第5話森の中

第五話

今、先生と皆さんとで森に来ています。

森の中はけっこう明るく、見晴らしが良いです。ピクニックが出来そうな感じです。

 先生

「よしここらで魔物訓練を行う。各自グループを作りなさい。」

 ことねはポツンと一人固まった。友達、作っとけば良かったです。お、おねいちゃーん!心の中で姉に助けを呼びます。

 心の声が聞こえていたのでしょうか?翔也さんが近づいて来ました。

 翔也

「ことねさん俺とグループ組む?」

 ことねは天の助けの様に聞こえすぐ応えた。

「よろしくお願いします!」

 かよは嫉妬した様子でことねに近づくと言った。

「うちも入って、ええわな?」

 ことねはどんどん人が増えて嬉しくなり言った。

「もちろんです!ぼっちは嫌です!」

 だいち

「おい陰キャ、どけ。翔也俺と組もうぜ!」

 翔也

「ごめん、もうことねさんと組んじゃったから他を当たってくれ。」

 だいち

「嘘だろ!普通俺と組むはずじゃないか!ちっ、陰キャ俺もグループ入れろ!」

 ことねはちょっと嫌だったが断りきれず受け入れた。

「え〜、、、はい。」

 先生

「うん、だいたいグループが決まったな。よし!各自あまり遠くに行かずスライム以外は狩らないように!解散!」


 翔也

「ことねさん、じゃあスライムをまず探そう。」

 ことね

「そうですね。」

 だいち

「全然つまんね〜。もっと森の奥に行こうぜ。」

 翔也

「先生がスライム以外は狩らないように言っていただろう?もう忘れたのか、だいち。」

 だいち

「忘れてねーよ。ラットとかぐらい狩っても良いと思って言ったんだよ。」

 かよ

「うち魔力量に自信あるし、回復の練習のええ機会やわ!」

 ことね

「わ、私はスライムで充分満足です。」

 かよ

「ことねちゃん、、ほんま見た目通りやな。」

 ことね

「お姉ちゃんにも言われます。」

 だいち

「まぁ、俺が居るからまとめて守ってやるよ!なんせ俺は最強の勇者になる男だからな!」

 ことね

「え〜!皆さん行くんですか?辞めときましょうよ〜!泣」

 翔也

「だいちは言うこと聞かないんだ、大丈夫そんなに奥には行かないよ。さぁ、行こう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

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