第12話

クラスで教壇に立つ彼は、たまに男子生徒をからかったり、みんなを笑わせたり、意地の悪いことを言ってブーイングを受けていたり、それはそれは“良い先生”



放課後になって私の前に座る彼は、さっきの彼がまるで嘘のように途端に寡黙になる。

私といる彼はいつも緊張感をまとっていた。


でもそれもここ最近になってまた変わった。


私が話しかけると、幸せそうな顔をする。

緊張感は、穏やかな空間に変わっていた。

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