パチ猫 現代賭博猫生活
就労Bのマサ
第1話 パチ猫 台に立つ
世の中、婚活や出世とかいうやつらが多いが趣味に生きるのが人生だろう。そんな、30代のパチンコ大好き猫のパチンコライフを見てみたい。
ちなみにこの世界は、動物しかでません。(イメージすると獣人みたいなキャラ)なぜなら、動物パチンコ小説だから。
ジリリリリーン!
朝の8時だ。今日は仕事がないから遊びに行くぞ。
私はパチ猫。家賃25000円のアパートで暮らしているフリーターだ。仕事は、カラオケ店の店員。趣味はパチンコ。今の生活は最高だ。パチンコが打てるんだから。今日も、大好きなエヴァの新台が打てるから最高だよ。さっさと飯食って抽選券貰わないと。昨日の残りのご飯にかつおぶしのっけてかきこむとすぐに家を出た。
私の愛車の原付?7年も乗っているがまったく壊れてない。そいつを爆走させて○ハン松前店に行く。その前にコンビニで缶コーヒーとパンを買う。腹減ってきて爆連したらつらいからパンは買っておく。そして、9時には店についた。50人ほど並んでいた。
「パチ猫、来たのか?」
こいつはスロ猫。家庭もちなのにパチンコ屋に行っているスロット依存症。三万円しか小遣いないのでうちの店でバイトしてその金でスロットしている。
「今日も、エヴァ?」
「そうだね、エヴァは熱いよ。」
「けど、今週は負けてばかりだね。」
「すでに五万負けてる。」
しかし、財布のなかには三万ある。これで当てれば負けが取り返せる。そう思って来た。
「けどよ。新台は出すはずだから今日はイケるでしょ。」
「釘絞めすぎなんだよ。なんだよ、昨日の釘はあんなの入るわけないだろ。」
釘の話が出たので説明するがパチンコは当たりのところに玉を入れて勝ち負けを決める。なので玉が入るところの釘が甘いと当たりやすい。渋いと当たりにくいというパチンカスの不滅の代名詞なのだ。
「けど、スロ猫は昨日、ジャグラーで一万買ったろ。」
「あれは、よかったね。二万負けてて三万円出たから一万勝ちで終わったよ。だから、今日の軍資金は二万だよ。」
???二万使って三万出して残り、一万なはず。
「二万って一万はどうしたんだ?」
「ああ、子供手当が町から出たからそれで打つんだよ。」
たしか、町が子育て給付金で子供1人に毎月一万円配ってたな。こいつ、そんな金を使うとはクズやろ。
「整理券配り出した。はやく行かないといい台がとれないよ。」
整理券とは、開店前に整理券を配って1から順番に入場して貰うシステムだ。少しでもはやく、入れればいい台を選びやすい。パチ猫とスロ猫は整理券を引いた。
「27番、まあまあやな。パチ猫どうした?」
「82番」
「やばいな。この店で甘い設定なのはせいぜい30台くらいだ。80なんてすでにとられている。」
「どうする帰る?」
「一応、台見てから決めるわ。」
「じゃあ、俺はジャグラー行くわ。」
開店後、すぐにスロ猫はジャグラーがある台に行った。私はあとから行ったがいい台はなかった。
「兄ちゃん、今日はあかんかったな。」
この人は保護猫。生活保護でパチンコを打っているパチンコ依存症。いい人だが健常なのに生活保護受けていて働こうとしない。
「今日は帰ろうか?」
「気分変えて他のジャンル売ったら?」
まあ、見てみるか。
「保護猫さんはなに打つの?」
「私は、保護費全部使ったからデータ見るだけ。来月の頭に保護費出るからその時、海を打つよ。」
まじでこの人、終わってるわ。歳も40歳くらいやろ。働かんのか?そう思いつつ、台を見て回った。009 ダンバイン シンフォギア 海 いいのはあるが釘も渋いし、朝からまったく当たってない。こういう、ゴミ台に突っ込んでも金がなくなるだけの言うのはパチンカスの防衛本能なのだろう。
その後、パチ猫はスロ猫と合流した。
「今日は、あかんわ。全然でん」
「今日は、夕方から仕事だから帰るわ。」
私はスロ猫と別れて一旦、家に帰った。前の晩に買った半額弁当を食べたあと、仕事に向かう。
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