どうしたらいいんでしょう……。

あたしに出来ることがあればしてあげたいのですが

とりあえず“星”を出してみましょうか？

痛みや苦しみが少しでも治まるというなら……

お願い、“星”よーー

胸に手を添え、願った瞬間。

講堂の中に眩い光が現れました。

長谷川さん！？

昨日のこともあり、最初は長谷川さんだと思っていたのですがどうやらソレはあたしから放たれているようで……

「シンッ！！」

「これはまた……」

喜田川さんと仮面さんの声がします。

「どういうことだ……」

「おおんっ！？」

「シン……」

ええ？？

何やら注目を集めていますが、あたし何かしまし……

！！？？

光が収まり、現れたあたしの“星”はーー

ハートでした。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい