・?
『 研究部門へすっ飛んでったんだと思うよ。恐らく多分だけどねぇ~(^-^;?💦 』
正常モニターを眺めながら口に手を当ててリンジー欠伸する・・・
取り敢えずはリンジーのフォローが先かも・・
モニター前で眠られても困るからねぇ・・・(^-^;💦
「 おつかれさま・・すこし休んで来たら・・・(^-^;💦 」
『 うん・・そうする・・人工コーヒー飲んでくる あ~ぁ眠い(>_<)💦 』
シートからフラフラと・・・
ルームからモタモタとリンジーさんは出て行った・・・
( パッドから転がり落ちないでね・・・ (^-^; )
さてと・・・この状態にどう対処すれば・・・?( ̄▽ ̄)💦
今部署チェッカー出来るのは私と数機のドローンだけ・・・
他の部署からはヒト手は借りられないし・・・(^-^;?💦
何気にモニターに目が向いたワタシ・・・
はぁ!!・・・(;・∀・)💦
まただ・・・配合エリアのエネルギー過多?!!
大きな◯から生まれ出てくる小さな◯が多数、ものすごい速さで右側に
流れ出してる・・・(;・∀・)💦
( ブレまくってるじゃんこれって?!!💦💦 )
流れてく先は・・・・? 【配合エリア】の表示。
慌てたワタシ、コンソールのホログラパッド押して・・・
マニュアルでエラーを検索してみる・・
でも・・・なんのエラー報告も出ない・・・
配合エリアに多量のエネルギー送り込むスペース
なんて無いよ・・・(;・∀・)?💦
コレってやっぱり絶対研究部がナニカやらかしてるに違いないわね・・・(^_^;)💦
マルヤマ主任に話してみようかな・・・(・。・;?
そう思ってブレスレットから主任の回線を見ると・・・
ダレカほかのヒトと会話してるようだ・・・
【・・・困った・・・(>_<)】
そこへ・・・
遅ればせながらナオミがルームに・・・
・・・でも・・・なんだか様子がおかしい・・・(・。・;?
顔は赤らめ・・足元はフラフラ・・まさか・・あなた?( ̄▽ ̄)💦
ミネアとシテたの・・・(;・∀・)💦?
ナオミをハグで受け止めてあげた・・・
あれ・・・? いつものナオミの芳香じゃないなコレ(;・∀・)?
なんだかとても優雅な移り香する・・・
誰かと会ってた・・・?ミネアは香水なしの無臭だしさ・・・?
そのナオミを抱えて何とかコンソールシートへ座らせる・・・
ナオミの制服・・・ファスナーが壊れてる?
「 ちょっと 大丈夫・・・ナニカあったの (・。・;? 」
『 NAKAYAMA 博士に謁見を・・・ (*_*;💦 』
NAKAYAMA博士・・・(・。・; どうして? なんであんたが(;・∀・)?
「 それアリエナイ事(;・∀・) ソレって説明できる(・。・;?💦 」
座席で薄目を開けたままなおもアリエナイ話を続けるナオミ・・・
『 ワタシはこの部署を・・・エネルギー管理部門をスパイしてたの
NAKAYAMA博士の指示で・・・・私・・・・彼女と付き合ってた💦 』
え・・・・(;・∀・)?!!💦💦💦
スパイ!!・・・博士の指示を受けた?・・・付き合ってたって・・・?
『 エネルギーがリークしてるのも全て研究部門の行い・・
消えてしまったミネアⅡは今頃エネルギー培養カプセルの中よ・・ 』
・・・・・何がどうなってるの(;・∀・)?
『 数日後に・・博士はあるプランを実行に移すつもり・・・
ミネアナポリスに集められたすべてのエネルギーを飽和させて
実験を行うつもりなの・・コード名 久遠の平穏 リリスプラン 』
・・・・・ウソでしょ・・・(・。・;💦!!
『 エネルギーの送信場所はセクションローとセクションデルタを
繋いでるグランドシャフトの中。それとローの地下施設、かつてヒトの類を
クローン目的にジェノサイドした場所・・・地下施設はドローンによって構築された巨大な実験施設に変えられてしまってるわ・・(´-﹏-`;)💦』
ナンダカ畳み掛ける内容聞いてもアタマ追いつかない・・・(-_-;)💦💦
で・・・思いついた大胆質問をしゃぁ無しクチにしたワタシ
「 ソレで・・あたし聞くの怖いんだけどさ・・(^_^;)💦?
仮にその実験成功したらどうなるの?失敗したらワタシらどうなるわけ?」
『 成功すれば思考のみでモノを何も無い
場所から構築する事が可能になる。
神が精霊の御力(みちから)を行うような事が
出来るようになるのよ・・・(^_^;)
ポータル無しで瞬時にモノを目の前に出現。
時空間を制御して時を戻す事可能になる・・・
恒星ひとつを簡単に構築することが可能になる。
でもこのプランには計り知れないエネルギーが必要になる。
・・・・エネルギーの配分バランスが崩れると
銀河系規模の崩壊・・・最悪の場合・・?』
「 ナオ劣悪の場合ナニよ・・・(;・∀・)💦?
『 私達も、存在する場所すら全てエネルギー体
と成りはてて・・・後はもうワカラナイ(-_-;) 』
・・・・ナオミ失神しそうな顔で自白・・・・
「 じゃあソレをはやく止めさせないと
取り返ししつかないことになるじゃん(;・∀・)💦」
正気に治りつつあるナオミ・・・
( イッタイ博士と何してたんだか・・・興味あるけどね・・(^-^;💦 )
シートから体を起こして自分のブレスレットに触る・・・
ホログラムが光り・・その中に卵みたいな形の物体が浮かぶ・・・
『 ナニモ無駄死にすることはないと思って研究部の人たち
【ヒトクローン】用の緊急脱出カプセルを開発してたんです・・・
なまえは【緊急フィールド構築機ヴィング】 です・・・ 』
目の前浮かんでるタマゴよくみると細かくラインが入ってる・・・
でも色は白くて大きなダチョウの卵のよう・・・
割れちゃったらおしまいかもよこれ・・・
「 これが非常対処装置・・・(;・∀・)💦?
ナンだか全体的にひび割れ走ってるし・・・?
お世辞にも信頼できる代物には見えないんだけど・・・(;・∀・)!!💦
ふざけないでナオミ・・・酔ってるの? 」
微笑しながらホログラムを切る・・そして続けた・・・
『無論これだけでは何の解決にも至りません・・・
コノ装置はただ搭乗者がエネルギー体に変化して久遠にさ迷う
結果しか待っていません・・・でも・・(-_-;)? 』
「 でも・・なに・・・(;・∀・)? 」
『 一つだけ希望が残されているのです。セクションρに!・・
あのヒトが最後の希望になるのかも知れないのです・・(;・∀・)💦 』
イキナリ希望論出したよ・・・💦
希望って・・・どういう・・・(-_-;)?💦
『 カレは分子分解に対応できる唯一の希望・・エネルギー分解に
従順シテ再び時空間構成、再構築できる適応性を持つヒトの類に
近いクローンだからです。
私たちでは到底触れることのできないラデレリム溶液に干渉されることの無い
完全な存在・・・カレがヴィングと同化すればかなりの確率で仮想フィールドを
構築することができるかもしれないのです。仮に私たちが消えてしまっても
カレが成し遂げてくれたら・・(;・∀・)
モウそれにかけてみるほかないのです・・・・(^-^;💦 』
(ラデレリム成分は分子構築と分解を外部からの干渉で両立する事できる・・・
えっなんで?って言われましてもねぇ・・・(⌒▽⌒)💦💦
なるほど・・・(-_-;)
「 まぁ何となくだけど・・・そのヒーロー様の実力にスガルことは
理解したけどさ・・・対抗プランはあるの・・・(^-^; 」
『 あるわ・・(^-^;💦 実は数日前にセクションρにオメガの研究部門から一名
使者を送り込んだの・・・。
その人に連れられて間もなく此処へ来る予定なんだけどね・・・
そこで・・・メグに頼みごとがあって・・・お願いできる(・_・;)?💦 』
「 た・の・み・ご・と・・・(・_・;) 何・・・? 」
『 セクションΔ(デルタ)まで下りて武器をアナタの分含めて3名分調達してから
ρに降りてくれない・・・? アナタの試練は救世主を補佐すること。 』
何を言い出すのさ・・・(・_・;) 武器って・・(^-^;💦
『 メグの元々の経歴はもう知ってるからお願いしてるのよ・・(・。・;💦
もともとΔから昇進してたこと知ってるわ・・・
デルタでハンドブラスターでもなんでも持って行って下へ向かって・・・ 』
・・・(-_-;)どうしよ・・・行くべきか?
『 デルタがあなたにとってどれほど嫌な場所だったか私も知ってる・・・
あなたがしたことも・・私知ってるから・・・その昔アナタが人の種を
削除したことに加担したことも・・・これは【一部のヒトしか知らされて
いない事】ですが・・・この際過去と決別するときだと思います。
セクションρの地下にはびこる【ヒトの類のニセモノ】をすべて
【抹消】してきて・・・ 』
過去の清算か・・・
ヤッパリ付けは回ってくる・・・
ワタシがしたこと・・・何年償っても到底許されない。
この際・・・
ダメなことした自分に別れを告げようかな・・(-_-)
最後にマトモなことをしてさ・・・(^-^;💦
「 分かった・・過去を清算してくる・・出かけて来るね・・(^-^;💦」
『 おねがいします・・・(・_・;) 』
「 ジャ・・これでお別れかもね・・あなたとも・・・(^-^; 」
ナオミと長いハグ・・・ナオミは少し笑ってくれたかも。
ワタシはルームを後にした・・・
メグがいなくなって静かになった・・・
でもナオミの気分晴れない・・・
不安な顔・・・・
ぼんやりとmonitor見るナオミ・・・・
依然としてセクションρ近辺に多量のエネルギーが注入・・・
止まることはない様子・・・
中山博士・・・あのヒト・・・(-_-;)
ENERGYのコントロール指数を変えてたこと。
気がかりな不安・・・・・
制御できなくなればトンでもない事になること目に見えてる。
どうしようか?
もう・・・・時間が迫ってる。
止めさせる・・・?妨害できるかな・・・?
でも・・・・あの顔見たら・・・希望も待ってるような気がする・・・?
「わたしたちの未来が変わるのよ・・・・(^.^)」
子供みたいに微笑んでくれた博士・・・・
やっぱりわたしには止められないよ・・・・・(-_-;)
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