第12話 初配信 エリス・サーディ
さてと、次は藍田さんか。
着々と俺の出番が近付いてるんだよなぁ。
あ、配信はじまる。
『皆様ごきげんよう。アイプロダクション9期生エリス・サーディと申しますわ〜』
・おぉ、お嬢様
・なんかフワフワしてる
・美しい……
『ふふふ、お褒めに預かり光栄ですわ〜。では自己紹介から……』
おぉ、お嬢様設定なのか。中々様になってるな。
『名前はエリス・サーディ、サーディ公爵家の
一人娘ですの〜。得意なことは〜そうですわね……絵を描くこと、でしょうか〜』
・公爵家なのか
・配信者になった経緯が気になる
『経緯?経緯は“ただやってみたかったから”ですわ〜』
かっけぇ。
『さて次にいきましょ〜次は各種タグや挨拶ですわね〜』
・どんなのだろ
・ある2人が脳裏をよぎる……
『では発表、と言いたいところなのですけれど……その……考えてなかったというか……なんというか……』
・草
・あらあら
・しょんぼり顔も美しい……
『考え次第ツイ○ターで発表しますわ……』
全員マネージャーから「考えて下さい」って言われたの1週間前くらいだと思うんだけどなぁ。
『あ、そうですわ!私の尊敬するVTuberのお話をしましょう!』
・おい、まさか
・まさか……?
『それは勿論御坂晴真様ですわ!』
・予測可能回避不可避
・知 っ て た
・もうわざとだろ
『卓越したトークセンスにキレのあるダンス、いつまでも聞いていたい美声、どれをとってもパーフェクトですの〜!』
なんかここまで褒められると本当に俺の事を言っているのか疑わしくなるな……。
『御坂様に憧れてVTuberをやってみたい!って思いましたの〜』
・なるへそ
・美しい
[神宮寺彩]分かる!!
[東雲空海]同意ですね
[梵美歌吏]私も……
・9期生集合してる
なんか凄いことになってるなぁ。
『あ、そろそろお時間ですわね。最後は四ノ宮様ですわ〜。それでは〜』
・おつ
・もう最後か……
・長いようで短かった
遂に俺の出番か……。
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