第3話
眩しくて俺は思わず目を閉じた。
そして再び目を開けると、眼の前に少年の蝋人形のようなものが浮いていた。
そしてまた脳内にアナウンスが流れた
『アバター設定をしてください。』
そう言われたから俺はもともと考えてあった姿を想像した。
顔は今の自分を少し美化したやつで髪の毛は黒。
瞳の色も黒にした。
どうやら服装は色しか変更することができないようで、村人が来ていそうな質素な服ではじめは統一されているらしい。
服は特に弄ることなく俺はアバター設定を終了した。
『アバターを保存します。』
『アバターとのリンクを開始。成功しました。』
すると目の前の人形が消え、俺の服が質素なものになった。
どうやらすでに俺の見た目にアバターが適応されたらしい。
手を握って開いてと繰り返し問題なく動くことを確認し、俺はチュートリアルへと進んだ。
ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^ー^
チュートリアルではインベントリの使い方や主なスキルの講習のようなことをした。
結構複雑なものもあり終わったときにはげっそりしていただろう。気分としては三時間連続数学のテストをやらされたみたいだ。
そして俺はチュートリアルを終え、ゲームを始めようとした。
すると
『あなたに招待が届いています。受諾しますか?』
とアナウンスが流れた。
「招待?誰から?なんのために?」
聞いてみてもアナウンスは答えてくれない。
わかんないけど行ってみようということで俺はその招待を受諾した。
すると
『招待が受諾されました。転移を開始します。』
と言った直後、俺の体が光の粒子となって崩れ始めた。
「ん?え?はぁぁ⁉なんでなんで!?」
俺はパニクった。何もしてないのに体崩れ去る。こんな恐怖を今まで味わったことがあっただろうか。
頼む崩壊よ止まってくれ頼むと俺は懇願した。
だがそんな願いも虚しく俺は完全に粒子となって散った。
目が覚めると俺は横になっていた。
慌てて立ち上がって周りを見渡すと少し離れたところに三人の人が話しているのが見えた。
ここがどこか知っているかもしれないと思った俺はその三人に近づいた。
「あのぅ、、、」
声を掛けると三人が振り返った。
一人は金髪で顔の整った西洋系のイケメン男性
一人は黒髪長髪で着物のようなものを着ている麗しい女性
最後の一人は金髪長髪で甲冑姿をしている女性だった
『あぁ、目が覚めたようだね。』
『ごめんね〜急にこっちにつれてきちゃって〜』
『驚かせてごめんな?』
言い方からきっと俺をここにつれてきたのはこの三人なのだろうと感じた。
「い、いや、だいじょうぶ、、、です、、、こ、っここは、、、ど、どこですか?」
しっかりコミュ障が発揮された俺は三人に問いかけた。
『その前に自己紹介をしておこう。私はゼウス』
『わたしは天照』
『おれはニケだ』
「!?」
その名前を聞いておれは目を丸くした。
全員神様じゃねーか!!!と心のなかで発狂した。
「じ、自分は、み、み、みみ、みなとで、です」
一応おれも名乗りはしたが眼の前に神がいると思うと声が震えてしまった。
『緊張しなくても大丈夫だよ。』
『そうよ〜。ただ〜あなたにお願いがあってここに呼んだの~』
『取ってくおうなんてしないんだから落ち着けよ』
と言ってくれたが言わせてもらおう。
絶対に無理だと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます