偽聖女
王都までは馬車で1日かかった。
「お、見えてきたの。あれが王都か」
「あぁ、あれが王都ブリンガムだ」
わしらは検問の列にならんでいた。
「まだかのぅ。時間かかるのぅ」
「まぁ王都だからな検問もそれなりに厳しいんだ」
しばらく話てるうちにようやくわしらの番になった。
「む、金髪緑眼の少女と剣士と魔導士の3人連れか」
「あぁ、そうだが」
「ちょっと待っていろ」
「なにかしら?」
門番は奥からなにやら偉そうな奴を連れてきた。
「確かに金髪緑眼だな。…お嬢さんはひょっとして聖女様では?」
偉そうな奴はそう言った。
「確かにわしが聖女じゃ」
えっへんと胸をはる。
「なるほど。噂は本当だったのか……おい、お前たち!この者たちをとらえろ!」
「なっなんじゃと!?」
「聖女の名を騙る大罪人だ。決して逃がすな」
そしてわしらはつかまった。
わしらは城の地下牢に連行された。
「な、なんでじゃ。わしは本当に聖女なんじゃ!(大嘘)」
「あぁ…こりゃ死んだかもな…」
「あらあらまぁまぁ…」
わしらが悲観に暮れていると誰か来たようじゃった。
「あなたが聖女の名を騙った方ですか」
銀髪青目の少女だった。年のころは14,5といったところかのぅ。
「騙ってなどおらぬ。わしは聖女じゃ!(大嘘)」
「そうですか。いずれにしろ後ほど王が直々に判断なされるでしょう」
「王みずからが?」
「ええ。何せことは聖女ですから」
「?」
「ではまた後程」
そう言うと少女は去っていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます