Pilz列伝 主人公のつもりで生きてきたけど「ヴァイオリン弾いてたらヨーロッパで日本語が出来る金髪碧眼美女に好かれた件」という世界線のモブべーシストだった件1〜伝説のバンドC∠AP結成前後〜

C∠AP

第01話 理不尽1

思えば小さい頃から変わり者だったからコミュニティーに馴染めなかった


心寄せる場所を探してた〜/Glay(HOWEVER)



チビでガリだったからイジメられてたし

まぁ友達もいたから守ってもらえとったけど


小学校に上がって、勉強は人よりできたから正にガリ勉の俺




小4で剣道を始め(させられ)た


そうだ

強くなろう



…強くなりませんでした


何故か同級生のスポーツ万能の奴とか身長一番高い奴が剣道を小一からしてて勝てるわけもない俺




中学校に上がって、さらに勉強しかなかった

でも学年で三位とったときに親にあんまりほめてもらえんくてやる気失せた

ほめて欲しかったのに…

親は俺をやりたいように育てたいだけだった

ガノタが入っていた俺は同じような仲間と共に独自の文化に花さかせていた

心寄せる場所を探してた〜/Glay(HOWEVER)



剣道続けてたけど例の同級生ら4人もそのまま持ち上げで団体戦5人の中俺だけ弱くて県内で黄金世代と言われたり言われなかったりした俺らは俺のせいで全国に羽ばたくことはなかった

最高成績は団体戦県内準優勝


みんな…ごめんな

違った意味でキーパーソンだった俺でした


勉強やる気失せた俺だったけど貯金と才能はあったみたいで市内頭良い五校と呼ばれるすごいんだかすごくないんだかわからないモノの一校に推薦入試で合格



すごいんだかすごくないんだかわからない高校に入学して中学校よりはレベルが一定だったし進学校だったからテンションは高かった


ようやく俺もみんなに馴染める



…馴染めなかった


心寄せる場所を探してた〜/Glay(HOWEVER)





でも部活

同級生4人にシバかれた俺は弱かったけどなかなかに根性はあるはずだ

進学校の生ぬるい剣道部などわけない



ようやく俺も人並みに部活というものをエンジョイできる



ヘブシ


(゚&゚)


ドゥフ


(゚&゚)


…エンジョイできなかった


そう

そこには「鬼」がいたのです



「仲間と共に勉学に励み、文武両道を目指しながら彼女を作ってバラ色の高校生活を送る」


という俺の入学の誓いはもろくも崩れ去り


バラ色どころ灰色のかいばらみちを歩み出すことになるのです

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