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  • よく考えたら、トゥーロンの話に、コメント入れ忘れていました。

    そちらも併せて、

    野望を持つ、ということの引き換えた内容は、

    なんだったのか?を感じざるを得ないですね。


    ある意味、美人局の道具と化した、

    将来の皇妃、でした。


    蛇足
    私がカクヨムで読んだ1,000作目です!
    有難うございます。

    作者からの返信

    まずはトゥーロンの話へのレビュー、ありがとうございました。
    描いたのは、誰の絵図なのか――そう言いたくなるようなラストを目指したので、これが嬉しかったです。
    ナブリオーネが誰かのためではなく、おのれのために、そして誰かに画を描かせる立場になっていく……みたいな^^;

    そしてこちらのジョゼフィーヌの話へのレビュー、ありがとうございます。
    この時代のフランスは、男も女も、野心溢れる人たちが目立っています。
    ジョゼフィーヌは女の方の、最たる人だと思います。
    ある意味、自分の野心に忠実だったかと^^;
    一方のナポレオンは、そういう女を愛し、愛したけれど、野心に忠実なために、その愛すら利用して――やはり野望の方が上だったんでしょう。

    最後に、拙作へのコメント、ありがとうございます。
    ナポレオンがそこまで野心を燃やし、戦いを重ねていった結果得たもの。
    ジョゼフィーヌはある意味、お似合いの女性だったかと思います。
    それでも、結婚までしていたから、やはり愛していたんだろうなとは思いますが、その結婚は果たして、彼の戦いに見合うものだったんだろうか……と思ってしまいます^^;

    また、1,000作目ですか!
    随分、お読みになりましたね!
    その記念すべき1,000作目になれて、嬉しい限りです^^;

    こちらこそ、ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    すげぇな、結果的枕営業で国盗り!!Σ(゚д゚lll)
    しかも、ホントに結果的だよ!
    いやいや、結果良ければ……なのか?
    なんでしょうね。
    散々やらかして、しかししのぎ切った稀有の例、と言いましょうか。
    ローズさんがお城でバラを育てながら余生を送ったと言う、冒頭の激しい立ち上がりとは裏腹の穏やかな結末に、少しほっこりしました(^^)

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    枕営業(笑)
    ローズは男遊びというか、恋をしていただけなんですが……^^;
    でもこの一助があったおかげで、クーデターはうまくいったと伝えられています。
    そしてこの時を境に、ローズとナポレオンの心境が変化し、ナポレオンはローズに冷めていきますが、ローズはナポレオンに尽くすようになっていきます。
    ……何とも皮肉なものです^^;
    それでも、ローズはマルメゾンに隠棲するようになり、動植物に囲まれて過ごした、というあたりに、たしかにほっこりを感じます。

    ありがとうございました!

  • 拝読致しました。
    いやすごいなジョジェフィーヌさんΣ(O_O;)
    こいだけ子供がいて、それで浮気して、なおナポレオンさんを繋ぎ留めている。
    どんだけの美魔女だったんだろうΣ(゚д゚lll)
    浮気のために旦那に内緒でお城を買っちゃうなんて、豪気ですよねぇ。
    小説に登場させたら、リアリティがないと言って逆に胡散臭くなるレベルかも?
    しかしその魅魔力が通じないフーシェさんには、便利な人に見えるんだろうなぁ。

    作者からの返信

    実際に魔女だと思います。
    投獄中も獄中結婚まがいのことをしているし……子持ちなのに^^;
    ナポレオンも、これはもう惚れた弱みですね。
    それでいて軍事的才能があるから、遠征に行かされるから、もう妻のことが……気が気でない(笑)

    ジョゼフィーヌはジョゼフィーヌで、夫がいないことをいいことに、やりたい放題。
    ホントに、漫画とか小説に出したら、たしかに胡散臭い人です^^;
    でもついに清算の時が来ました。
    心の隙間をお埋めしますとは言いませんが、警察卿が何か思いついたみたいです。
    史実だと、カモだと思われていたんだろうなぁ(遠い目

    ありがとうございました。

  • そう来たか、と膝を打ちました……! 知略に長けた二人のやり取りが、とっても格好良かったです。直接的な言葉がなくとも、含意を汲み取れるナポレオンのような切れ者だからこそ、薔薇色の人生への階段を駆け上がっていけたのだろうなとも思いました。
    穏やかなラストも素敵で、情景が目に浮かぶようでした。拝読できて、よかったです!

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    ローズのこれまでの銃と薔薇の日々ならぬ(笑)、酒とバラの日々が逆に効果を発揮するという展開でした。
    フーシェがこの辺で何かした、というのは伝えられていないですが、このあとフーシェはローズから何かと情報を得ていたらしいので、おそらく暗躍したんだろうなと思って、こんなお話にしました^^;
    史実のローズは恋多き女でしたが、子どもたちからは慕われていたので、その辺が彼女を救ったんだろうなと思います。
    実際、息子のウジェーヌがナポレオンに哀訴したおかげだとも言われていますし。

    さて、切れ者のナポレオン、このあとから皇帝への道を歩み、薔薇色の人生を手にしてます。
    一方のローズは、これまでの多情が嘘のように、植物や動物に囲まれる人生を選びました。
    ナポレオンはやがて凋落して島流しになってしまいますが、ローズはそんなナポレオンにお金を送っています。
    おそらく、ローズが得た穏やかな人生が、そのような優しさをもたらしたかと思います。

    ありがとうございました。

  • ラスト、熱い展開ですね……! ローズのこれまでの行いと、城の購入にかかった莫大な費用から、この状況を覆すのはかなりの難易度だと思います。その計画とは何なのか、ドキドキしながら先へ進みます!

    作者からの返信

    いちおう、「警察」卿なんで、フーシェは私の中では探偵役です^^;
    史実では散弾砲ぶっ放したり、悪辣な陰謀をしかけたりとはっちゃけた人ですが、拙作においては、まあこういう人ということで……。

    ローズの「詰み」の状況。
    信じがたいことに、史実ではローズさんがここからチェス盤を引っくり返します。
    やっぱり英雄の相手になる人は凄いな、と思いました^^;

    ありがとうございました!

  • な、なるほど……! 
    僕の頭の中で関係図がつながりました。そういう策か……フーシェ恐るべし! 
    あの時期のフランスは革命に次ぐ革命でしたからね。不安定に乗じた、か。
    面白かったです!

    ではではノシ

    作者からの返信

    フーシェ自身も生き残りをかけていたんです。
    だから、シエイエスとナポレオンのクーデターを成功させる方法を模索していたら、何とナポレオンの妻が不貞と浪費がバレて右往左往していた、と(笑)
    しかしフーシェの恐ろしいところは、この後もジョゼフィーヌを情報源として活用し、ナポレオン帝国を狡猾に生き抜いているという^^;
    ……まあ、ジョゼフィーヌもジョゼフィーヌで、フーシェからお金をもらっていたみたいなんで、ただでは転ばない、したたかな女性です。

    そしてレビュー、ありがとうございます。
    妻の浮気……いきなり拙作の肝をえぐったセンテンス、さすがです^^;
    ナポレオンも惚れた弱みで、ジョゼフィーヌの言うことやることをハイハイと聞いていたんでしょうね……最初は。
    しかしナポレオンが台頭するにしたがって……という流れを自然に取り上げているところも凄い。
    あと、NTRじゃない(笑)
    これはまさにそのとおりですね^^;
    ジョゼフィーヌからすると、ナポレオンもひとりのオトコだったわけですから。
    そんなジョゼフィーヌを赦すか、赦さないか。
    そういう惹きをまた最後に持ってくるところがさすがです!

    ありがとうございました!

  • おお、ここに来てまた悪そうな男が……!
    フーシェ、痩せ男かつ狡猾、何だかダークヒーローな感じします(ヒーローって言っていいのかはさておき)。
    どんな策を講じるのだろう……!

    作者からの返信

    いちおう、警察卿なんで、たまに推理とかもさせてるんですけどね(笑)
    そうです、痩せぎすフーシェは狡猾なダークヒーロー(?)です。
    この時代を描く時、警察卿という立場で、かつ、革命期を生き抜き最後は隠居という人なんで、重宝してます。
    さてそんな狡猾な男が、何を企むか。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!

  • ジョゼフィーヌってこういう女性だったんだ! と驚きながら読みました。世界史で触れた時はナポレオンにしか焦点が当たらなかったからなぁ。
    自由奔放が過ぎますね。どんな展開になるのやら。

    作者からの返信

    この時代のフランスの、名のある女性って、みんな一癖も二癖もあって……田舎から出て来て、革命家を一突きで殺す少女(シャルロット・コルデー)とかいるし……。
    マリーアントワネットなんて、非常にまともな方です。

    ジョゼフィーヌは歴史の教科書的には、あんまり表に出ない人なんで(インパクトはあるんですが……)、どうしたって皇帝ナポレオンに耳目が集まります。
    でも、歴史って、教科書に出ない方が面白いと田中芳樹先生という人が言ってますので、ジョゼフィーヌも面白いんです。
    ……奔放なんですけどね^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    ジョゼフィーヌさん、不倫の場として城を買う豪儀さがスゴイ。(^^;)
    改革の雄の奥さんがこの放蕩っぷり、それであれだけの成功を収められたナポレオンの凄さが分かるようです。
    ここまで豪快に、開けっぴろげに夫を裏切っておいて(なお本人にその認識があるかは?)、バレたらひたすら泣き落としかぁ(^^;)
    頼られちゃったフーシェさん、さてその秘策は……?

    作者からの返信

    ジョゼフィーヌ「夫はエジプトにおるから、バレへんバレへん」
    パリっ子たち「バレとるがな」
    ……てな感じで、知らぬはおのればかりなり、というか何というか^^;
    まあ、史実のジョゼフィーヌは、いざとなったらバラスあたりに頼ればいーやと考えていたんでしょう。

    あと、泣き落としも史実だったりします。
    手紙の上でですけど^^;
    ナポレオンも惚れた弱みだったんでしょう……。
    まあ、ナポレオンは惚れているからいいけど(いいのか)、フーシェとしては「知るか」と言いたいところでしょう(笑)
    果たしてフーシェ、いったいどんな切り返しをしてくるのか。

    ありがとうございました。

  • こんにちは。
    青切です。
    把握済みだったらすみません。

    「マルメゾンのばら」ですが、カクヨムコンテスト10[短編]の『エッセイ・ノンフィクション』部門の76位になまえがありました。

    カクヨム側のミスか、なにか操作をまちがえられたのかなと思い、コメント差し上げました。
    私も楽しく拝読しましたが、エッセイではないように思うので、あれ、なんだろうと順位を見て思いました。
    ではでは。

    作者からの返信

    すみません、ご指摘ありがとうございます。
    まったくの操作ミスです。
    面目ありません。
    小説自体のジャンルは間違えないようにしたのですが、部門を間違えていたとは。
    部門設定自体は、コメントをいただいた時点でさせていただきました。
    お返事が遅れて、申し訳ございません。

    いつもこうしてアドバイスをいただき、本当にありがたい限りです。
    そして、拙作をお楽しみいただけたようで、何よりです^^;

    ありがとうございました!

  • どうやってことを収めるのかとドキドキしましたが、妻の人脈(要は愛人!)は使えますよ、離縁したら勿体ないですよ、というフーシェの方法に舌を巻きました。
    ジョセフィーヌの人となりをよく知らなかったので、それも勉強になりました。
    歴史っておもしろいですね。

    作者からの返信

    ジョゼフィーヌがクーデターに一役買ったと伝えられており、そしてまた、フーシェが暗躍していたとも伝わっていたので、両者をミックスしてみました(笑)
    ジョゼフィーヌは、恋多き女で、奔放だったらしいです。
    いかにも革命期のフランスらしい人ですが、このクーデターのあたりから、ナポレオンに対して尽くすようになったようです。
    その辺のバックグランドも、こういうことじゃないかと想像してみました^^;

    歴史って、たしかに面白いです。
    そこにいた人たちの心や行動が、そうさせるじゃないかな、と思います^^;

    ありがとうございました!

  • ナポレオンもローズもすごい!

    ローズの相手がナポレオンの力になったとは!

    フーシェの交渉術もすさまじい!

    おもしろかったです(´▽`)

    作者からの返信

    ナポレオンもローズも、一筋縄ではいかない人です^^;
    この時のローズの「人脈」を使うあたりが、確かに凄い!
    その「人脈」を料理しちゃうフーシェも、相当したたかですね^^;

    ありがとうございました!

  • 妻の人脈、薔薇色の人脈!!!
    さすが!(誰が?)ローズの波乱の生き様に乾杯!

    今回も本当に面白かったです!

    作者からの返信

    ローズがクーデターに一役買ったのは史実なので、それはこういうことなんじゃないのかな、と思ったんです。
    まあ、こういう「手柄」がないと、あのナポレオンは赦さなかったでしょう。
    あと、オルタンス(とウジェーヌ)が涙ながらにナポレオンに哀訴した結果のようです(拙作とはちがいますが……^^;)。

    レビューありがとうございます!
    しかも、まさかのフランス語!
    外国語のレビューって憧れてたので、それが拙作となると、大変嬉しいです。
    行くところまで行け、死ぬべきところで死ね。
    うん、まさにローズの人生をあらわしております^^;
    ナポレオンにとってもそのとおりでしょう。
    頂点まで達し、そしてそこから落ちていった、彼の「薔薇色」の人生という意味でも。

    ありがとうございました!

  • フーシェ……関わりたくない人ですが……内心うっきうきで、悪巧み……もとい、計略を練っていそうですよね。笑

    作者からの返信

    フーシェはこの時、総裁政府側です。
    でもフーシェなんで(笑)、当然ながら裏切ります。
    しれっとシエイエスと手を組んでおりまして、そのシエイエスと、誰を仲間に引き入れるか考えていたんでしょう。

    そこへローズという、ボナパルト夫人からエマージェンシー。
    鴨ネギと思われたんじゃないでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • でた! ローズ! 薔薇色の美女!
    (たぶんナポレオンファンの人は、舐めとんか!?そんなことばっかしてたような?

    さて、この薔薇の行く末は? 楽しみです。

    作者からの返信

    ローズ、恋多き女。
    イッポリットだけじゃなくて、他の男とも関係を結んでいるところが、ホント凄いなと思います。
    その辺がバラスから「もういいや」と思われた理由なんじゃないかと……^^;

    ナポレオンからすると怒り心頭&新聞で炎上で、超ナポレオンになっているかもしれません。
    ローズさん、どうやって誤魔化……じゃない、火消しするつもりなんでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • フーシェさん、恐ろしい頭脳……。
    奥さんが浮気三昧だったのを逆手にとり、人脈として駆使するとか、悪辣というか、人間を駒としか見てないんでしょうね。
    ナポレオンが感情(激情)を呑み込めば、ほかの男たちには負債にしかならない関係ですからね……。
    大変興味深く読ませていただきました。
    毎度面白い作品をありがとうございます。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    フーシェがジョゼフィーヌを買収して「情報源」に使ったのは史実なので、これぐらいはするだろう、と思いまして^^;
    ジョゼフィーヌがブリュメールのクーデターに一役買ったのも史実なので、それらをミックスさせてみました。

    ナポレオン、このあたりからジョゼフィーヌに冷めていきます。
    それはここで、怒りを呑み込んだことがキッカケなのかもしれません……。

    いつも読んでいただき、深い感謝です^^;
    こちらこそ、ありがとうございました!

  • 悪女よ、悪女。悪女大好きです。
    しかし、この悪女、さんざなコトしておいて、助けて〜とは悪女の風上にも置けませんね(?)

    作者からの返信

    悪女には違いありません(笑)
    でも何というか、あまり何も考えていないというか、目の前の享楽から逃げられない節があって、「あ、ヤバい」と頭を下げることにしたようです。
    でも一回誤魔化しているから、今回も……と思っているのかも^^;

    ありがとうございました。

  • シエイエスではアクが足りないような気がします。
    ナポレオンには敵わないでしょうね。

    ジョゼフィーヌさんは、この後はナポレオンとよりを戻すのが面白い。
    やっぱり権力の階段を駆け登る男は魅力的だったんでしょうかね。
    その後の人生はナポレオンとの間に子供がいればまた変わったんでしょうが。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    シエイエスは何というか、「革命のモグラ」って言われて、ロベスピエールからも隠れてやり過ごしたという男ですから、ナポレオン相手には力不足ですね。

    ジョゼフィーヌはこのあたりから、人が変わったようにナポレオンに尽くすようになっています。
    おっしゃるとおり、覇道を行く男に惹かれたんでしょう。
    でも逆に、ナポレオンはこのあたりからジョゼフィーヌに対して冷めていってしまうという……。
    連れ子のウジェーヌとオルタンスを大事にしているし、たしかに二人の間の子がいれば、運命は変わったかもしれません。

    ありがとうございました。

    編集済
  •  こんばんは、御作を読みました。
     なんというか、ローズさんのやらかしが、一周回ってナポさんが覇権をとるきっかけになっているのが吹きました。
     フーシェさんがいないと、こうはならないだろうけどΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
     面白かったです。

    作者からの返信

    実際は、ナポレオン怒髪天にヤバいヤバいとローズさんが焦り、そうだクーデターを支援しようとコネを使いまくった結果だと思います^^;
    でもローズさんにこういう政治的テクニックはあんまり無さそうだなぁと思ったのですが、その時、私の脳内に警察卿がひょいと出て来ました(笑)

    ありがとうございました。

  •  今回のお題は「薔薇色」。薔薇といえば気高く咲いて美しく散るあの時代を思い出しますが、その後の時代でしたか。
     レビューにも書きましたが、クーデターを成功させるためには「王様を倒した後」が重要で、そのためには権力の要所を抑えるだけの社交性が必要なんですよね……その点、軍事にしか興味の無いナポレオンを、ジョゼフィーヌの社交性でカバーしたというのは理想的なクーデターの成功例かもしれません。ジョゼフィーヌの「社交」の動機が不倫の贖罪、というのはご愛敬ですが。

    作者からの返信

    最近、映画をやるみたいですよね。
    薔薇がうつくしく散るあの漫画、好きでした。
    母が好きだったので、読ませてもらったのが懐かしいです。
    ……でも私が好きになったのは、ジョゼフ・フーシェという陰気な警察卿です(笑)
    実は今までもフーシェを狂言回しにした話を書いておりまして、その辺の資料が使えると思って、こういうお話にしました。

    ナポレオンは軍人としては天才でしたが、政治家としてはどうかというところでした、この時点では。
    そこをジョゼフィーヌのコネでカバーし、うまく立ち回った結果が、ブリュメールのクーデターだと思います。
    でもそのコネが浮気のおかげというのが……^^;

    そして、レビューありがとうございます!
    ラヴィアンローズ、薔薇色の人生という歌い文句にやられたと思いました^^;
    その手があったかと今さら後悔しています(笑)
    クーデターを成功させる方法は、事後処理をきちんとやること。
    まさにそのとおりだと思います。
    この時のフランスは政情不安で、なかなか安定した政権が生まれませんでしたが、ナポレオンはそこをうまく立ち回って皇帝にまで至ります。
    その至った理由が、政権奪取後の地固めをキチッとやれたからだと思います。
    その地固めは、ローズがいたからこそ――だから、戴冠式の時にローズに冠をかぶせてあげたんじゃないかなぁと想像します。
    また、ナポレオンとローズの「その後」について述べていただき、ありがたい限りです^^;
    歴史の授業でどうなるかは知られているんですけど、お話としては、そこまで書いちゃうと何だしなぁと思って、割愛させていただいた部分なので。
    まさに、薔薇が去ると共に、ナポレオンの運命から薔薇色が失われたのでしょう……。

    ありがとうございました。

  • ナポレオンの妻に関しては全然知らなかったので面白かったです。
    政治的なやり取りを描くのが相変わらずうまいなあと思いました。

    作者からの返信

    ナポレオンの奥さんは、けっこうモテモテで、ナポレオンもよく結婚できたなと思います。
    しかし結婚できたのはいいものの、モテモテなのは変わらなかったという……^^;
    フーシェがそのあたりにつけこんだのは史実で、いつか書いてみたいと思っていたのです。

    また、レビューありがとうございます!
    まさに恋愛の天才ですね、ジョゼフィーヌ。
    そこを強調していただいて嬉しいです。
    そんな彼女の恋愛のツケが、回り回って政治に「活用」されてしまうという、ちょっとブラックなお話ですが、そのあたりを評価いただいて、ありがたい限りです。
    ……ナポレオンの末路はたしかにアレですね^^;
    あんまり描くとアレなので、範囲外とさせていただきました^^;

    ありがとうございました。

    編集済
  • フーシェの手を借りるのは高くつきそうだけどなあ。

    16の子供がいるのにジョゼフィーヌさんときたら浮気しまくっていて、凄いですよね。

    作者からの返信

    実際、ジョゼフィーヌはフーシェに頭が上がらなかったみたいですので、その辺を想像してみました^^;

    ジョゼフィーヌさん、長男のウジェーヌなんて、さらに年上で軍人に就職しているのに、浮気しまくってます。
    子どもたちからすると「あーあ」とか思われていたんじゃあ……^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     まあ、良くも悪くもナポさんにお似合いの奥さんだったんだろうなあ(^◇^;)
     それにしてもフーシェさん、ナポさんがエジプトで戦死するとか、敗北して失脚するとかあんまり考えてないのかな。
     興味深く面白かったです。

    作者からの返信

    まあ、じゃあナポレオンは妻に対して忠実だったかというとそうじゃないし……^^;
    フーシェさんは、ナポレオン以外にも何人か「候補」を見つくろっていたと思います。
    この時点でパリに戻って来て戦うことが可能なら、誰でも良かったんでしょうけど、それをナポレオンがやってのけた結果、彼を採用したんでしょう^^;

    ありがとうございました。

  • フーシェ、何を企んでいるんでしょう。
    まあ、フーシェはジョゼフィーヌを強請っていたといいますからね。

    作者からの返信

    フーシェは確かにジョゼフィーヌすらも「情報源」として、強請っておりました。
    フーシェとジョゼフィーヌ、このふたりの関係性がどんなものなのか……ちょっと想像してみたお話です^^;

    ありがとうございました。

  • 彼女は得意の手練手管でナポレオンを籠絡することに成功してしまう。

    ローズおそるべし!

    惚れた弱みか!

    これからどうなるのでしょう?

    気になります!

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    「浮気? 何のこと?」と言ってごまかしたのかもしれません^^;
    まあナポレオンも、おっしゃるとおり、惚れた弱みで何も言えなくなったのかもしれません。
    でもローズが浮気をやめることもなく……^^;

    ありがとうございました。

  • 女性は強い!

    ローズはすごい女のひとだったのですね!

    ナポレオンに感情移入してしまっている自分もいますが!

    作者からの返信

    この頃、この国の女の人って、結構凄い人は多いです。
    そんな中、ローズは一、二を争う人です。
    ……この時点においては、ナポレオンは被害者です。
    せっかく結婚したのに、この態度は無いと思います^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     エジプトに追いやられるなんて、ナポさんの落日は近い。
     と思わせて……。
     いや、ほんと、足元からやられてるし、大ピンチだなあと改めて思わされました。
     どう描かれるのか楽しみです。面白かったです。
     

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    エジプト遠征なんて、よく思いついたなと思います。
    惜しむらくは海軍力が今ひとつだったので、それを十二分に生かしたネルソンにしてやられたことですかね……^^;
    おまけにジョゼフィーヌのせいで大恥かいちゃうし、ホント、四面楚歌です。
    これから、どうするんでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • ナポレオンにしてみれば赤っ恥ですよね。
    こんな手紙を晒されたら。

    この時期のジョセフィーヌは刺されても仕方ないと思います。

    作者からの返信

    何でよりによってネルソンに取られちゃうかな、と思います。
    制海権が無いのはわかりきっていたのに……^^;

    ジョゼフィーヌとしては、情人がいること「込み」で結婚したんだろ、何言ってるんだと思っていたのかも。
    でもナポレオンは、あのかーちゃんを見て育ったから、結婚すればおのれ一筋になると思っていたんだろうなぁ。

    ありがとうございました。