ダンジョンカード
さて、これで探索者としての登録が終わった。
最後に探索者の身分証としてダンジョンカードなる一枚の金属カードを受け取った。
これ一枚で身分証としてもキャッシュカードとしても使える優れものらしい。ダンジョンでの売却金はこのカードに入金されるという。しかも、カード自体が本人の魔力以外に反応しないので不正利用は出来ない優れものらしい。代わりにネットでは使えない欠点もあるが。
そして、このカード。探索者の魔石売却量によってランクアップするのだ。
俺は白のカードを貰った。
バベルの塔にはこのカードのランクによっては利用できない施設があるようなので、そういった面でも頑張らなければならない。
『私のはないのー? ねーねー』
さあて、これでダンジョンに入れるわけだ。
バベルの塔はダンジョンを囲むように建てられているので、基本的に何処からでもダンジョンへ入ることが出来る。
近場の入口から早速、ダンジョンへ向かうとする。
先程の登録の時とおなじ、ダンジョンは相変わらず底が見えない。深い海の上に立っている気分だ。
問題ないとは分かっているが、ここに飛び込むのに慣れるには時間がかかりそうだ。
『んー、入んないの?』
いざ、参らん。
一瞬の浮遊感。
直後、スタッと着地する。
周りを見回す。第一層はほとんど危険がないとは聞いているが、一応の警戒心は持っておきたい。
三百六十度、見事なまでの荒野が広がっている。視界を遮るものはなく、草一本も生えてない。
ちらほらと人影が見える。少し遠くにいるだけで、関わることはないだろう。
ソウルブックの検証には丁度よさそうではある。
まずは《降霊》の方から。
使い方は何となく分かる。
「《
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