異世界では今度こそ

@kaimondouzinsikayo

第1話異世界の幕開け

 俺、堺孝介[さかいこうすけ]は混乱していた.......「どうしてだよおお!!」

 3時間前~ 

「うっしゃあ!ガチャが単発で当たるなんて今日は付いてる!」


朝は眠い,だからこそ孝介の最近の朝のルーティンは電車に揺られながらガチャを引くことだった。電車のドアが開く、今の季節は夏のためか電車の中は冷房が効いていて涼しい。


「はぁ、入学式かあ....こっから俺の青春ラブコメが待ってんだろうなあ.....でもなぁ電車登校だから走ってて女の子とぶつかるなんてことないしなあ.....いや、わざとぶつかりに行くか?」

そんなことを考えていた、その時だった。突然誰かの叫んでいる声が聞こえた

モブA「オラぁおとなしくしろ!じゃねえと包丁でぶっさすぞ!」

「ヒエッ、なんでハイジャックがいるんだよ⁉というかする意味ないだろ!」


怖い..怖すぎる......なんであんなマッチョがハイジャックなんだ、自分とおんなじ体格の弱そうなやつなら向かって行けたのに......

何をするまでもなく、全員ロープで縛られ地面に座らされてしまった。そんな時誰かの声がした。


モブA「おい!誰だ今しゃべった奴は!!」


しゃべっていたのは目の前にいた金髪のイケメンだった。

「おい、なにしゃべってんだよ!静かにしとけよ!」

そんなことを頭の中で思っていると、目の前の金髪イケメンが、縛られた手でライターに火をつけロープを燃やしていた。

「おい、馬鹿あああ!!何やってんだよお前のせいで死んだらどうしてくれるんだ!ばれたら殺されるって!」

必死に止めるも意味はなく、「俺に任せて待っていてくれ」そう言ってイケメンは突っ込んでいってしまった。数十秒後には、ハイジャックマッチョの悲惨な声だけが響いていた。


「イケメン、どうやってその体格差で勝てるんだ?」そう心の中で思っていると、

イケメンが戻ってきた、全員のロープを解き、イケメンは駅員のほうに行った。

どうやら事情を説明しに行くらしい

「ふうううう、まぁ、別にやろうと思えばできたし、うん!今回はイケメンに譲ってやったんだ。うんそうだそういうことだ」


孝介がそう思いながら電車を出ようとした瞬間、視界が真っ白になり次目を開けたとき、そこは緑が広がる森の中だった。小鳥のさえずる声、川の音、おいしい空気、 強い日光、そしてどこか神聖さを感じる雰囲気、それが悪夢の始まりだった。

「...............................................................なんで.................どうして.............................俺が転生しなくちゃならないんだああああああ!!!!!!!!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る