闇猫姫

額田兼続@KKG&FNW所属

序章

プロローグ1

「ルナさーん、こっちおーいで!」

「待てーーー!!!リリアン、ルーカスー!!!」

私は、ルナ。リューマリ帝国の皇女。10歳です。

幼馴染のリリアンとルーカスと、宮廷近くの公園で鬼ごっこをしているのだ。

リューマリ帝国に住んでいるのは猫獣人。猫耳と尻尾が生えている人種。

リリアンはスコティッシュフォールドで、ルーカスは雑種の猫。

私は皇族にのみ受け継がれる「宝石の猫」。

凄いでしょう(ドヤ)

「ルーカス、捕まえた!」

「くっそぉ……おいルナ!魔法使うなよ!」

「へいへいごめんなさーい」


「ルナ様」

「あ、オリバー。どうしたの?」

オリバーは私の執事。詳しい出自は知らないけど、私より数歳年上。

「アンナ様がお呼びです。遊んでいる所申し訳ないのですが、戻られた方が良いかと…」

アンナ様は私の母で、現王妃。

私には厳しいから、正直言って嫌い。

んー…でも、この時間に、私を?何で?

「オリバー。王妃様は何故私を呼んだの?」

「さあ。私も詳細は聞かされていませんので……」

「そっか…じゃあいいや。戻ろう。リリアン、ルーカス、またねー」

「うん。またねー」

「じゃあなー」

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