第37話 暖炉の火
「お兄様、お疲れですね」
学校から帰ると、チェリーが僕の身の回りの世話をしてくれる。
小さいのに、こうして躾をしっかりすれば、気の利く子に育つんだと思った。
僕がベッドに横になると、チェリーはうっとりした瞳で僕に寄り添う。
華奢な体の全てを僕に持たれかけて、その強烈な依存度を露わにする。
そして、僕の匂いを欲しがる。
「ああ・・・・一日頑張ったお兄様の匂いがします」
「ちょっと、チェリー擽ったいよ」
「我慢なさってください、この匂いを、私一日待っていたんですから。さ、お兄様、全部脱いでくださいな」
シャワーも浴びる前に、チェリーは求めるように僕の身体中を舐める。
「臭いよ」と言えば「それが良いんですの」と言い、あのわがままだったチェリーの面影はもはやない。
チェリーの未熟な舌先が、僕の汚い所をどんどん清めて行く。
それは、毎日の儀式のように続けられた。
今では、チェリーのそれが日課になってしまった。
初めて会った時より、本当に少しだけ胸の膨らみが増した気がするけど、それでもまだかなり小さい。
そんな未熟な乳首を使って、僕を喜ばそうと必死な彼女が健気だ。
お互いの乳首が触れ合う時、彼女は小さく「あっ」って声を挙げる。
それがまた、可愛くて仕方がない。
最後に、僕の僕自身を愛おしそうに目出ると、強めの匂いを嗅ぐ。
「・・・・はぁ、とてもいい匂い。頑張った人の匂いですわ」
「ねえ・・・・恥ずかしいよ」
「そうやって、恥ずかしがるお兄様が、可愛くて」
「なんだよ、年下のクセに」
「年下でも、感じるものは感じるんです。お兄様のここ、小鳥さんみたいで、本当に可愛い。愛おしいですわ」
そう言うと、彼女は僕のを優しく丁寧に嘗め回す。
小さな両手で、包み込むように大切に抱えると、舌先でチロチロとするもんだから、僕は少しくすぐったいみたいで、そしてちょっと物足りない。
「ねえ・・・・もう口の中に入れちゃってよ」
「まだですわ・・周りから、ちゃんとしてあげないと」
生殺しのように、彼女はその不慣れな手つきで僕のを弄ってくる。
そして、ようやく口の中にいれるけど、相変わらず少し下手で、歯が当たってちょっと痛い。
「イテテ」
「あ、ごめんなさい、私、まだ慣れなくて」
「いいよ、少しづつ覚えようね」
「はい、お兄様」
くるみやミルキーのと違って、本当に羽で撫でるような優しいケアは、本当に・・・・物足りない。
でも、愛情に満ちたその行為が、僕は案外気に入っていた。
でも、これじゃあなかなかイケないと思う。
そんな時、チェリーが意外な事を言った。
「私、もうすぐ種付けなんだそうです」
「誰がそんな事を?」
「クルミ様です」
「種付けって・・・・チェリー、それ意味解って言ってる?」
「・・・・はい」
「いいの?」
「・・仕方がありません。いくらお兄様をお慕えしても、私たちは別種、子種は私のお腹に届きません」
「でも、ちょっと早すぎない?」
「はい、姉妹では私が初めてです」
「・・・・本当に、いいの?」
「はい・・・・でも、せめて、お兄様には、種付けを見守って頂きたいのです」
「え? 僕が」
「はい。チェリーは、それで十分ですから」
その日は、イク事無くチェリーの清めは終わった。
僕たちは、暖炉の火を見ながら、ずっと二人で抱き合っていたんだ。
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