VRMMO

丸 チーズ

ゲーム開始まで

第1話 伝説の始まり?

「ふぅ、これで終わりか」


黒ベース部屋の中に、実家から持ってきた派手な家具などを置き終わり一人そうつぶやく引っ越しをしたから当然なのだが、慣れないものだ


「VRMMOをやるためとはいえかなりの出費だったな...

いや過去のことはもう仕方がない、今は設定に専念せねば」


十五年ほど前一般住宅の謎の地下室から見つかった研究資料と謎の設計図

その住宅が日本にあったため日本の企業が集まって研究していくとそれは

昔のようなVRではなく感覚をも同化する、フルダイブ型VR機器の設計図だった

最初期は、企業側が制作や対応するゲームを作るのに苦労していたがそれも

十年前の話だ、そして二週間後からサービスが開始する最新型VRMMO

Rast Gods Gameこれは、その地下室にあった研究資料に書かれていたゲームだ

今までのVR技術ではできなかった、AIを多用したゲームで(設定はいじれるらしいが)最近ではこの技術についての研究がされている、とまぁ長く述べたが昔はラノベなどにも書かれていたようなVRMMOのゲームってことだ


「先行プレイに当選したのはマジで奇跡だったよなぁ」


そうなのだ、俺はこの神ゲーの先行プレイの抽選に当選したのだ

この抽選は抽選の中から三名が選ばれるんだが、しかし当選した俺以外の二人は

家庭の理由で辞退、風の噂で聞いたが家族が奪い取ろうとしたとかなんとか

だから俺だけが先行プレイすることになったのだ


「まぁやってみるか」




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